iPhoneが水没した!→修理できます

うっかりトラブルNO.1はなんといっても水没トラブル。故障の中で一番厄介なのもこのトラブルです。

水没した後はとにかくスピード第一でiPhone修理店を探してください。

少しでも早く対応することで被害を最小限に抑えることができます。水没してしまったら、すぐiPhone修理店に連絡!この心がけが大事です。時間が経ってしまうと被害も大きなものになりますので、お気をつけください。

水没トラブルはそれぞれの状況によって、どんな修理方法が取れるか、データは初期化せずに直せるか、その他の部分に深刻なトラブルをもたらしているか大きく変わります。

自分のiPhoneが今どのような状態か、まずはお店で確認をしてもらい、修理方法を確認してみてください。

修理時間ももちろん被害状況によって大きく異なります。60分ほどで修理が完了する場合もあれば、1週間近くかかる場合もあります。データについては残念ですが、状況に応じて初期されてしまう可能性があります。

修理時間(参考)

店舗・状況により大きく異なります。

修理費用(参考)

  • iPhone6Splus :5,000円~
  • iPhone6S :5,000円~
  • iPhone6plus :5,000円~
  • iPhone6 :5,000円~
  • iPhone5S/5C :5,000円~
  • iPhone5   :5,000円~
  • iPhone4/4S :5,000円~
  • iPhone3GS :各店舗にご確認ください。

※店舗、状況により費用は大きく変わる可能性があります。

初期症状

水没トラブルには基本的に初期症状はありません。
水に浸かってしまったら一刻も早くお近くのiPhone修理店にご相談ください。

こうなったら壊れる一歩手前!すぐにお問合せを!

  • iPhoneが一切反応しなくなった。
  • 水没前と比べて、明らかに反応がおかしい。

修理店選びのポイント

  • 【重要!】データ保持をしてくれるかどうか?
  • 修理完了時・完了後の注意事項

    • 問題なく電源が入るか確認しましょう。
    • 全ての機能が問題なく動くか、一通りチェックしましょう。

    実際の水没修理の様子(iPhone5Sの例)

    水没修理手順1こちらがiPhone修理店で水濡れ修理に使われる道具です。ピンセットなどの一般的なツールから、あまり普段の生活では見ない専用ツールまでそろっています。

    水没修理手順2まずはiPhoneのフロントパネルを開かないといけません。ドックの横にある2つのネジを外します。

    水没修理手順3ネジを外したら、吸盤を画面につけて慎重にフロントパネルを開いていきます。

    水没修理手順4フロントパネルが浮いたら、隙間に専用のツールを差し込んでさらに開いていきます。

    水没修理手順5ドック側が開きましたが、iPhone5Sはホームボタンとリアケース側がケーブルで接続されており、このままぜんぶ開くと切れてしまいます。もちろん、このまま隙間からバッテリーを抜き出すことも不可能です。

    水没修理手順6そこでピンセットを使用し、慎重にケーブルを外していきます。リアケース側のカバーを外し、その後ケーブルを取り外します。

    水没修理手順7ケーブルが外れました。

    水没修理手順8まだフロントパネルは外れません。次はカメラとリアケースをつないでいるケーブルを覆うカバーを外します。

    水没修理手順9ネジを外してカバーを取り外します。

    水没修理手順10ケーブルを外します。

    水没修理手順11これでフロントパネルが完全に外れました。

    水没修理手順12続いてバッテリーを外します。この部分にバッテリーとリアケースを接続するコネクタがあるので、まずは覆っているカバーを外します。

    水没修理手順13コネクタが外れました。

    水没修理手順14バッテリーを外します。バッテリーの裏にあるタブを引き出します。

    水没修理手順15タブの中央をハサミで切ります。

    水没修理手順16タブを引っ張り出します。

    水没修理手順17ここまでやるとバッテリーが外せるようになります。

    水没修理手順18続いて基盤を外していきます。Lightningコネクタのケーブルやアンテナ、カメラといったパーツを外していきます。

    水没修理手順19SIMトレイを外して……

    水没修理手順20基盤を覆っているカバーのネジを外します。

    水没修理手順21ここにもネジがあるので、どんどん外していきます。基盤はたくさんのネジでしっかり固定されています。

    水没修理手順22さらにネジを外します。

    水没修理手順23基盤を取り外すことができました。

    水に濡れてしまった基盤とiPhone本体を箱に入れ、ドライヤーの風をあてて乾かします。

    水没修理手順24乾かし終わったら、基盤をもとに戻していきます。

    水没修理手順25先ほどとは逆の手順でネジを締め、カメラやアンテナ、Lightningドックケーブルのコネクタを接続していきます。

    水没修理手順26バッテリーを戻すために新しいタブをリアケース側に貼り付けていきます。このタブはバッテリーを固定するための両面シールになっています。

    水没修理手順27タブを貼り付けました。

    水没修理手順28バッテリーをはめこみます。

    水没修理手順29コネクタを接続し、カバーで覆います。

    水没修理手順30カメラ周りのケーブルを接続。

    水没修理手順31カバーをネジ止めして固定します。

    水没修理手順32ホームボタンのケーブルを接続し、こちらもカバーで固定。

    水没修理手順33最後にドック横のネジをしっかり締めれば完了です。あとはホームボタンを押して、画面が表示されるかを確認します。

    水没修理手順34画面がつけば、iPhone5sの水濡れ修理はすべて完了です。