iPhoneの充電を早く終わらせたい!急いでいるときの裏技とは?
これから外出するのにiPhoneのバッテリー残量が残りわずか。こんな経験はないでしょうか?今やiPhoneは外で活動する際にも欠かせない便利アイテムです。そんなiPhoneが使えないなんてとんでもなく不便なので、なんとしてもすぐにバッテリーの充電を終わらせたいと考える方もいるでしょう。
この記事ではiPhoneの充電を早くする方法について紹介しているので、バッテリー残量でお困りの際に活用してみてください。また、充電トラブルでお悩みの方向けのお話もあるのでお役に立てるかもしれません。
時間がない!充電スピードを早くする方法
一刻も早くバッテリーを回復させたいのにただただ待っているだけというのは非常にもどかしいものです。この章ではiPhoneの充電速度を早くする方法についてご紹介しますので、一刻も早く充電を終わらせたい方は参考にしてみてください。
【iPhoneの充電速度を早くする方法】
・消費電力を抑える
充電を早く終わらせたい場合は、消費する電力を抑えるのが手っ取り早いです。一番いいのはiPhoneの電源を落としてしまうことです。しかし充電は早く終わらせたいが、その間iPhoneを使えないのは困るという方もいることでしょう。そういう場合は機内モードにして、通信はWi-Fiのみにすると効果的です。
またiPhoneを低電力モードにすると節電設定にiPhoneが切り替わるので、ぐっと電力の消費が少なくなり、充電スピードの向上につながります。低電力モードの設定方法は次のとおりです。
①「設定」を開く
②「バッテリー」を開く
③「低電力モード」をオンにする
④バッテリーのアイコンが黄色になっていれば設定完了
設定画面からオンにする以外にも、iPhoneのバッテリー残量が一定以下になったときに「バッテリーの残量が少なくなったため低電力モードにするか」の確認画面が出てくるので、そこで低電力モードに切り替えることもできます。バッテリーの充電が完了したら低電力モードを解除するのを忘れないようにしましょう。
・充電器をつなぐ先を考える
充電を早く済ませたい場合はパソコンよりもコンセントでの充電がおすすめです。パソコンのUSBポートにライトニグケーブルをさした上での充電と、充電器をコンセントにさした上での充電とではアンペア数が異なります。iPhoneに付属している充電器が1アンペアであるのに対して、パソコンのUSBポートでは多くの場合その半分の0.5アンペアぐらいしかなく、電流が弱いぶん充電速度が遅くなるのです。
・充電器を変える
iPhoneの充電を早くおこないたい場合は充電器を変えるのも非常に効果的です。充電器を急速充電タイプのものに変えてみるのもいいでしょう。
また、iPadをお持ちの場合はiPadの充電器でiPhoneを充電するのも充電スピードの向上につながります。というのも、iPadはiPhoneに比べて要求電力が高くバッテリーの容量も高い作りになっているので、充電器もそれに対応してより多くの電気を流せる構造となっているのです。そのため、iPadの充電器であればiPhoneの充電器よりも素早く充電をおこなえるでしょう。
・iPhoneの温度を下げる
高負荷アプリの利用や長時間のiPhoneの継続利用、周辺気温が熱い場所へのiPhone放置などをおこなうとiPhoneが発熱してしまいます。iPhoneが発熱していると充電効率も悪くなるので、iPhoneが熱いときは1回温度を下げてあげると、充電速度の向上につながるかもしれません。
全然充電できない…原因と対処法
iPhoneの充電を早く終わらせたいのに、全然充電ができずに困ってしまうことがあるかもしれません。もしかしたら、それは充電にトラブルが発生している可能性があります。この章では充電ができない際の原因と対処法についてお話しますので参考にしてみてください。
・システムの不具合
システムに不具合が生じて正常に充電がおこなえなくなる場合があります。そういう場合は、1回再起動をおこなうと症状の改善がみられるかもしれません。
また、iOSの不具合により充電が正常におこなえなくなっている場合もあるそうです。そうなってしまうと、Appleが不具合を修正した新しいiOSを配布するまで待たなければいけなくなってしまいます。iOSを更新する際は一度不具合が発生してないかを確認した上でおこないましょう。
・充電器の故障
充電器の故障によりiPhoneの充電ができなくなるケースがあります。充電器の故障で一番多いのはケーブルの断線です。iPhoneを充電したまま利用するとケーブルに余計な力が加わって断線につながりやすくなるので注意しましょう。
・充電の出力不足
1章でもお話ししたとおり、iPhoneには正常に充電をおこなうことを保証する電圧が存在します。この電圧が足りてないと正常に充電をおこなえなくなる場合があるのです。
・バッテリーの劣化
iPhoneのバッテリーは熱に弱く、長時間高温状態が続くと劣化していってしまいます。バッテリーが劣化すると充電で溜め込める電気の量が減ったり、充電が正常におこなえなくなってしまう可能性があります。バッテリーが劣化しないように長持ちさせるコツについては次の章でお話しします。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツ
2章でもお話ししたとおり、iPhoneのバッテリーは熱に弱く、高温で劣化しやすい特性があります。iPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツはずばり、バッテリーにかかる負荷をなるべく軽減し劣化を遅らせることです。この章では、iPhoneのバッテリーへの負担を軽減するコツについてお話します。
・バッテリーを高温化させない
お話してきたとおり、iPhoneのバッテリーに熱はNGです。iPhoneのバッテリーが発熱する要因にはいくつかあり、代表的なものには「充電しながらのiPhone利用」「充電が終わっても充電し続ける」過充電があげられます。
また、iPhoneが熱くなってしまったら放熱をしてあげましょう。放熱方法は、スマホケースを外したり、iPhoneの背中部分に熱伝導率の高い1円玉や10円玉などをはりつけるといいかもしれません。ただし結露によりiPhone水濡れの原因になるので、氷や水および冷蔵庫などでの急速な冷却はNGです。
・設定を見直す
iPhoneの設定は、1つ1つは大したことがなくても、それらが積み重なることにより電力消費量が大きくなるのです。電力消費のために見直せる設定の一例としては、位置情報/Bluetooth通信/バックグラウンド更新/明かりの自動調整/通知設定/低電力モードなどがあげられます。基本的に自分の使わないもの、今は必要ないものは切るように心がけましょう
・バッテリーを使い切らない
iPhoneのバッテリーに限った話ではないですか、バッテリーを完全に使い切ってそこからフル充電をするという方法は、バッテリーへの負荷が高く寿命を縮めるものとなっています。そのため、バッテリーは0%になる前に充電を開始するようにしましょう。
また、iPhoneの充電を素早くおこなおうとする行為もどちらかというとあまりバッテリーに優しくない行動です。iPhoneのバッテリーに負荷をかけないためにも、iPhoneの充電は計画的におこなってください。
充電できない不具合やバッテリー劣化は修理へ
iPhoneの充電を素早くおこないたいのに、一向にiPhoneの充電ができない場合やバッテリーの劣化がみられる場合は、修理の依頼を検討しましょう。この章ではiPhoneの修理をおこなえる場所についてお話しますので参考にしてみてください。
【Apple正規店舗】
Appleが運営しているまたは契約している正規の修理サービス店です。AppleCare+などのAppleの保証サービスや携帯キャリアの修理費補填など保証サービスを利用したい場合はこちらの店舗での修理となります。保証に未加入の場合でも修理自体は受けることができますが、修理料金が大幅に変わるので注意してください。
iPhoneの充電の不具合の原因を特定するのは若干特定するのが難しいですが、正規店ならば本体交換を受けられる場合もあるので、確実にiPhoneの不具合を解消したいという方におすすめです。店舗によっては事前の予約が必要な場合があるので、電話などで確認しましょう。
【街のiPhone修理屋さん】
Appleとは直接のかかわりはない非正規の修理サービス店です。保証サービスの加入の有無に関係なく修理を受けることができるので、保証に入っていなかったり保証期間が終わってしまったというかたにいいかもしれません。また、修理にかかる時間が少ない傾向があるので時間のない方にもおすすめです。店舗により修理料金やアフターサービスが異なるので事前に下調べをおこなってください。
修理店にiPhoneを持ち込む際は事前にデータのバックアップをとっておくと修理がスムーズし進んでいいかもしれません。
まとめ
iPhoneの充電を素早くおこないたい際は記事内でお話しした方法を是非とも試してみてください。しかし、これらの方法はバッテリーに負荷のかかる方法です。そのため、普段から計画的にiPhoneの充電をおこない、いますぐにでも充電を完了させたいという状況にならないようにするのが大事かもしれません。
iPhoneの充電の不具合やバッテリーの劣化などがみられる場合は是非とも修理店に相談してみてください。