iPadのバッテリー寿命はいつ?交換のタイミングから長持ちのコツまで
iPadのバッテリーの減りがはやいと、すぐに充電をしなければいけなくて大変ですよね。iPadのバッテリーの寿命なのかと思っている人も多いと思います。あなたのバッテリーの減りがはやいのは、実は違う原因があるかもしれません。
あなたのiPadのバッテリーの減りがはやい原因がこのコラムを読むと分かるでしょう。iPadのバッテリーを交換にいく時間がつくれない人のためにも、バッテリー消費量をおさえる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
iPadのバッテリー寿命は使い方で変わる
iPadのバッテリーの減りがはやくて困っていることと思いますが、iPadのバッテリーの寿命はだいたいどのくらいなのかご存知ですか。
iPadの使用の仕方や使用環境によって、バッテリーの寿命は異なります。およそ2年前後でバッテリーの寿命を感じる人が多いようです。Appleでは正式に、バッテリーの寿命年数は発表されていませんが、契約がおよそ満期をむかえる時期にバッテリーの減りもはやくなります。
しかし、iPadのバッテリーの減りがはやくなる原因は、寿命だけが原因ではないようです。バッテリーの減りがはやくなる原因には次のことも考えられます。
バックグラウンドで処理をしている
さまざまなアプリをダウンロードしていると、バックグラウンドで処理がおこなわれている可能性があります。その処理によって、バッテリーの減りがはやくなっていることが考えられます。
メールやアプリによるプッシュ通知
ラインやメール、アプリのお知らせが画面に表示される回数が多いと、バッテリーの消費がはやくなります。
位置情報サービスがオンになっている
自分の位置を知らせる位置情報サービスをオンにしていると、常にGPS電波を発信している状態になるので、バッテリーの消費がかなりはやくなります。
そのほかにも、Wi-FiやBluetoothを使用していないときにオンの状態になっているとWi-FiやBluetoothの接続先を勝手に探そうとするので、バッテリーの消費がはやくなります。バッテリーの減りがはやくなったと感じたら、バッテリー寿命のほかに設定についても確認をしてみてください。
iPadのバッテリー寿命が来たら交換しよう
「iPadのバッテリーが寿命かな」と感じたら、まずはiPadのバッテリーを確認してみましょう。バッテリーの交換のタイミングや保証、バッテリーの交換をしてくれる店について説明をしていきます。
iPadのバッテリーの確認の仕方は、iOSが11.3以上なら「設定」アプリを開き、「バッテリー」のなかにある「バッテリーの状態(ベータ)」を開きます。ここでは、現時点でのバッテリーの最大容量を確認することができます。
交換のタイミング
バッテリーの確認をして、最大容量が低い場合はバッテリーの寿命もしくは、バッテリーの劣化が考えられるので、バッテリーを交換することを考えてください。
保証を確認
Appleの保証であるAppleCare+に加入しているときには、バッテリーの保証を利用してバッテリーを交換しましょう。無償ででバッテリーの交換がおこなえます。
もし、AppleCare+に加入していなかった場合には定価の価格でバッテリー交換をおこないます。AppleCare+にもし加入していないときには、正規店や非正規の修理店を利用すると、安い価格でバッテリーを交換してもらえるでしょう。正規店の保証に加入をしていないか確認をしてください。
正規店と非正規店
正規店はApple Storeと正規プロバイダのおもに2つがあります。プロバイダはiPhoneの純正部品を販売しているところで、大手家電量販店などが含まれます。正規店では予約をする必要がありますが、純正の部品での対応が可能です。
非正規の修理店の場合は、Apple製品を使用することができないのですが、安い価格でバッテリー交換をおこないます。ただし、非正規の修理店でバッテリー交換をしたあとで故障したとしても、iPhoneやキャリアの保証を使用することができなくなるデメリットがあります。iPadのバッテリーの交換は、あなたに合った店で交換をおこないましょう。
iPadのバッテリー寿命は伸ばせる
iPadのバッテリーを交換する前には、iPadのデータをバックアップさせたり、店に出向いてバッテリー交換をしてもらったりと面倒な手間が発生します。そのためにはなるべくiPadのバッテリーの寿命がはやくならないためにも、バッテリーへの負荷をおさえたいですよね。
iPadのバッテリーの寿命をのばす方法を紹介していきます。iPadのバッテリーの減りがはやくなって困っている人も、ぜひ参考にしてみてください。
アプリがバックグラウンドで起動しないようにする
アプリのアップデートなどバックグラウンドで勝手におこなう設定になっている場合は、手動でアップデートするように設定をしてください。不要なアプリが勝手にバックグラウンドでアップデートをしている可能性があります。
低電力のモードにする
低電力モードは、充電が20%以下になると起動しますが、通常の状態でも低電力モードにすることができます。ただし、このモードは一部の機能が制限されるなどの支障が出るので、注意が必要です。
使用しているアプリのバージョンを新しくする
使用しているアプリのバージョンが古い場合、iOSと相性が悪い場合にも、バッテリーの減りがはやくなることがあります。使用するアプリのバージョンが最新のものなのか確認をしてください。
iOSのアップデートによる影響
iOSをアップデートしたあとで、新しい環境に整えようと、iPadがバックグラウンドでさまざまな処理をおこなうようです。
そのほかにも、バッテリー表示がおかしくなっているだけの場合やバッテリーの調子が悪くなっただけの場合も考えられます。そのようなときには再起動をしてみましょう。]
まとめ
iPadのバッテリーの減りがはやくなった原因がiPadのバッテリーの寿命だけではないことが分かったのではないでしょうか。
位置情報がオンになっているなど、設定上でバッテリーの消費をはやめていることもありますし、バックグラウンドで様々な処理をおこなっている場合も考えられます。そのようなときには、iPadのバッテリーの最大容量を確認することで、解決ができます。
iPadのバッテリーの最大容量が少ないときには、バッテリーの交換をおこなってください。バッテリーの交換はAppleStoreや正規店、非正規の修理店があるのであなたにあった店を選びましょう。
iPadのバッテリー交換をするには、データをバックアップする必要がありますし、バッテリー交換するのにも店までいかないといけません。時間がとれないときには、バッテリーの減りを少なくする方法もぜひ活用してみてください。