電話の音にノイズが？マイクトラブルはiPhoneのマイク修理を！

電話の際に、通話相手に「声の音が小さい」「ノイズがひどくて何をいっているか分からない」といわれた経験はありませんか？また、せっかく録音した音声がノイズまみれで何も聞こえなかったりしたらがっかりです。このようなマイクトラブルは、とても不便で困ってしまいますよね。

この記事ではiPhoneのマイクトラブルについてご紹介しています。また、iPhoneのマイクの修理についてもお話ししているので、マイクトラブルでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

iPhoneにはマイクがたくさんついている

iPhoneのマイクの修理についてお話する前に、iPhoneのマイクの種類についてみていきましょう。実は、iPhoneについているマイクは１つだけではないのです。その上、用途もそれぞれ異なっていたりします。iPhoneには次のようなマイクが備わっています。

・前側のマイク
iPhoneの前面（画面やホームボタンがある方）についているマイクです。このマイクは、電話だけでなくLINEやSkypeなどの音声通話全般で、自分の声を拾うためのマイクです。

・裏側のマイク
・底のマイク
iPhoneの背面（メインカメラやAppleのロゴがある側）および底（充電ケーブルの挿し口がある側）についているマイクです。このマイクは録音アプリやカメラでムービーを撮影する際などに、周辺の音や声を拾うためのものです。iPhoneの裏側と底の両方にマイクがついていることにより、音をきれいに拾える範囲を広げる作りとなっています。

iPhoneに合計3つのマイクが備わっており、それぞれ拾う音の種類や範囲が異なっているのです。

iPhoneのマイクトラブルにはどんな症状がある？

iPhoneのマイクに問題が生じるとどのような症状が発生するのでしょうか？iPhoneのマイクトラブルにみられる症状には次のような症状があります

・音声が極端に小さい
・音声にノイズが混じる
・通話中、通話の相手に正常に声が届かない

1章でもお話したとおり、iPhoneには3つのマイクがあります。そのためマイクの故障かな？と思った際は、まずはどのマイクが故障したかを把握する必要があるのです。

それぞれのマイクは音声通話の際の声を拾うものと、録音の際の音を拾うものとで分かれています。そのため、電話などで音声通話を実際におこなったり、録音アプリで音声を録音してみたりしてどのマイクに問題があるかを特定してみましょう。

音声通話や録音の際に、音声が正常に入っていない場合はマイクの故障が考えられます。iPhoneのマイクにトラブルがみられる際は、iPhoneのマイクの修理を検討してみてください。

マイクがおかしい原因は何？

そもそもとして、マイクがおかしい原因は何なのでしょうか？この章ではマイクがおかしくなる原因についてお話します。

落下、水没によるマイクの破損

iPhoneの落下や水没などにより、マイク自体が破損してしまうことがあります。

落下、水没による基板の破損

マイク自体は無事でも、iPhoneの落下や水没によりiPhone内部の基板にダメージが与えられてしまい、マイクの動作に関わる部品が破損してしまうケースがあります。

マイクが塞がっている

マイクは音を拾うために穴があいています。しかし、その穴にゴミやホコリが侵入し詰まっていることが原因で、音声を拾えないこともあるようです。

また、購入したての新品のiPhoneには、運送時に画面に傷がつくことを防ぐための保護シートが貼りつけてあります。この保護シートですが、iPhoneのマイク部分もしっかり覆ってしまっているので、そのまま通話をしようとするとマイクが塞がった状態となってしまい、音がうまく拾えなくなってしまいます。

ならびに、自分の使っているiPhoneのモデルに対応していない保護フィルムを貼りつけると、構造の違いからマイク部分が塞がってしまうこともあるので注意しましょう。

初期不良によるマイクの故障

あまり多くないケースですが、iPhoneの初期不良によりマイクが正常に作動しないこともあるそうです。初期不良の際は、Appleで本体の無償交換を受けられる可能性があるので、一度問い合わせてみてください。

システム、アプリの不具合

システムの不具合などの場合は、iPhoneの再起動によって改善がみられるケースがあるので試してみましょう。また、特定のアプリを使用しているときだけマイクトラブルが発生する場合は、アプリ本体の設定の問題や不具合の可能性が考えられます。

電波障害

音声通話の際にマイクの音が小さかったり、ノイズがひどかったりする場合はマイクが原因ではなく、電波障害の可能性があります。電波障害の原因にはいくつかありますが、よくある原因は、基地局からの電波をうまく拾えない場所にいるか、携帯キャリア側の通信障害が発生しているなどが考えられます。

マイクや内部基板の破損によるトラブルが発生している場合は、iPhoneのマイクの修理を検討してみてください。

iPhoneのマイクが壊れたら修理に出そう

iPhoneのマイクが壊れてしまった場合は、修理店に修理を依頼しましょう。この章では、iPhoneのマイクを修理できる場所についてご紹介します。修理店を選ぶ際の参考にしてみてください。

Apple正規店舗

Appleが直接運営しているまたは契約を結んでいる正規の修理サービス店です。Appleの保証サービスやキャリアの保証サービスを利用したい方におすすめです。Appleの保証サービスであるAppleCare+に加入している場合は、落下や水没などの過失による故障であっても保証適用価格にて修理を受けることができます。店舗によっては、事前の予約が必要になることがあるので電話などで確認をしておきましょう。

街のiPhone修理店

Appleとは直接の関わりはない非正規の修理サービス店です。Appleと直接の関係はないため、Appleの保証に入っていない方でも比較的安価で修理を受けることができます。また、修理にかかる時間も少ない傾向があるので、修理時間があまりとれないという方にもおすすめです。店舗により修理料金や修理にかかる時間、アフターケアの有無などが異なるので事前に下調べをおこなっておきましょう。

保証の加入の有無や自分の状況に合わせて、自分に合う修理店を選んでみてください。また修理店にiPhoneを持ち込む際は、事前にデータのバックアップをとっておきましょう。修理がスムーズに進みますし、万が一データが飛んでしまっても復旧がおこなえます。

まとめ

iPhoneには、それぞれ役割が異なる3つのマイクがついています。それらにトラブルが発生すると、音声通話の際に声が全然聞こえなかったり、録音した音声がノイズまみれになってしまったりするなどの症状が発生します。マイクトラブルにはさまざまな原因があり、それを特定するのはなかなか難しいです。

お使いのiPhoneのマイクが故障したと思った場合は、まずはどこのマイクが故障したかを特定してみましょう。その上で、iPhoneのマイクの修理をすることをおすすめします。