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iPhoneがパソコンから充電できない!確認すべき項目と対処法

出先のカフェでパソコン作業をしているときや、学校のパソコンで作業をしているときなどに、iPhoneをライトニングケーブルで接続し、パソコンを使いながらiPhoneを充電するという方は多いと思います。

そんなときに、iPhoneをパソコンに接続しても充電できない状態になってしまうと、とても不便です。せっかく目の前にパソコンがあるのに、他の充電方法を利用しなければいけないのは、二度手間に思えます。この記事では、iPhoneがパソコンから充電できないときの対処法についてご紹介します。

iPhoneがパソコンで充電できないときに考えられる原因と対処法

iPhoneがパソコンから充電ができないという場合は、最初に何が原因かを突き止める必要があります。iPhoneの充電器を壁のコンセントにさして充電してみたり、他のパソコンに接続したりして、充電ができるかどうか確認しましょう。これらの手順で、正常にiPhoneの充電ができている場合は、パソコンに問題があるかもしれません。

iPhoneを充電できない理由がパソコンにあるかもしれない場合は、パソコンの再起動後、再度iPhoneの充電を試してみてください。パソコンの不具合は、再起動で解決するケースが多いです。

また、このときにパソコンにiPhoneの充電コード以外のUSB機器が、USBポートにささっていないかも確認してみましょう。そのほかのUSB機器がささっている場合は、それらを抜いた上でiPhoneの充電をしてみてください。

パソコンに問題がなければ原因はそれ以外にあるかも

パソコンに問題が見られないという場合に考えられるのは、ライトニングケーブルかiPhone本体のどちらかに問題があるケースです。

iPhoneを充電できなくなったときに、よくあるのがライトニングケーブルの断線です。充電しながらiPhoneを使用すると、ライトニングケーブルが曲がったりして断線しやすくなります。そのため、普段からそのような使い方をしているという場合は、ライトニングケーブルの断線を疑ってみましょう。

また、ライトニングケーブルの端子が汚れていたり、傷ついていたりすると、接触不良を起こし正常に充電ができなくなることがあります。ライトニングケーブルに問題があるかどうかは、ほかのライトニングケーブルを使って、iPhoneを充電できるかどうかを確認するのが一番分かりやすいです。

iPhone本体に問題がある場合は、ライトニングコネクタ内にホコリやゴミなどが入り込んでいないか確認してみてください。コネクタ内のホコリやゴミは、見落としがちですが、ときどき掃除をしないと、コネクタが詰まってしまいます。そのため、ライトニングケーブルとiPhoneが接触不良を起こし、充電できなくなることがあります。

ライトニングコネクタの掃除は、つまようじや綿棒などでコネクタを傷つけないように中のホコリやゴミを除去しましょう。

コネクタの掃除に、アルコール類やエアダスターの使用するのは、iPhoneの故障を引き起こす危険性があるためおすすめできません。アルコールを利用すると、iPhoneが水没してしまったり、iPhoneの塗装が剥がれるかもしれません。また、エアダスターの利用は、ライトニンクコネクタが傷付くおそれがあります。

Appleの公式サイト内でも、iPhoneのお手入れの際にエアダスターや溶剤(アルコール)などは使わないようにと書かれているので、エアダスターやアルコールを掃除に利用するのはやめたほうがよいでしょう

ほかにも、システムの不具合によって、iPhoneがパソコンから充電できないこともあるため、再起動をしてみてください。

パソコンに問題がなければ原因はそれ以外にあるかも

バッテリー不良などiPhoneの不具合があれば修理がおすすめ

iPhoneのバッテリーが寿命や、iPhoneのライトニングコネクタが故障していることが原因で、iPhoneをパソコンから充電できないという場合は、修理を検討しましょう。この章では、iPhoneの修理店について解説します。修理店ごとに、特徴が異なるため自分に適した店舗を選びましょう。

Apple CareやApple Care+に加入している場合は、正規店を利用することをおすすめします。正規店とは、Apple Storeや正規サービスプロバイダなどの、Appleの保証が利用できる修理店です。Appleの保証を利用すれば、保証適用価格でiPhoneの修理を受けられるためお得です。

Appleの保証に入っていない場合は、非正規店がおすすめです。非正規店は、Appleの保証が利用できない代わりに、比較的安価で修理をおこなえます。店舗により、修理料金や修理後保証の有無が異なるため、事前によく確認しておきましょう。

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修理に出すなら事前にバックアップが必要

iPhoneをパソコンから充電できない状態が解決せずに、修理店にiPhoneを持ち込む場合は、修理を依頼する前にデータのバックアップを取りましょう。

正規店でiPhoneの修理をおこなう場合は、基本的にデータのリセットが必須です。非正規店の場合は、店舗によっては、データリセットをせずにiPhoneの修理をしてくれることもあります。しかし、データリセットがないからと、確実にiPhoneのデータが無事とは限りません。場合によっては、修理の際にiPhoneのデータが消えてしまうこともあるのです。

そのため、iPhoneを修理する際は、事前にデータバックアップを取ることをおすすめしめします。この章では、iPhoneのデータバックアップ方法についてご紹介します。

iPhoneのバックアップは、iCloudかiTunesを使って取ることができます。iCloudを利用する場合は、Wi-Fiに接続できる環境が、iTunesを利用する場合は、パソコンが必要です。バックアップの取り方は、次のとおりです。

iCloudバックアップ

①iPhoneをWi-Fiに接続する
②iPhoneの「設定」を開く
③「ユーザー名」を選択する
④「iCloud」を選択する
⑤「iCloudバックアップ」を選択する
⑦「iCloudバックアップ」をオンにする
⑧「今すぐバックアップを作成」を選択する

iTunesバックアップ

①iPhoneとパソコンをライトニングケーブルで接続する
②iTunesを開く
③iPhoneの画面で「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら「信頼する」を選択する
④iTunes上に、iPhoneのアイコンが表示されたら選択し、「概要」を表示する
⑤「今すぐバックアップ」を選択する

iCloudバックアップは、Wi-Fiに接続できる環境があれば、比較的お手軽なバックアップ方法です。しかし、無料で使えるストレージが5GBまでという短所もあります。また、Wi-Fiの通信速度によって、バックアップにかかる時間も大きく左右されます。フリーWi-Fiスポットなどで、iCloudを利用する場合は、バックアップに時間がかなりかかったり、データの保存が上手くいかなかったりすることがあるため注意が必要です。

iTunesバックアップはパソコンが必要なため、若干ハードルは高くなります。しかし、大容量のバックアップも取りやすく、また、ネット環境がなくてもバックアップを取れる点が長所です。

iCloudとiTunesのどちらでもバックアップを取れるという場合は、万全を期すために両方のバックアップを取ることをおすすめします。

また、近年では、Appleの純正品ではありませんが、Apple端末用のバックアップUSBというものが販売されています。このUSBは、iPhoneやiPadに直接さすことができ、専用のアプリなどを経由して、USB内に直接バックアップを取れるという代物です。iCloudやiTunesのバックアップよりもお手軽なこともあるため、気になる方は、ぜひとも調べてみてください。

まとめ

iPhoneがパソコンから充電できないという場合は、3つのケースが考えられます。パソコンに問題があるケース、充電コードに問題があるケース、iPhoneに問題があるケースです。

パソコンやiPhoneの再起動、充電コードに断線などがないかの確認、iPhoneのライトニングコネクタ内に異物が詰まってないかの確認などをおこないましょう。

パソコンや充電コードに問題がなく、iPhoneのコネクタ内にゴミやホコリなどが詰まっているわけではない場合は、iPhoneが故障しているおそれがあるので、修理店に相談しましょう。iPhoneを修理に出す際は、事前にデータのバックアップを取っておくと安心です。

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