iPhone Xユーザー必見!データの初期化方法と注意点を解説!
街中ではiPhone Xを使っている人をよく見かけますよね。
iPhone Xでは顔認証や大容量のストレージ、高画質のカメラ機能が話題となり、それらを求めて購入した人も多いのではないでしょうか。
しかし、iPhone Xにも不具合は発生します。
それらの不具合を「原因がわからない……」と我慢して使い続けていたり、とりあえず初期化したりしてごまかしてはいないでしょうか。
今回は不具合が起きた場合などに初期化するときの知っておくべき注意点をご紹介します。
※記事内の情報は2019年1月時点のものとなります、最新情報と本文中の記述に差異が生じている可能性もありますのであらかじめご留意ください。
目次
iPhone Xを初期化しなければならない状況2パターン
iPhone Xの動きがおかしい、表示が乱れている、といったときは、初期化を検討してみましょう。
しかし「どのような状態になったら初期化しなければいけないか」は、素人ではなかなかわかりにくいですよね。
そのため多くの人が初期化をためらってしまうのではないでしょうか。
ここではiPhone Xを初期化しなければならない2パターンをお伝えします。
リカバリーモードが立ち上がった場合
iPhone Xを使っていたら、リカバリーモードになったことのある人もいるかもしれませんね。
リカバリーモードとは、iPhone Xが初期化の準備に入っている状態のことをいいます。
iPhone Xがリカバリーモードに移行するのは、起きた問題を解決できず強制的に初期化してデータを消去する必要があると判断したときです。
原因不明の不具合に対処したい場合
iPhone Xを使っていて急に動作が重たくなったり、起動中のアプリが強制終了してしまったりなどの原因がわからない不具合が発生した場合も、初期化で解決する場合があります。
そのままだと大変なことに!?初期化前に必要な3つの手続き
iPhone Xを初期化するときには注意しなければならないことがあります。
お手持ちのiPhone Xで以下でご紹介することができているか確認してみてくださいね。
iCloudからのサインアウト
iPhoneユーザーであればほとんどがiCloudを利用しているかのではないでしょうか。
iPhone Xを初期化するときには、必ずiCloudをサインアウトしておきましょう。
なぜならサインアウトしないと、初期化から復元した場合やほかの機種を使う場合にiCloudにアクセスできなくなってしまうからです。
設定のアイコンをタップし、自分のAppleIDの設定を開きます。
一番下までスクロールするとサインアウトのボタンがあるのでタップしてください。
データをiPhone Xに残さないように注意してサインアウトしましょう。
「iPhoneを探す」をオフにする
iPhoneには、「iPhoneを探す」という機能があります。
これはiPhoneを紛失したり盗難にあったりしたときに、ほかのiOS端末(MacやiPodなど)でこの機能をオンにするとiPhone X端末にロックがかけられるものです。
また、紛失したiPhoneをGPS機能で追いかけることや音を鳴らして探しやすくできます。
さらに遠隔操作で個人情報を消去することもできるんですよ。
ところが、この機能をオフにしておかないとiPhone Xは初期化できないようになっているので注意しましょう。
iMessageの登録解除
初期化する前に、iMessageの設定も確認しておきましょう。
iMessageの登録が解除されていないと、初期化から復元したあとで、iPhone Xでメッセージを受信できなくなってしまいます。
初期化する前にはデータのバックアップも必ず取っておこう!
iPhone Xを初期化する際には、必ずデータのバックアップを取っておきましょう。
バックアップをしておけば、初期化したiPhone Xにデータを戻して、もう一度使えるようになりますよ。
iCloudを使ったデータのバックアップ
iCloudを使ってデータのバックアップができます。
iCloudに接続し、バックアップを作成する手順を取り、バックアップが取れているか確認しましょう。
初期化したあとは、もう一度iCloudに接続しバックアップをiPhone Xにダウンロードすれば元に戻ります。
iTunesを使ったデータのバックアップ
iTunesを利用して音楽が聴けるのは、iPhoneユーザーならではですよね。
じつはiTunesを使ってもバックアップが取れます。
iPhone Xを購入したときに、純正品のUSBケーブルが付属していたはずです。
この純正USBケーブルでiPhone Xをパソコンに接続し、iTunesを立ち上げましょう。
iTunes内にバックアップの項目があるので、表示されている手順にそってバックアップを取ってください。
ところが、純正USBケーブルでない場合はデータのバックアップが取れないことがあります。
パソコンとの接続に使うUSBケーブルの種類は、きちんと確認するようにしましょうね。
各アプリの引継ぎも忘れず行う
スマホではデフォルトで入っているアプリ以外に、各種アプリをダウンロードして利用している人がほとんどですよね。
LINEやゲームアプリなどそれぞれが何らかの方法でバックアップ方法を用意しているので、手順にそってデータを保存しておきましょう。
もしもバックアップを取り忘れると、トークの履歴やアップロードした写真、アプリのデータなどが消えてしまう可能性があります。
初期化の前にはアプリのバックアップも必ず取るようにしましょうね。
iPhone Xを初期化する手順は
iPhone Xを初期化する際に知っておくべき注意点をご紹介してきました。
ここからは肝心の初期化方法についてご紹介します。
初期化するとデータがすべて消えてしまうので、必ずバックアップやその他の注意点について確認のうえで実行してくださいね。
iPhone X本体から初期化する方法
iPhone X本体の設定からデータを初期化できます。
「一般」設定の項目から「リセット」のページに移り、「すべてのコンテンツと設定を消去」ボタンをタップしてください。
AppleIDのパスワードなどを確認されますので間違えずに入力しましょう。
複数回の確認を経たのち、データの消去が始まります。
PCからiPhone Xを初期化する方法
iPhone Xをパソコンに接続して初期化する方法もあります。
USBケーブルで接続し、パソコンでiTunesを起動します。
画面上に接続されたiPhone Xが表示されるので、「iPhoneを復元」の項目をクリックしてください。
工場出荷時の設定に戻しますかという確認や同意事項が表示されるので確認していきましょう。
すべて完了すると初期化が始まり、十数分かけて復元されます。
注意点は、iTunesを通して初期化すると復元後のOSは最新のものがインストールされてしまうことです。
アップデートを避けている人はiPhone X本体で初期化するほうがおすすめかもしれませんね。
まとめ
iPhone Xにも異常や問題が起きることがあります。
今まで使ってきたスマホでも同じようなトラブルが起こってしまった経験ある人も少なくなかったのではないでしょうか。
今回はiPhone Xの初期化方法や注意事項をお伝えしました。
iPhone Xで何かしらの問題が起こったときの参考としていただければと思います。
注意点にあったように、初期化すると完全にデータが消えて、データの復元が不可能になります。
大事なデータは必ずバックアップを取るようにしましょう。