iPhoneのマイクが使えないときのチェック項目や対処法まとめ

iPhoneでは、通話や動画撮影やボイスメモなどの機能が使用できます。このような機能を使用する際には、iPhoneのマイクを使用して相手に声を伝えたり、動画やボイスメモの音を録音します。また、Siri機能を使用するにあたっても、iPhoneのマイクで声を掛けなければいけません。

このように、iPhoneのマイクはさまざまな場面で活躍することができます。そのため、iPhoneも音を拾うことができないとさまざまな不便が生じてしまいます。

ここでは、iPhoneのマイクが使えない状態になってしまった場合の確認方法と、対処法について紹介をしていきます。iPhoneのマイクに不具合を感じている方は参考にしてみてください。

iPhoneのマイクが使えない？まずは確認してみよう

iPhoneのマイクが使えないと感じた際には、すぐにiPhoneのマイクが故障してしまっていると決めてしまうまえに、まずは確認をしてみましょう。原因はiPhoneのマイクが故障していることではないこともあります。

・iPhoneケースがiPhoneにあっているか
iPhoneのマイク部分をiPhoneケースなどで塞いでしまっている場合、iPhoneが音を拾わなくなってしまったり、ノイズが入ってしまうことがあります。

・マイクにゴミがたまっている
iPhoneのマイクにゴミが詰まってしまっていると、iPhoneが音を拾うことができなくなってしまうことがあります。

・iPhoneを再起動してみる
iPhoneはCPUが過労していたり不要なデータが蓄積されすぎてしまうことで、iPhoneの機能に不具合が生じてしまうことがあります。それによって一時的にiPhoneのマイクが使えない状態になってしまっていることがありますので、この場合はiPhoneを再起動してみることで解決する可能性があります。

・マイクチェック
iPhoneではSiriなどの音声によって、使用することができる機能やサービスがあります。iPhoneのマイクが使えない場合には、もちろんこの機能も正常に使用することができません。その場合、代わりに他のiPhoneの音声を使用する機能でiPhoneのマイクが故障していないか確認をすることができます。

・通話してみる
友人や家族に協力をしてもらってiPhoneで通話をしてみましょう。もし、自分のiPhoneのマイクが使えない場合は、相手に声が届くことがありません。

ボイスメモ機能でマイクの故障をチェックしてみよう

第1章で紹介したiPhoneのマイク故障の確認方法以外にも、簡単にマイクチェックをおこなうことができる方法があります。もし、iPhoneを使用しているなかでiPhoneのマイクが使えないと思った場合には、ボイスメモを使用してみましょう。

iPhoneでボイスメモを起動すると、画面下の中央に赤い丸が出てきます。この丸を押すことでiPhoneは録音をはじめますので、録音が開始したらできるだけ大きめの声で録音をしてみましょう。

録音が完了したら、再生ボタンを押して録音した音を聞いてみましょう。ここにちゃんと先ほど録音した音が入っているのであれば、iPhoneのマイクは正常に作動しているということが確認できます。

マイクが使えないときの対処法はある？

iPhoneのマイクが使えない状態になってしまっても、修理に出すまえに正しい対処をとったらマイクの不具合が解決する可能性があります。ここでは、iPhoneのマイクが使えないと思った場合にとるべき対処法について紹介をします。

・マイク部分の掃除
iPhoneのマイク部分にゴミがたまってしまっていると、iPhoneが正常に音を拾うことができなくなってしまっていることがあります。この場合には、iPhoneのマイクをキレイに掃除してあげることで解決することがあります。

・iOSを最新にアップデートする
iPhoneのiOSが最新ではないことからおこる不具合で、iPhoneのマイクが使えない状態になってしまうことがあります。この場合には、iPhoneのiOSを最新のものにアップデートしてあげることで解決することがあります。

・マイク付きイヤホンの使用
iPhoneを購入した際にもついてくる純正のイヤホンには、マイク機能がついているものがあります。もし、iPhone本体のマイク機能が故障してしまっていたとしても、マイク付きイヤホンでなら音を拾うことができる場合があります。

しかし、マイク付きイヤホンをしようしたらiPhoneのマイク機能が使用できたとしても、iPhone本体のマイクが直るわけではないので、緊急の対処法として使用することをおすすめします。

iPhoneのマイクが故障していれば修理へ

iPhoneのマイクが使えない状態になってしまうと、さまざまな不便が生じてしまうことがあります。そのためiPhoneのマイクが故障してしまった場合には、速やかにiPhoneの修理に対応している修理店に修理を依頼しましょう。iPhoneの修理は、Apple Storeや非正規のiPhone修理店で修理をおこなうことが可能です。

まず、Apple Storeについて紹介をします。Apple StoreはAppleの直営店です。そのため、Apple StoreでiPhoneを修理してもらった場合には、すべて実際にiPhoneに使用されている純正のパーツで修理をおこなってもらうことができます。また、Apple Storeでは店頭に持ち込まなくても郵送でiPhoneの修理に対応をしています。

iPhoneをApple Storeで修理してもらうためには予約が必要です。修理にかかる時間ですが、iPhoneの故障の度合いなどによっては、店頭に持ち込むと依頼したその日に修理が完了することもあります。しかし、店舗で修理ができない故障の場合には、約5営業日修理に時間がかかります。

また、Apple StoreでiPhoneを修理してもらうと、修理されて手元に返ってくる際にはiPhoneが初期化された状態になっているのです。そのため、iPhoneがバックアップをとれていなかった場合には修理前のデータは消えてしまいます。

基本的には修理に出すまえにバックアップをとったかの確認をしてもらえるはずですが、自分で把握してバックアップをしっかりととっておくようにしましょう。

次に非正規のiPhone修理店について紹介をします。最近では、街中でも数多くのiPhone修理店を目にするようになってきました。非正規のiPhone修理店では、iPhoneの壊れた場所のみを修理してもらうことが可能になっています。

また、その修理店で使用しているパーツの値段によっても変動してきますが、修理費用も低価格に設定されていることが多いです。非正規のiPhone修理店でiPhoneを修理してもらう際には、予約不要で持ち込んだその日に修理に対応してくれる場所が多くあります。

また、非正規のiPhone修理店ではiPhoneの修理時間も短いため、基本的には修理を依頼したその日のうちに手元に修理されたiPhoneが返ってきます。しかし、1度でも非正規のiPhone修理店でiPhoneを修理してしまうと、そのiPhoneはAppleのiPhone保証のサービスを受けることができなくなってしまうため注意をしましょう。

まとめ

iPhoneのマイクが使えない場合、その理由はマイクの故障だけではありません。また、iPhoneのマイクの故障が疑われる場合の確認方法も、iPhone内の機能を使用することで簡単に確認できます。

iPhoneを使用しているうえで音は重要なもののひとつです。そのため、iPhoneのマイクが使えないと、さまざまな不便が生じてきてしまうのです。もしiPhoneのマイクが故障してしまった場合には、速やかにiPhoneを修理に出すことがおすすめです。

修理に出す際は、自分の状況に合った場所を選んで、修理に出すようにしましょう。