iPhoneがバキバキに…まだ使えるけど修理に出すべき?
iPhoneの画面が割れてバキバキになっている、という方もいるのでは?「使えるから放置している」という声も多いようですが、あなたのそのバキバキなiPhone、使えるからと言って放置しておくとさらなる故障をまねくかもしれません。
このコラムでは、バキバキになったiPhoneを放置したときの危険性や、修理店、また画面割れしたiPhoneの応急処置について説明しています。iPhoneがバキバキに画面割れしている場合は、参考にしてみてください。
目次
実は危険!iPhoneのバキバキは早めに修理へ
iPhoneがバキバキに割れても、実際に画面が割れた状態でずっと使い続けている人も見かけます。しかし、そのままの状態で使い続けるのは避けるべきでしょう。
放置しておくのは何でダメ?
iPhoneの画面割れを放置しておくと、割れ目で指をケガしてしまう可能性があります。指だけでなくポケットに入れたときに服を破ったり、またカバンに入れたときに他のものを傷つけてしまう可能性もあります。
iPhoneの画面割れをそのまま放置しておくとひび割れがひどくなり、ホコリや水などがiPhoneの内部に入りやすくなります。それにより、画面の修理だけで済む故障が内部の故障修理をすることもあり、修理費用が余計にかかってしまいます。
修理できるならまだいいのですが、画面割れを放置して内部故障を起こした結果、最悪の場合はデータが消去されて復旧できなくなるということも考えられます。iPhoneがバキバキに画面割れをしたら、そのまま放置するのは避けましょう。
画面だけでなく背面のガラスが割れることも
iPhone8とiPhone8Plus、iPhoneXとiPhoneXsは、背面部分がガラスでおおわれています。この背面のガラスが割れた場合は、画面割れよりも修理代が高額になるので注意が必要です。
バキバキになったらどこに修理を依頼する?
iPhoneがバキバキに画面割れしたとき、どこで修理をおこなうとよいのでしょうか。修理はApple Storeはもちろん、正規のプロバイダや非正規の修理店でおこなうことが可能です。正規プロバイダはAppleが公認する修理店のことです。
Apple Storeや正規プロバイダはAppleの純正部品を取り扱っていますし、保証に加入していれば安い価格で修理をしてもらうことができます。安心して修理をしてもらえるでしょう。ただし、保証に加入していない場合は修理価格が高くなります。
そこで、修理価格をおさえたい人には非正規の修理店をおすすめします。即日修理が基本なので、Apple Storeや正規のプロバイダに比べて待ち時間が少ないのが特徴です。ただし、純正の部品は取り扱っていないため、修理したあとに不具合が出る可能性があります。
画面の交換はどれくらいの時間がかかる?費用相場は?
iPhoneがバキバキに割れて正規店と非正規の店に修理に出したとき、それぞれどのくらいの時間と金額がかかるのでしょう。
修理時間
Apple Storeや正規プロバイダはその日の修理が可能です。しかしそこのスタッフがAppleリペアセンターに配送した場合は、およそ4~6営業日の修理時間がかかるようです。非正規の修理店の場合はタイミングがよければ、即日対応してもらえます。画面割れの修理時間は最大2時間ほどです。
修理費用の相場
正規店の場合は保証に加入していれば3,400円ほどで修理を受けられますが、保証に加入していない場合は15,000~37,000円ほどかかります。一方、非正規の修理店は店舗によって金額がさまざまですが、およそ5,000~60,000円という具合です。
また、iPhoneを修理に出すと、データが消える可能性があります。修理に出す前には必ずバックアップをとりましょう。
修理を依頼する前にしておきたい応急処置法
iPhoneがバキバキに割れたときに、ケガや画面割れがひどくならないように応急処置をしておきたいですよね。身近なものでも応急処置はできます。
ラップをまく
割れた画面をそのままにしておくと、指をケガしたり服を破ってしまったりする可能性があるので、サランラップで画面を保護します。
テープを貼る
割れたのが一部分である場合、テープで固定するという方法もあります。ただし、修理をするときにテープをはがすのが大変なようです。
保護フィルムを貼る
これ以上割れないように予防するには有効です。ラップをまくことに抵抗がある方は、市販の保護フィルムを貼ってもよいでしょう。
これ以降iPhoneをバキバキにしないために
iPhoneの画面割れを無事に修理できたら、iPhoneがまたバキバキにならないように予防することが必要です。
iPhoneの画面割れ予防には、耐衝撃性のある保護フィルムが効果的です。iPhoneの保護フィルムはブルーライトをカットする機能があるものなど、種類もさまざまです。自分好みのものを選びましょう。
次に、耐衝撃性のあるiPhoneケースを用意しましょう。スマートなデザインで耐衝撃性の高いものや、防水機能を搭載したケースなどもあります。あなたのiPhoneの使用用途に合わせてケースを選んでください。
iPhoneを落とさない工夫として、リングをつけることもおすすめです。iPhone本体はとても滑りやすいので、iPhoneの背面にリングをつけて指にはめることで落下を防止することができます。
せっかく修理に出したiPhoneを故障させないためにも、iPhoneの画面が割れない予防をしましょう。
まとめ
iPhoneの画面割れは放置しておくと、指をケガしたり画面割れが悪化して内部故障の原因にもなります。そうすると、修理代が増えるだけではなく、最悪の場合はデータが消去されて取り出せなくなることもあります。
iPhoneの画面が割れたときは、ラップをまいたり、保護フィルムを貼ったりすることで一時的に対処することが可能です。しかしそれは一時的な処置にすぎません。そのため、iPhoneがバキバキになった場合は修理に出しましょう。修理は、正規店または非正規店でおこなうことができます。