iPhoneの音量ボタンが効かない！対処法には何がある？

iPhoneを使っている方の中には、「音量ボタンが効かない」といったトラブルで困った方もいるのではないでしょうか。iPhoneの音量ボタンが効かないと、音量ボタンを調節することができません。

では実際に音量ボタンが効かなくなっているときは、どうしたらいいのでしょうか。このコラムでは、iPhoneの音量ボタンが効かないときの原因や対処法を紹介します。iPhoneを使っている方は、読んでみてくださいね。

音量ボタンが効かなくなる原因や症状とは

iPhone本体の左横にある音量ボタンを調節することで音量を調節することができるようになっています。しかし、iPhoneの音量ボタンを効かないので、音量が調節できないことがあるのです。

音量ボタンが使えないときはどのような症状があるのでしょうか。本体の音量ボタンが使えないときは、音量を上げることができません。また、音量ボタンを押しても押した感覚がないと、反応しているかどうか分かりづらいですよね。

音量ボタンが反応しなくなる場合、iPhoneの水没や衝撃を与えたことが原因になりやすくなっています。また、iPhone内の接続に不備があっても音量ボタンが反応しなくなります。まずは、考えられる原因から対処法を試してみましょう。

実は壊れていないかも？修理に出す前に対処法を試してみよう

iPhoneの音量ボタンが効かないときは、本体のシステム上でトラブルが起こっているかもしれません。システム上のトラブルが原因で音量ボタンが使えない場合、まずは以下の対処法を試してみましょう。

iPhoneを再起動させる方法

システム上のトラブルを解消して音量ボタンを使えるようにするには、iPhoneを再起動させましょう。iPhoneの再起動は、iPhone8までのモデルのときは、「電源ボタン」を長押しすると出てくる「スライドして電源オフ」の項目の画面をスライドしましょう。画面が真っ暗になって完全に明かりが消えたら、電源ボタンを長押ししてください。電源ボタンを長押ししたらAppleのロゴが出てきて、電源が付きます。iPhoneの電源が付いたら再起動完了です。

一方、iPhoneX以降の場合は、設定から一般を開いて1番下に表示される、「システム終了」を押してください。すると、「スライドして電源オフ」の画面が出てきます。出てきた「スライドして電源オフ」の項目を右にスライドすると、電源を落とすことができるのです。電源が落とせたら、電源ボタンを長押ししてください。iPhoneの画面にAppleのロゴが出てきたら再起動完了になります。

アップデートさせる場合

音量ボタンが使えないiPhoneを正常に戻したい場合、iOSをアップデートすると元に戻ることがあります。iPhoneのiOSをアップデートさせたいときは、設定のアプリから「一般」「ソフトウエア・アップデート」の順番に選択していきましょう。その後、ソフトウエア・アップデートの画面から、インストールを選択します。すると、アップデートをおこなうことができますよ。

iPhoneの音量ボタンが使えなくなっても「故障かも？」と決めつけずに、まずは上記の対処法を試してみましょう。修理に出す手間を省くことができるかもしれません。

修理に出す場合はどこに依頼すればいい？

音量ボタンが効かないときの対処法を試してもiPhoneの音量ボタンが効かないときは、iPhone本体を修理に出しましょう。iPhoneの修理は、Appleの公式店舗または、iPhone修理の非正規店でおこなうことができます。

Appleの公式店舗で修理をおこなうと、より安全にiPhoneの修理をすることができるのです。公式店舗でiPhone修理を依頼するときは、AppleCareなどの保証プランに入っておくと、低価格で修理をおこなうことができます。

一方、Appleの非正規店舗でiPhoneを修理すると、場合によってはApple Storeよりも低価格で修理に出すことができるので、修理に出す費用を抑えることができます。自分の利用しやすい店舗で、iPhoneを修理に出しましょう。

ディスプレイ上でも音量は調整できる

iPhoneの音量ボタンが効かないと、音量を調節することができません。しかし、どうしても音量ボタンが使いたいときは、どうすればいいのでしょうか。音量ボタンが使えなくてもiPhoneの音量を調節したいときは、AssistiveTouchを利用すると音量を変えることができます。

AssistiveTouchでiPhoneの音量を調節するには、設定から一般を開き、アクセシビティを選択しましょう。すると、AssistiveTouchの項目が出てきます。AssistiveTouchの画面を開いてAssistiveTouchを有効にしたら、黒縁に白い丸のスイッチが出るのです。

AssistiveTouchのボタンが出たらボタンを押します。すると、「デバイス」を選んで下に音量を下げるボタン、左に音量を上げるボタンが表示されるのです。表示された音量ボタンで音量を調節してください。

また、上記のAssistiveTouch のボタンを使う以外にも「コントロールセンター」を使って音量を調節する方法があります。iPhoneの画面上もしくは下からスライドさせます、すると「コントロールセンター」が表示されます。このコントロールセンターの画面右上にスピーカーのマークがあるのです。スピーカーのマークを上にスライドすると音量があがり、下にスライドすると音量を下げることができます。

しかし、AssistiveTouchやコントロールセンターが使えるからといって、iPhoneの音量ボタンを修理しないのはおすすめできません。音量ボタンが使えなくなったら、なるべく早めに修理に出すようにしましょう。

まとめ

iPhoneの音量ボタンが効かないと、音量を変えることができません。音量ボタンが使えないときは、必ず原因があります。まずは、考えられる原因から対処法を試してみましょう。

iPhoneの音量ボタンが使えるように対処法を試してみても音量ボタンが使えないときは、本体を修理に出しましょう。iPhoneの修理は、Appleの公式店舗もしくは、iPhoneの修理をしている非正規店でおこなうことができます。

もしもiPhoneを修理に出すまでに音量を調節したいときは、AssistiveTouchを利用しましょう。AssistiveTouchは、画面上で音量を調節することができる機能です。また、コントロールセンターで音量調節をおこなうのも1つの方法です。iPhoneの音量ボタンが壊れたら、なるべく早めに修理に出すようにしましょう。