iPhone画面の明るさがおかしい！ちょうどいい明度への設定方法

iPhoneの画面が暗いままだったり、明るくならなかったりする現象でお困りでしょうか。画面が明るくならないと、画面が非常に見づらく、iPhoneの使用に支障が出ることもあります。

この記事では、iPhone画面の明るさがおかしい場合に確認すべき点や対処法についてご紹介します。iPhoneの画面が暗かったり、明るくならなかったりしてお困りの方は、参考にしてみてください。

iPhoneの画面の明度に関する設定をチェック

iPhoneの画面が明るくならない場合や勝手に暗くなる場合は、もしかしたらiPhoneの設定に問題があるかもしれません。iPhoneの画面の明度に関係する設定についてご紹介するので、これらに問題がないか確認してみましょう。

明るさの自動調節

iPhoneが周辺の光を感知して、明るさに合わせて自動的にiPhoneの画面の明度を調整し見やすくする機能です。明るいところでは、iPhoneの画面も明るくなりますが、暗いところでは画面が暗く調整されます。明るさの自動調節がオンになっているかは、次の方法で確認できます。

①iPhoneの「設定」を開く
②「一般」を開く
③「アクセシビリティ」を開く
④「ディスプレイ調整」を開く
⑤「明るさの自動調節」の項目を確認する

自動ロック

自動ロック設定がオンになっていると、設定された時間になったら自動的にiPhoneがスリープ状態になります。iPhoneを放置していても、盗み見されるリスクを軽減したり、充電の浪費を防いだりできる機能です。

自動ロックまでの時間が最短の30秒に設定されていると、少しiPhoneに触らないだけですぐにスリープ状態になってしまいます。また、低電力モードを利用中は、自動的に自動ロックの時間が30秒になってしまいます。自動ロックに入るまでの時間は、次の方法で確認してみてください。

①iPhoneの「設定」を開く
②「画面表示と明るさ」を開く
③「自動ロック」を選択

ナイトシフト

ナイトシフトがオンになっていると夜になる時間帯に合わせて、自動的に画面の色が暖色系になり、目への負担を軽減してくれます。暖色系の画面は、目が疲れにくくなる反面、画面が暗く感じるケースもあります。次の手順でナイトシフトがオンになっているか確認してみましょう。

①iPhoneの「設定」を開く
②「画面表示と明るさ」を開く
③「Night Shift」を開く
③「時間指定」または「手動で明日まで有効にする」の項目がオンになっているか確認

iPhoneの不具合の可能性も

設定を見直しても、iPhoneの画面が暗いままという場合は、システムの不具合が生じているおそれがあります。次の対処法を試してみましょう。

アプリを終了する

アプリ側の設定や不具合などが原因で、iPhone画面の明るさがおかしくなるケースがあるようです。この場合は、アプリを終了させると改善する可能性があります。

アプリを終了させる際は、ホームボタンを二度押してマルチタスクを起動し、アプリの表示を上方向へスワイプして完全に終了させましょう。

iPhoneを再起動する

システムの不具合が原因でiPhoneの画面が暗い場合は、再起動をおこなうと改善する可能性があります。しかし、iPhoneの画面があまりに暗いと、再起動の操作がうまくできないことも考えられます。そのような場合は、次の手順で強制再起動をおこなってみましょう。

【iPhone 8以降】
音量ボタンを「上げる」⇒「下げる」の順で1回ずつ押した後に、電源ボタンを長押しする

【iPhone 7】
音量を下げるボタンと電源ボタンを長押しする

【iPhone 6以前】
ホームボタンと電源ボタンを長押しする

iOSアップデートをおこなう

iOSの不具合により、明度調整に問題が発生することがあります。iOSのアップデートをおこないましょう。

また、iOSアップデートをおこなう際は、事前に不具合情報の確認をおこなっておくと、不具合を回避できるかもしれません。

iPhoneが故障しているのかも……修理に出す方法

設定を見直したり、再起動などを試してみたりしてもiPhoneの画面が明るくならないときは、iPhoneの液晶やバックライトが故障しているおそれがあります。

iPhoneが故障している場合は、修理店に相談しましょう。iPhoneの修理店には、正規店と非正規店の2種類があります。それぞれの修理店の特徴についてご紹介するので、自分の都合に適したほうを選んでみてください。

【正規店】

Apple Storeや正規サービスプロバイダなどの、修理店です。Apple CareやApple Care+などに加入している場合は、お得にiPhoneの修理をおこなえます。

Appleの保証サービスが利用できないと、修理料金が割高になりやすいです。また、修理の際に、データのリセットが必須です。

【非正規店】

安価な料金でiPhoneを修理してくれる店舗です。Appleの保証の有無を問わずに、修理料金が変わりません。そのため、Appleの保証に入っていない方は、非正規店の利用をおすすめします。また、データリセットなしでの修理を受け付けている店舗も多いため、データのバックアップが取れていないという方にもおすすめです。

非正規店でiPhoneの修理をおこなうと、正規の修理サービスを受けられなくなることがあるため利用する際は注意しましょう。

バックアップをお忘れなく

iPhoneの画面が暗いまま直らないととても不便です。すみやかに修理に持ち込みましょう。しかし、iPhoneを修理に出すまえに確認しておくべき点があります。それは、バックアップがしっかり取れているかです。

正規店で修理をする場合はもちろん、非正規修理店でiPhoneを修理する場合も、可能な限り事前にデータのバックアップを取っておくことが望ましいです。

非正規修理店では、データのリセットなしでの修理を受け付けているケースが多いです。しかし、修理の際にデータが消えてしまうこともあります。万が一の事態に備えて、データのバックアップはなるべく取っておきましょう。iPhoneのバックアップは、iCloudかiTunesを使って保存できます。次の手順を参考にしつつ、バックアップを取ってみましょう。

iCloudバックアップの手順

①iPhoneをWi-Fiに接続する
②iPhoneの「設定」を開く
③「ユーザー名」を選択する
④「iCloud」を選択する
⑤「iCloudバックアップ」を選択する
⑦「iCloudバックアップ」をオンにする
⑧「今すぐバックアップを作成」を選択する

iTunesバックアップの手順

①iPhoneとパソコンをライトニングケーブルで接続させる
②iTunesを開く
③iPhoneの画面で「このコンピュータを信頼しますか？」と表示されたら「信頼する」を選択する
④iTunes上に、iPhoneのアイコンが表示されたら選択し、「概要」を表示させる
⑤「今すぐバックアップ」を選択する

まとめ

iPhoneの画面が明るくならなかったり、暗いままだったりする場合は、iPhoneの設定を見直してみましょう。また、システムに不具合が出ているケースも考えられるため再起動やiOSのアップデートなどもおこなってみてください。

それでも、iPhoneの画面が暗いままの場合は、iPhoneが故障しているかもしれません。iPhoneの故障は、修理店に相談しましょう。iPhoneの修理店は、正規店と非正規店があります。それぞれ長所と短所があるため、自分に適したほうを選びましょう。また、iPhoneを修理に出す際は、事前にデータのバックアップと取っておくのが望ましいです。