iPadが動かない…もしかして故障？原因や対処法はある？

iPadを使用していると「iPadが突然動かなくなってしまった！」というアクシデントが発生した経験はありませんか？iPadがフリーズしてしまった原因は、実は意外なところにあるかもしれません。

今回の記事では、iPadが動かないときの対処法や、iPadがフリーズしてしまう原因についてご紹介していきます。原因をしっかり把握し、解決方法を実行してみましょう。

iPadが動かない…原因は何？

iPadが急に動かなくなるのは、何が原因なのでしょうか。おもに、iPadが動かないときのパターンは２つあります。それぞれのパターンと考えられる原因について説明します。

・画面がフリーズして動かない

iPhoneを操作中によく起こりうるのが、この「画面が全く動かなくなってしまった…！」という状態です。この状態の発生原因としては、とあるアプリを使うときだけ画面が固まってしまう場合や、iOSそのものに問題がある場合などが考えられます。

アプリを複数使うとiPhoneが重くなり画面が固まってしまうこともあるので、注意が必要です。

・電源ボタンを押しても全然起動しない

「電源ボタンを押しても全然起動しない、何もできない…」というケースもあります。電源が入らない場合に、まず考えられるのが充電不足ではないでしょうか。

また、気づかないうちに水没や衝撃によりiPad内部が損傷してしまうこともあります。さらに、アップデートの失敗などにより操作不能になっている可能性もあるのです。

画面がフリーズした場合の対処法

画面がフリーズしてしまったときは、どのように対処すればよいのでしょうか。iPadが動かないときの対処法について、ここでは２つご紹介します。

・アプリを閉じる

アプリを操作しているときにiPadの画面がフリーズしてしまった場合は、このアプリに問題がある可能性が考えられます。そんなときは、まずはアプリを閉じてみてください。ホームボタンを2回押すと、強制的にアプリを閉じることができます。

また、このアプリを使用しているときに再び画面がフリーズしてしまったときは、このアプリがiPadの動作に悪影響を及ぼしている可能性があります。あまり重要なアプリでない場合は、アンインストールしておくと、フリーズを回避できるかもしれません。

・強制再起動をする

通常の再起動で直る場合には、まずは再起動をしてみてください。それでも直らなかった場合は、強制再起動を試してみましょう。やり方は、画面が切り替わる（Appleロゴの画面に変わる）まで、ホームボタンと電源ボタンを長押しするだけです。これで、強制再起動が完了します。

強制再起動では、iPad本体に入っているデータが消えることはほぼありません。しかし、直前に編集していたデータや作業が保存できていなかった場合、消えてしまう可能性がありますので注意してください。

強制再起動は、再起動と同じようにiPadの調子を整える効果が期待できます。もし、不具合が起きて再起動ができなかった場合は、一度強制再起動をしてみることがおすすめです。

電源が入らない場合の対処法

「iPadが動かない、電源も入らない！」といった場合は、どのように対処したらいいのでしょうか。

・充電をきちんとする

電源が入らない場合の原因の多くは、充電不足です。まずは、充電をしっかりとおこないましょう。

また、充電ケーブルにつないでいるのに充電ができていないというケースもあります。その場合は、ケーブルが断線していないかどうかや、充電口にゴミが溜まっていないかを確認してみてください。

ただし、それでも充電がおこなわれず、充電ケーブルが刺さっていることをiPadが認識しない場合があります。この場合には、iPad本体またはiOSが損傷している可能性があります。ソフトウェアの問題については、次の方法を試してみましょう。

・iPadをリカバリーモードにして初期化する

リカバリーモードは、初期化すること意味します。初期化すると本体のデータがすべて消えてしまうので、バックアップをとっていない場合はご注意ください。あくまでもリカバリーモードは、iPadの不具合を直す最終手段として検討しましょう。

【リカバリーモードで初期化をおこなう手順】

まずは、パソコンでiTunesを立ち上げ、iPadとパソコンをケーブルで接続しましょう。

このとき、iTunesマークがiPadの画面に表示されるまで、ホームボタンを押し続けましょう。すると、パソコンの画面に「復元」と「アップデート」の選択肢があらわれます。

ここで、「復元」を選択すると、初期化が始まります。初期化が終わると、自動的にiPadが再起動され終了です。

iPadの電源が入らない場合は、ご紹介した対処法を試してみてください。それでも改善が見込めない場合は、iPadが故障している可能性があります。

対処法を試しても動かない場合は？

強制再起動やリカバリーモード、充電を試してもiPadが動かない症状が改善されない場合は、自力で直すことは難しいです。この段階になると、修理や機種の交換が必要になります。ここでは、iPadの修理はどこで依頼できるのかについてご紹介します。

【Appleの直営店や正規サービスプロバイダ】

Appleの直営店では、公式サイトで予約をすれば店頭でのiPad修理が可能です。また、大手家電量販店の中には、iPad修理サービスを正規プロバイダーとして請け負っているお店もあります。

さらに、Appleの有料保証サービスである「Apple Care+」に加入していれば、修理代金を通常よりも抑えることができます。また、「エクスプレス交換サービス」というものも「Apple　Care+」会員の特典です。申込から2～3日以内に新しい交換機が自宅に届きます。万が一交換という形になっても、このような形でサービスを受けることができるのです。

また、店頭ではなく「Appleリペアセンター」にiPadを郵送して修理に出すという方法もあります。リペアセンターへの手続き方法は、サイトから申し込んだあと、所定の住所にiPadを送るだけです。修理が終わると自宅に配送してくれます。

【その他のiPhone/iPadの修理店】

非正規のiPhone修理店の中には、iPadの修理もおこなっている店舗もあります。ただし、「Apple Care+」に加入している方は、一度非正規店での修理をおこなうとAppleの保証対象外になるため注意が必要です。

しかし、「Apple Care+」に加入していない方は、費用を抑えて修理を依頼できる場合もあります。非正規の修理店は修理内容によってはその日に完了する場合もありますので、自宅近くにAppleの店舗がない場合や忙しくなかなか時間が取れない方は利用を検討してみてください。

まとめ

今回は、iPadが動かないときの原因と対処法についてご紹介しました。iPadが突然フリーズしてしまっても、落ち着いて行動することが大切です。意外とiPadが動かない原因は、充電ができていないことやアプリが原因など、小さな問題であることも多いです。ひとつずつ簡単な対処法から試していくことで、問題を解決しましょう。

もし、これらの方法を試しても直らない場合は、修理や交換を検討しましょう。修理に出すときはさまざまな選択肢があるため、値段やかかる時間をふまえて、最適な方法を選ぶことをおすすめします。