iPhoneを海に持っていきたい?防水仕様でも水没することが……
夏のレジャーの思い出は写真にしっかり残したいですよね。iPhoneならキレイな写真が撮れるので、海に持っていきたいと思う人も多いでしょう。しかし、iPhoneを水から完全に守ることは難しいです。防水のケースなどを使用して海水からiPhoneを守ることが大切です。
この記事では、iPhoneを海で使うときに注意すべきことをご紹介します。もし、海で水没させてしまったら早めの修理が肝心です。水没したiPhoneの修理についてもお伝えします。
目次
iPhoneを海に持ち込みたい!防水仕様なら大丈夫……?
iPhoneはモデルによっては防水性能が追加されているものもあります。しかし、iPhoneの防水性能は基本的に、生活をするうえで想定される水没へ対応するものです。そのため、うっかり水の中に落としてしまったときなどの、一時的な水没へ対処する性能になります
さらに、iPhoneの防水性能は真水に水没した場合を想定しています。海水には塩分や不純物が多く含まれていますので、iPhoneの防水性能ではカバーできない損傷を引き起こす恐れがあります。
以上の点から、iPhoneの防水性能は完全なものではなく、使用状況によっては水没による故障が考えられます。そして、iPhoneを海に落としてしまった場合は、水没の可能性にくわえて塩分によるさらなる故障が考えられます。防水性能を搭載したiPhoneであっても、油断をしないようにしましょう。
iPhoneを海のなかに入れるならしっかり防水対策しよう
夏のレジャーなどでiPhoneを海に持っていき、写真を撮影される方は多いかと思います。海の中に入ることはなく、砂浜や海から遠い場所にいるのであればさほど水没を気にする必要はないかもしれません。しかし、海に入られるのであればしっかりと防水対策をしておくと安心です。
防水ケース
防水ケースを使用すれば、iPhoneを水から守ってくれるので、水中で写真を撮影することもできます。防水の性能については商品によってさまざまです。商品を選ぶ際には、防水性能がどの程度あるのかを調べてみることも今後の使用に役立つかもしれません。
防水ポーチ
普段からiPhoneをポーチに入れて持ち歩くことはあまり便利とはいえないかもしれませんが、レジャーの際にはとても便利です。首掛けのヒモが付属されていることが多いため、海の中に持ち込んでも手に持っているiPhoneが波にさらわれることを防ぐことができます。
防水ポーチを選ぶ際は、防水機能がしっかりとしていることはもちろん指紋認証が確実にできることを確認しておきましょう。商品によっては画面をタッチしても反応が鈍いことがあるかもしれません。
iPhoneを海に落としてしまった!応急処置方法
お使いのiPhoneを海の中に落としてしまったら、内部に侵入した海水をできるだけ外に排出させましょう。海水にはたくさんの不純物が混じっています。不純物が内部に残り続けることは望ましいことではありません。
iPhoneを海に落としてしまったらすぐに電源をオフにしましょう。内部に海水が侵入して基盤が濡れた状態で通電させてしまうとショートを起こす可能性があります。もし、電源がオフの状態であっても動くか確認をするためにオンにすることは避けましょう。
iPhoneを海に水没させたらすぐに修理に出そう
水没については、海に落とした場合に限らず、すぐに修理を依頼することが大切です。しかし、iPhoneを海に落としてしまったら、より早く修理に出すことで復旧できる可能性が高まることもあります。iPhone内部の基盤に海水の塩分が長時間付着すると、修理ができなくなる恐れがあるからです。
iPhoneの修理はAppleStoreなどの正規の修理店やAppleの認可を受けていない非正規の修理店に依頼できます。
基本的にAppleの保証は水没に対して、無料での保証はありません。「Apple製品1年限定保証」や「AppleCare+」に加入していて、保証の期間内であっても水没させてしまったiPhoneはユーザーの過失として扱われます。そのため、いずれの場合も保証対象外の所定の修理代金が別途発生します。
Appleの保証に加入している方は、AppleStoreや正規修理店で修理ができます。持ち込みの場合は即日の修理が可能ですが、状態によってはAppleのリペアセンターでの修理となるので、時間がかかるかもしれません。
お近くにAppleStoreや正規の修理店がなければ、配送修理も可能です。配送修理を申し込むと、配達業者が自宅まで故障した端末の回収に来ます。修理にかかる期間は人によって差があるので、修理前に確認しておくとよいでしょう。
Appleの保証に加入されている方はAppleStoreや正規修理店へ修理を依頼できますが、お近くに店舗がない場合や保証に加入されていない方は非正規の修理店をご利用ください。
まとめ
海に遊びに行ったらiPhoneで写真を撮りたくなりますよね。iPhoneの防水性能が上がっているから大丈夫だろうと考えて、iPhoneを手にしたまま次第に海に近づいていってしまうこともあるかと思います。しかし、海水は真水と違って塩分やたくさんの不純物を含んでいます。
iPhoneの防水性能は真水を基準としています。塩分を含んだ海水に水没してしまったら、想定以上に基盤が損傷する恐れがあります。iPhoneを海に落とすことは避けたいですが何が起こるか分かりませんので、海へ行く際は防水ケースやポーチを利用するようにしましょう。
それでもiPhoneを海に落としてしまったら、できるだけ早めに修理に出すことで復旧できる可能性が高まります。Appleの保証の加入状況に応じて正規の修理店に依頼してください。また、非正規の修理店でも水没の修理はできますので併せてご検討ください。