iPhoneのカメラが壊れた…どうしよう？原因や対処法をご紹介

私たちは、旅行できれいな景色を見たときや、かわいいものを見た場合などに、気軽にiPhoneで写真を撮影します。SNSや情報発信ツールが流行したことにより、iPhoneで写真を撮影する行動は以前よりもさらに活発になりました。最近では、写真を撮影してネットに上げるために工夫されているデザインの場所やもの、サービスなども目立ってきているほどです。

このように、自分の気持ちの表現や、思い出の記憶を情報として友人や、不特定多数の人に発信することができる時代です。それにともなって、iPhoneのカメラ機能は今の私たちに欠かすことのできないツールになっています。

しかし、iPhoneは精密機器です。ふとしたことが原因による故障や、長年使用してきたことによる老朽化など、さまざまな理由で不具合が生じるようになります。写真を撮影しようと思ったさいに、iPhoneのカメラが壊れたら大変困惑してしまうことでしょう。

突然iPhoneのカメラが壊れた、ということは珍しい出来事ではありません。ここでは、iPhoneのカメラが壊れたときの状況とその原因や対処法について紹介していきます。

カメラが壊れたときの状況とは

iPhoneのカメラが壊れたときの状況にはどのようなものがあるのかを、ここでは紹介していきます。もし、iPhoneのカメラ機能を使用しているなかで、 iPhoneのカメラが壊れたかどうか気になる場合には参考にしてみてください。

【iPhoneのカメラが壊れたと思われる場合の状況例】

①カメラアプリが起動しない
②カメラアプリを起動させてもすぐにおちてしまう
③アプリを起動したが、真っ暗で何も写してくれない
④何かカメラにゴミのようなものが写りこんでいて拭いても取り除けない
⑤カメラの視界がぼやけたままで、なおらない

このように、iPhoneのカメラが壊れた可能性がある状況には、非常に多くのパターンがあります。状況によっては、少し調子が悪いと思いながらもとくに気にすることなく、仕方なしにカメラを使用している人も少なくはないのでしょうか。

iPhoneにはキレイに写真を撮影して気持ちよくカメラを使用することできる性能があるのに、iPhoneのカメラが壊れたことによって、それが不可能になってしまっているということは大変残念です。iPhoneのカメラが壊れた可能性がある場合には、iPhoneのカメラが壊れたときの対処方法を知るためにも、しっかりと壊れたときの状況を把握しておきましょう。

外部的要因？内部的要因？

iPhoneのカメラが壊れた要因には、外部から与えられたものと、内部から与えられているものがあります。ここでは、iPhoneのカメラが壊れた際に、その要因とされるものを紹介していきます。iPhoneのカメラが壊れた場合の要因が理解できていれば、事前に対策を練ることも可能ではないでしょうか。

・内部的要因

①iPhoneのiOSが最新ではない
iPhoneのiOSを最新に更新することができていないために、iPhoneがアプリに対応することができず、iPhoneのカメラアプリを起動してくれないことがあります。

②iPhoneの容量がいっぱいになっている
iPhoneは、容量がいっぱいになっていくと動作が非常に遅くなっていくものです。そのため、カメラのアプリを起動することができなくなります。また、容量がいっぱいになると新しいデータを保存することができないので注意しましょう。

③同時に他のアプリを複数起動している
iPhoneでカメラを起動するときにほかのアプリがたくさん開いていると、カメラが正常に作動しない場合があります。

④アップデートされていないアプリの不具合
アプリのアップデートをしていないと、カメラが正常に作動しないことがあります。これは、iPhoneではなくアプリの方に不具合が起こるからです。

・外部的要因

①レンズが汚れている
レンズが汚れている場合、写真を撮るともやがかかったようになっていたり、ピントが合わなくなったりします。

②レンズに傷が入っている
iPhoneのカメラのレンズに傷が入ってしまっていると、写真にゴミのようなものがついてしまいます。

iPhoneが壊れたときの対処法は？

突然iPhoneのカメラが壊れたかもしれない状況になってしまったときに、自分で実践できる対処法を紹介していきます。iPhoneのカメラが壊れた場合には、意外と簡単な作業でなおる場合もあるのでみていきましょう。

①iPhoneを再起動する

iPhoneの電源を切り、もう一度付けて再起動をおこなうことによって、iPhoneのカメラ機能が正常に作動するようになることがあります。定期的にiPhoneの再起動をおこなうことは、一度iPhone内にたまってしまったものをリセットすることができるため、iPhoneにとってもいいことです。不具合がおこっていなかったとしても、定期的にiPhoneの再起動をおこなうといいでしょう。

②iPhoneのiOSを最新にアップデートする

iPhoneのiOSのアップデートをおこなっていないと、iPhoneがアプリに対応できなくなります。その結果、カメラの起動ができなくなってしまうおそれがあるのです。この場合は、iPhoneのiOSのアップデートをしたら正常に起動するようになる場合があります。

③iPhone内の使用容量を減らす

iPhoneは、私たちの使用しているアプリや写真だけではなく、私たちがiPhoneを使用していきやすいように、さまざまなデータを保存していきます。しかし、容量がいっぱいになってしまうと、動作が遅くなるのみではなく、さまざまな不具合が起きるようになります。

そのため、不要なアプリや画像、検索履歴などのデータを削除して、容量に空きをつくることが必要です。iPhoneの容量に空きがうまれたら、カメラが正常に作動するようになる可能性があります。

④起動しているアプリをすべて閉じる

iPhoneは、一度に多くのアプリなどのプログラムを使用すると、処理が追い付かずにアプリが起動しなくなってしまうことがあります。そのため、一度開いている不要なアプリを閉じてみることで、使用したいアプリが正常に作動するようになる可能性があります。

⑤レンズをきれいに掃除する

iPhoneのレンズが汚れてしまっていると、カメラにも汚れが写されてしまいます。そのため、写真にもやがかかる、またはピントが汚れに合わさってぼやけた写真になってしまいます。iPhoneのレンズが汚れているだけだった場合は、レンズを拭き取ればきれいに写真を撮影できるようになりますよ。

このように、iPhoneのカメラが壊れたかもしれない場合、状況によっては、自分で実践できる対処法がいくつかあります。はじめから修理に出すのではなく、一度自分でできる対処法を試してみましょう。

なおらなければ修理がおすすめ

iPhoneのカメラが壊れたさいの対処法を自分で実践してみても直すことができず、どうにもならない場合があります。この場合は、もう自力で解決することができないため、修理店に修理を依頼してみましょう。iPhoneの修理はAppleストアやiPhoneの修理店に依頼をすることで修理をすることができます。

【Appleストア】

iPhoneのカメラが壊れた場合だけではなく、iPhoneの修理をおこないたいと思ったときには、まずAppleストアに行く、という方法があります。AppleストアはAppleの直営店のため、純正のパーツで修理をしてもらえます。ただし、AppleストアでiPhoneの修理を依頼するときには予約が必要になるので注意しましょう。

ただ、Appleストアの数は日本国内にはとても少ないため、忙しくてお店まで行くことができない方もいるでしょう。そんなときは、AppleにiPhoneを送って修理をしてもらうことをおすすめします。

郵送での修理の場合送料はAppleが負担してくれるため、依頼者が負担することはありません。ただし、iPhoneをAppleに修理してもらうとiPhoneが初期化された状態でかえってくるため、バックアップを取っておく必要があります。

【非正規のiPhone修理店】

最近では、非正規のiPhone修理店が増えてきました。Appleストアや郵送での修理とは違って比較的スピーディーに修理できるため、最近では、非正規店に修理を依頼する人も多くいるでしょう。

非正規のiPhone修理店に修理を依頼する場合には、予約が必要ないことが多いです。さらに、データを消さずに修理をしてくれる可能性が高いため、緊急の故障の場合には助かります。

しかし、修理店に修理を依頼すると、パーツが純正のものではなくなるため、iPhoneがAppleの保証の対象外になる可能性がありますので注意をしましょう。

まとめ

iPhoneのカメラが壊れた状況というのは、多くのパターンがあることと、自分でできる対処法も多くあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

iPhoneのカメラが壊れた症状によっては、急いで修理をしてくれるお店にかけこむ必要がないこともあります。まずは、自分のできる範囲の対処法を試してみましょう。意外と自分で出来る対処法で、iPhoneのカメラの不具合を解決することができる可能性があります。

また、どうしても自力では直せない場合は、iPhone修理に対応してくれるお店などに修理を依頼しましょう。その際に、自分のiPhoneの状況について説明をして相談をしてみることをおすすめします。

iPhoneのカメラ機能を利用している私たちにとって、iPhoneのカメラが壊れた場合の対処法を知っているということはとても有利になります。しっかりとiPhoneについて理解をして、これからもiPhoneのカメラ機能をうまく使いこなして自分の生活をいろどっていきましょう。