iPodが充電できないのは接触不良?それとも故障?原因や対処法
iPodを利用していて、充電ができなくなったという経験はあるでしょうか。充電ができなくなってしまうと、そのうちにバッテリーが切れてしまいiPodを使えなくなってしまいます。
そうなってしまうと音楽を再生することもできなくなるため、外出先でiPodの音楽を聞くという方にとっては、一刻も早く解決したい問題ではないでしょうか。
この記事では、iPodの充電ができない場合に確認すべき点や対処法についてご紹介します。iPodが充電できなくてお困りの際は、確認してみてください。
目次
iPodが充電できないときに最初にチェックすること
iPodが充電できない場合は、まずは充電ケーブルに問題がないかを確認しましょう。確認すべき点は、次のとおりです。
充電ケーブルがしっかりささっているか
充電ケーブルを抜きさしして、しっかりiPodの端子の奥までささっているか確認しましょう。
充電ケーブルの差込口にゴミやほこりが詰まっていないか
充電ケーブルの差込口は、意外とゴミやほこりが溜まりやすいです。ゴミやほこりが原因で、充電ケーブルが接触不良をおこしているかもしれません。綿棒やつまようじなどで、掃除してみてください。また、充電ケーブルの端子側が汚れていて接触不良をおこしていることもあるため、そちらも柔らかい布などで拭き取ってみましょう。
充電ケーブルが断線していないか
充電ケーブルの断線により充電できないケースがあります。充電ケーブルの内部で断線している場合は、断線しているのが分かりにくいことがあるため、注意深く確認しましょう。また、他の充電ケーブルを試してみて充電できるかどうか確認してみてください。
純正の充電ケーブルを使っているか
サードパーティ製の充電ケーブルは、iOSアップデートなどで使えなくなるケースがあります。純正品には、パッケージに「Made for iPhone」のロゴや、充電ケーブルに「Designed by Apple in California+(国名)」と印字されているため確認しましょう。
その他の、純正品と非正規品の細かい構造の違いなどは、Apple公式ホームページ内の「Lightningコネクタアクセサリの偽造品や模造品を識別する」のページ内で、画像付きで紹介されているため、参考にしてみてください。
iPodの充電がたまらない・充電自体できていない場合は?
充電ケーブルに問題がないのに、iPodの充電ができないときはiPodのシステムが不具合をおこしている場合があります。システムの不具合が原因でiPodの充電ができない場合は、再起動をおこなうことで、症状が改善するかもしれません。再起動をおこなってもダメな場合は、強制再起動をおこなってみましょう。モデルごとの強制再起動方法は、次のとおりです。
【iPod touch】
電源ボタンとホームボタンを同時に長押し。
【iPod nano】
・iPod nano(第7世代以降)
電源ボタンとホームボタンを同時に長押し。
・iPod nano(第6世代)
電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に長押し。
・iPod nano(第5世代以前)
ホールドスイッチをロック解除状態にして、MENUボタンとセンターボタンを同時に長押し。
【iPod shuffle】
電源スイッチで電源を切った後に、再度電源を入れなおす。
【iPod classic】
ホールドスイッチをロック解除状態にして、MENUボタンとセンターボタンを同時に長押し。
iPodのモデルが分からないときは、iPodのモデル番号を確認しましょう。モデルごとの、モデル番号は次のとおりなので参考にしてみてください。
【iPod touch】
・A1213
・A1288
・A1318
・A1319
・A1367
・A1421
・A1509
・A1574
【iPod nano(第7世代)】
・A1446
【iPod nano(第6世代)】
・A1366
【iPod nano(第5世代以前)】
・A1137
・A1199
・A1236
・A1285
・A1320
【iPod shuffle】
・A1112
・A1204
・A1271
・A1373
【iPod classic】
・A1238
対処法でもiPodが充電できないなら故障かも?
他の充電ケーブルを試してみたり、強制再起動を試してみてもiPodの充電ができない場合は、iPodの充電コネクターが故障していたり、バッテリーが寿命のケースが考えられます。iPodの修理を検討しましょう。
Appleの保証サービスに加入している場合は、正規店を利用すればお得に修理ができておすすめです。しかし、一部のiPodは保証の有無を問わずに、正規店での修理ができないことがあります。
Appleでは、製造中止から5年以上経った製品は、一部の例外を除き、基本的にサポートを終了させています。以下にあげるモデルは、現時点(2019年2月時点)ではサポートが終了しているため注意しましょう
・iPod
・iPod classic(初代~120GBモデル)
・iPod mini
・iPod nano(第2世代~第5世代)
・iPod shuffle(初代~第3世代)
・iPod touch(初代~第3世代)
お使いのiPodがサポート対象かどうかは、Apple公式ホームページ内の「ビンテージ製品とオブソリート製品」のページから確認できます。詳細を知りたい場合は、こちらを確認してみてください。
非正規のiPhone修理店でもiPod修理を依頼できる!
お使いのiPodがAppleサポートの終了しているモデルだった場合は、iPodが充電できない状態でも修理できません。そういう場合は、非正規のiPhone修理店であれば、iPodの修理をおこなえる可能性があります。近年では、iPhone修理だけでなくiPadやiPodなどの修理を受け付けている修理店が増えてきているのです。
非正規店とは、Appleの保証がなくても比較的安価な料金でiPhoneなどを修理できる店のことです。店舗によって、iPodの修理に対応しているかどうかが異なるため、事前に修理店のホームページなどで確認をしっかりとっておきましょう。
非正規のiPhone修理店では、予約不要で即日修理に対応しているケースが多いです。しかし、iPodを修理に出す場合は、注意が必要です。iPodは、モデルによっては修理店に、交換用の部品などがなく、取り寄せる必要が出てくるケースもあるため、事前に電話などで確認や予約をとったりすることをおすすめします。
まとめ
iPodが充電できない状態になった場合は、最初に充電ケーブルに問題がないかを確認しましょう。別のケーブルをさしてみて、反応を確認するのが確実かもしれません。
また、iPodの強制再起動をおこなってみて、充電できない状態が解消しないかも確認してみてください。充電ケーブルに問題がなく、強制再起動をしてもiPodが充電できない場合は、iPodが故障しているか、バッテリーが寿命になっているかもしれません。修理を検討しましょう。
しかし、iPodのモデルによっては、Appleで修理をおこなえない場合があります。そういう場合は、非正規のiPhone修理店であれば、iPodの修理をおこなえるかもしれません。