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調子が悪い?iPod nanoを初期化すれば改善するかも!

iPod nanoを使っていてさまざまな不具合に悩まされることがあると思います。音楽にノイズが混ざったり、充電がうまくできなかったり、動作が重かったり……。これらの不具合は、iPod nanoの初期化で改善する可能性があります。

この記事では、そんなiPod nanoの初期化方法についてご紹介します。iPod nanoの調子が悪いという方は参考にしてみてください。

iPod nanoの初期化の前にできること

iPod nanoの初期化をおこなえば、さまざまな不具合が解消できる可能性があります。しかし、初期化をおこなう前に少し待ってください。

初期化を実行してしまうと、iPod nano内のデータはすべて消えてしまいます。そのため、初期化を実行する前に、できることを一通り試してみましょう。

差込口にゴミがつまってないかの確認

音楽にノイズが入り込む場合や充電がうまくできない場合は、イヤホンや充電ケーブルの差込口にゴミがつまっていて、接触不良を起こしているかもしれません。差込口内にゴミが溜まっている場合は、綿棒などで掃除しましょう。

充電ケーブルに問題がないかの確認

iPod nanoが充電できない場合は、充電ケーブルが断線していないかを確認してみてください。充電ケーブルの端子が汚れてないか、純正品のものかどうかも確認する必要があります。サードパーティ製の充電ケーブルは、基本的に動作保証がされていないため、突然充電できなくなるケースがあります。

不具合の解消なら再起動しよう

iPod nanoの動作が重かったり、充電ができなくなったり、音にノイズが混じるという場合は、再起動をおこなうと改善する可能性があります。上述の点を確認した上で、不具合が改善しない場合は、初期化をする前に再起動をおこなってみましょう。

調子が悪い?iPod nanoを初期化すれば改善するかも!

iPod nanoを初期化する方法①PCを使用する

再起動などを実行してみても、不具合が一向に改善しない場合は、iPod nanoを初期化してみましょう。ここでは、パソコンを利用したiPod nanoの初期化方法についてご紹介します。パソコンを利用した初期化をおこなう場合は、必ずインストールしたiTunesが最新のバージョンであるか、確認してからおこないましょう。

①iPod nanoをライニングケーブルでパソコンに接続する
②iTunesを立ち上げる
③iPodのアイコンを選択する
④「復元」を選択する
⑤メッセージボックスが出たら再度「復元」を選択する

PCにiPodが認証されない場合はどうするのがいい?

パソコンにiPod nanoを接続しても、iTunes上で表示されない場合は、ほかのケーブルでも同様の症状が発生するか確認してみてください。

使用している充電ケーブルがAppleの純正品であるかも確認してみましょう。非正規の充電ケーブルは、動作保証がされていないため、データのやり取りに対応していないことがあります。

ケーブルに問題がない場合は、iPod nanoまたはパソコンのシステムエラーかもしれないので、一度再起動をしてみましょう。

また、パソコン内に「Apple Mobile Device USB Driver」というドライバーがしっかりインストールされているか確認してみてください。このドライバーは、パソコンがiPodなどのApple製品を認識するのに必要なものです。ドライバーがインストールされているかどうかは、デバイスマネージャー内の「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」の項目内で確認できます。

Windowsの場合、「ファイル名を指定して実行」の欄に「devmgmt.msc」と入力すればデバイスマネージャーを開けるので試してみてください。

iPod nanoを初期化する方法②PCを使わない

パソコンを使わないiPod nanoの初期化方法についてご紹介します。パソコンを持っていない場合やパソコンがiPod nanoを認識してくれない場合は、こちらの初期化方法を試してみてください。

①iPod nanoの「設定」を開く
②「一般」を選択する
③「リセット」を選択する
④「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択する

もしiPod nanoを修理するならどこに依頼すればいい?

iPod nanoの不具合が初期化などで改善しない場合は、修理に持ち込みましょう。iPod nanoを修理できる場所は、正規店と非正規店です。それぞれ特徴が異なるため、自分の状況に合った修理店を選んでみてください。

【正規店】
Apple Storeや正規サービスプロバイダなどが該当します。Appleの保証サービスを利用しお得に修理がおこなえるため、保証に加入している場合は、正規店の利用がおすすめです。

しかし、iPod nanoはモデルによっては、正規店で修理をおこなえないことがあります。Appleでは基本的に、製造が中止されてから5年以上経過した商品のサポートを終了しています。

第5世代以前のiPod nanoは、製造中止から7年以上が経過しているオブソリート製品扱いとなっており、正規店では修理ができません。次のモデル番号のiPod nanoは、オブソリート製品であるため、修理前に確認してみてください。

・A1199
・A1236
・A1285
・A1320

また、正規店で修理をおこなう場合は、iPod nanoの初期化がおこなわれるケースがあるため、内部データが消去されてしまうことを留意しておきましょう。

【非正規店】
第5世代以前のiPod nanoを使っている場合は、正規店で修理をおこなえません。そういうときにおすすめなのが、非正規店です。非正規店とは、Appleの保証に関係なく、比較的安価な料金でiPhoneやiPadなどの修理をおこなえる店舗です。近年では、iPodの修理に対応している店舗も増えてきています。

お使いのiPod nanoの修理に対応しているかは、店舗によって大きく異なるため、事前に電話などで問い合わせをしましょう。せっかくiPod nanoを修理店に持ち込んでも修理ができずに、時間をムダにするという事態を回避できるかもしれません。

まとめ

iPod nanoの初期化をおこなえば、不具合を解消できる可能性があります。しかし、初期化をおこなってしまうとiPod nano内のデータがすべて消えてしまいます。まずは、充電ケーブルや差込口のゴミの確認や再起動をおこないましょう。

初期化をおこなってもiPod nanoの不具合が解消されない場合は、修理に持ち込みましょう。iPod nanoは、モデルによっては正規店での修理受付が終了しているため、非正規店での修理も視野に入れましょう。

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