iPhoneのバックアップをパソコンなしでやる方法紹介

iPhoneでバックアップを取ろうと思った場合に、1番最初にパソコンでiTunesを使用した方法を頭に思い浮かべる方が多いのではないかと思います。そのため、iPhoneのデータを別の媒体にバックアップを取って 残しておきたいけどパソコンがないからバックアップが取れないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

実は、iPhoneのバックアップはパソコンなしでも取ることができる 方法があるのです。パソコンを使用しなくてもiPhoneのバックアップを取ることができるのならば、家にパソコンがない方も安心してiPhoneデータのバックアップを取ってデータを保存することができます。

ここでは、パソコンを使用せずにiPhoneのバックアップを取る方法について紹介していきます。

iPhoneのバックアップはパソコンなしでもできる！

iPhoneのバックアップはパソコンなしでもおこなうことができてしまうのです。パソコンなしでバックアップを取ることができるのは、とても楽なうえバックアップを取るために便利になります。ここでは、iCloudでバックアップを取る方法について紹介をしていきます。

iCloud

iCloudは、iPhoneに保存したデータをネットで保存することでネットを介してパソコンなどからiPhoneのデータを見ることができるものになります。 iCloudでは、iPhoneのバックアップを取るだけではなく、iPhoneのデータをパソコンと共有させることができるほかにもさまざまな機能があります。

【iCloudでバックアップを取る方法】

iCloudでバックアップを取る際には、通信量が多いためWi-Fiにつないでおこなうことをおすすめします。
①iPhoneで 「設定」を開きます
②「設定」のなかにあるユーザー名をタップします
③「ユーザー名」のなかの 「iCloud」をタップします
④「iCloud」を スクロールすると「iCloudバックアップ」という場所があるのでそこ をタップします
⑤「今すぐバックアップを作成」をタップしたらバックアップが開始します
⑥「今すぐバックアップを作成」のすぐ下にある最後に作成されたバックアップの作成日時が更新されていたらバックアップは完了です。

写真や動画のバックアップを高画質で残したいなら

iPhoneのバックアップをパソコンなしでおこなう場合に、iPhone内にある画像やデータを高画質で保存しておくための方法について紹介をしていきます。

Googleフォト

Googleフォトは2015年からGoogleが開始した画像と動画のサービスになります。Googleフォトの特徴として は、高画質の写真や動画を保存できるということだけではなく、保存容量に限りがないというものがあります。そのため、無制限に高画質な写真や動画を保存しておくことが可能になっています。

Googleフォトに画像を保存しておけば、iPhoneのみではなくパソコンや他のiPhone、iPadなどでも写真や動画を見ることができます。

Amazonプライムフォト

Amazonプライム会員向けの写真サービスにAmazonプライムフォトというものがあります。このサービスもiPhoneで撮影した写真や動画の画質をキープしたままの状態で 保存しておくことができます。そのため、Amazonプライムフォトにバックアップしておいた写真や動画をiPhone本体から消してもいつでも見ることができるということになり ます。

バックアップを取れないデータもあるので注意

バックアップをしっかりと取っていたとしても iPhone内のデータのなかにはバックアップを取ることができないものもあるため注意をしましょう。iPhoneでバックアップが取れないものは、Apple Payの情報とTouch IDの設定、iCloudに対応していないアプリや配信が停止してしまったアプリなどです。

また、LINEのトーク履歴やアプリゲームのデータはアプリ内に引き継ぎができる設定があるため、そちらでデータを残すことが可能です。LINEの場合には、アプリ内でバックアップの操作ができるためアプリ内の指示に従ってトーク履歴のバックアップを取りましょう。

アプリゲームの場合にはゲーム内に引き継ぎの設定ができるようになっていることが多いため、こちらもアプリゲーム内の指示に従って引き継ぎをしましょう。

また、iCloudでバックアップを取る際にはiCloudに容量がないと完全にバックアップを取ることができないため注意が必要です。自分はバックアップをおこなったつもりでいても途中までしかiPhone内のデータのバックアップが取れていないということもあるのです。このiPhoneのiCloudの容量は月額を支払うことで増やすこともできます。

修理前には必ずバックアップを取ろう

iPhoneを修理に出す前には必ずバックアップを取るようにしましょう。正規店でiPhoneを修理する場合にはプライバシー保護のためもあって必ずiPhoneは初期化されてしまいます。また、非正規のiPhone修理店ではiPhoneのデータが消えないまま修理をしてもらうことができる場合もありますが、必ずデータが残るという保証はありません。

そのため、iPhoneが初期化されてしまっても修理されたiPhoneをまた今まで通り使うことができるようにするためにもiPhoneのバックアップを取っておくことは必要になるのです。基本的には、定期的にバックアップを取ることが望ましいですが、修理に出す直前までの最新のデータを保存しておくためにも修理に依頼する直前にバックアップを取ることをおすすめします。

iCloudを使用してバックアップを取ることができれば、修理に出す直前に家にいなくてもiPhoneのバックアップをパソコンなしでおこなうことができます。しかし、この際にバックアップするデータの量が多いと時間がとてもかかってしまうので気をつけましょう。

まとめ

iPhoneはバックアップをパソコンなしでもおこなうことができます。Wi-Fi環境であったほうがいいなどの条件はありますが、パソコンなしでもバックアップを取ることができるということは非常に便利な場面が出てくると思います 。

しかし、iCloudにも容量があるうえにiPhoneに初期からついている分のiCloudの容量は少ないためすぐにいっぱいになってしまいます。iCloudの容量がいっぱいになってしまうと、iPhoneのバックアップが中途半端に終わってしまったり、そもそもバックアップを取ることができなくなる場合もあるため注意しましょう。

また、画像や動画を高画質のまま保存することができるサービスも展開されています。このようなサービスを積極的に活用していくこともおすすめします。