iPhoneのアラームが鳴らないのはなぜ?設定の確認方法から対処法まで
iPhoneのアラームを目覚ましに使用している人は、朝起きられなくて遅刻をしてしまうなんてこともあります。そうならないためにも、あなたのiPhoneのアラームがならない原因を探ってみましょう。
このコラムでは、iPhoneのアラームがならない原因について説明をしていきます。その原因にそった対処方法もあわせて説明をしているので、あなたのiPhoneのアラームがならない原因が解決するのではないでしょうか。
まずはiPhoneのアラーム設定を確認しよう
iPhoneのアラームがならないときには、まずはアラームがオンになっているのか確認をしましょう。もしアラームがオンになっていて、アラームがならなかった場合、次のことが考えられます。
アラームの設定が特定日を指定している
アラームの設定で、指定した特定の日にアラームがなる設定にしていた場合です。指定された曜日にしかアラームがならないので、当然指定していない曜日にはアラームはなりません。特定の曜日を指定していないか確認してください。
アラームの音量が最小もしくはオフになっている
アラームの音量が最小になっていては、せっかく設定したアラームが聞こえないので確認をしてください。
アラーム音量の確認方法は、「設定」アプリをひらいて、「サウンドと触覚」をひらきます。「着信音と通知音」のスライドで音量を確認してください。ここの設定が0だったり、小さな音量の場合はアラームの音も小さくなります。
アラーム内でも、音量をオフに設定することができます。そこも確認してみるといいでしょう。アラームアプリから、「アラームを編集」をタップし、サウンドの欄が「なし」になっていないか確認をしてください。「なし」になっていたら、好きな音や音楽に設定しましょう。
iPhoneのソフトウェアが原因になっているケースも
アラームの設定を確認しても、音量に原因が見つからなかった場合はソフトウェアやアプリのエラーなどが原因の場合が考えられます。どのような原因があるのか、説明をしていきます。
夜間にソフトウェアのアップデートをした
iPhoneのアップデートを夜間に設定して、寝ている間にアップデートしてもらおうと考える人は多いと思います。しかし、そこには落とし穴があり、iPhoneのソフトウェアのアップデートが夜間におこなわれると、アラームが解除されるようです。
アラームアプリ自体のエラー
アラームのアプリのエラーや、iOSによるバグの可能性が考えられます。アプリ自体のエラーなら、アラームのアプリの設定をしなおすか、iPhoneを再起動するか、アラームアプリを再度ダウンロードしてみてください。
iOS11の場合、アラームが鳴らないバグが発表されています。この場合は最新のiOSにアップデートしてください。
iPhoneのアラームがならない原因として、サイレントモードやおやすみモードに設定されているからといわれることが多いですが、どちらに設定をしていてもアラームの音はなります。もし、iPhoneのアラームがならないときには、それ以外の原因を考えましょう。
iPhoneを再起動しよう
iPhoneのアラームがならない原因が、設定やソフトウェアが原因ではなかった場合は、再起動をしましょう。アプリやソフトウェアになんらかのエラーが発生している可能性が考えられる場合は、再起動をすることでアラームの音が復活するかもしれません。
iPhoneの再起動のしかたは、iPhoneX以降の機種とiPhone8以前の機種では少し違うので説明をしていきます。
iPhoneX以降の機種の再起動
・右側面にある電源ボタンと、左側面にあるどちらかの音量ボタンの2つを同時に電源のスライダが表示されるまで、長押ししてください。
・スライダが画面に表示されたら、画面をスライドして電源を落としましょう。
・電源が落ちたら、右側面にある電源ボタンをAppleのロゴが画面に表示されるまで押します。Appleのロゴが表示されたら、電源がつきます。
iPhone8以前の再起動のしかた
・上部もしくは右側面にある電源ボタンを、画面にスライダが表示されるまで長押ししてください。
・画面にスライダが表示されたら、画面をスライドして電源を切ってください。
・電源が落ちたら、上部もしくは右側面にある電源ボタンを、Appleのロゴが画面に表示されるまで押してください。Appleのロゴが表示されたら、電源がつきます。
再起動をするとエラーが解消されることがあるので、ぜひ試してみてくださいね。
もし、再起動をしてみてもアラームがならないときは、初期化をしてみましょう。初期化をすると、データがすべて消えてiPhoneが何も設定されていない初期の状態になります。必ず初期化するまえには、データをバックアップしましょう。
故障が原因でiPhoneのアラームが鳴らないことも
iPhoneのアラームが鳴らないのは、iPhoneが音量の設定やアラーム内の設定が原因ではなく、再起動をしてもならない場合は、次の原因が考えられます。
アラームの音がカスタムの音にしていることが原因の場合です。これは、オリジナルな音がかなり小さいといったことも考えられます。この場合は、アラームに設定しているカスタム音を別の音に変更してください。
アラームアプリで曲を選択すると実際にアラームでなる音量で聴くことができるので、そこで確認をしてみるといいでしょう。
次に考えられるのが、iPhoneのスピーカー自体の故障です。これは、アラーム以外にも着信や音楽を流してみるとスピーカーが故障していないか確認することができます。この場合は、iPhoneを修理に出す必要があります。故障なのか判断がつかないときには、Apple Storeのサポートに連絡をしてみてください。
まとめ
このコラムでは、iPhoneのアラームがならないときの原因や対処方法について説明をしました。あなたのiPhoneのアラームがならない原因がきっとあてはまったのではないでしょうか。
iPhoneのアラームがならない原因は、単なる設定のミスだったり、選曲のミスだった場合が考えられます。アラームや音量の設定を一度確認してみてください。
アラームがならない原因が見つからず、iPhoneを再起動してみても問題が解決しないときには、アップルストアのサポートを受けましょう。