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ドコモのiPhone修理サービスとは。キャリア別補償内容を比較!

「iPhoneをうっかり落として壊してしまった!でもどうやったら修理に出せるかわからない……。」そんな経験はありませんか?壊れたiPhoneを修理に出そうと思っても、iPhoneの修理サービスはなかなか複雑で、使い方の分からない方も多いのではないでしょうか。

今回はドコモのiPhone修理サービス「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」について説明していきたいと思います。「どうやって使うの?」「なにが優れているの?」といった疑問にお答えしていきますので、ぜひお付き合いください!

ドコモのiPhone修理サービス「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」

そもそも「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」ってなんだろう、という方もいるかと思います。まずはこのケータイ補償サービスについて説明していきましょう。

ケータイ補償サービスは、簡単に説明すると、ドコモでiPhoneを修理することになった場合に、端末を交換してもらえるサービスです。壊れてしまったiPhoneに代わって新しくもらえる端末は、ドコモによって新品同様に整備された中古の端末になので、あくまでも新品に近いiPhoneと交換してもらえる、と思っておくとわかりやすいかもしれません。

実際の流れとしては、ドコモにiPhoneの修理を申し込むと、まず新しい端末が送られてくることになります。その後、古い端末からsimカードなどを取り出し、届いた新しい端末に入れなおせば、あとは古い端末を送り返しておしまいです。

故障した端末を修理するわけではないので、修理が終わるまで代替品を用意する手間がなく、とても手軽に利用することができます。

ただし、ケータイ補償サービスが利用できるのは、自然故障の場合のみです。故意の破損や改造などはもちろん、天災による故障も保障の適応範囲外なので注意しましょう。

また、このサービスでは、故障した場合だけでなく、紛失や盗難の場合も補償してくれます。さらに、データの復旧をするさいにも割引ができますよ。

ただし、ケータイ保証サービスを利用するためには月額料金がかかるうえに、実際に端末の交換を利用する場合には、月額料金とは別に、料金が発生することには注意しましょう。低価格の端末を使っている場合、そこまでのお得感はないかもしれません。また、このサービスには、iPhoneを購入してから14日以内に申し込む必要があります。利用したいという方は、タイミングを逃さないようにしましょう。

「ケータイ補償サービス」と「AppleCare+ for iPhone」

ここまで、ドコモのケータイ補償サービスについて説明してきましたが、AppleにもAppleCare+という補償サービスがあることはご存知でしょうか?

AppleCare+は、Appleが展開する補償サービスです。iPhoneはもともと、購入後1年間はAppleによる補償があるのですが、AppleCare+に加入すると、この補償期間が2年にまで延長されます。また、修理などにかかる料金が、2回までサービス料金で受けることができるようになります。

ケータイ補償サービスとAppleCare+にはどちらも利点・欠点がありますが、同時に両方の補償を受けることはできません。そのため、どちらに加入するかはよく考える必要があります。

ケータイ補償サービスの最大のメリットは、紛失や盗難にも対応していることでしょう。以前に紛失してしまったことがあるという方は、こちらのほうがいいかもしれません。また、AppleCare+は購入から2年の間補償してくれますが、ケータイ補償サービスは無期限に補償してくれるサービスですので、購入してから2年以上たってからドコモでiPhoneを修理したい!という場合には、ケータイ補償サービスに軍配があがりそうです。

一方、AppleCare+の利点として、画面割れや電池交換などを個別に受け付けている点があげられます。ケータイ補償サービスでは、どのような故障であっても一律料金で端末の交換という手段をとりますが、AppleCare+ではそのようなことはありません。そのため、画面割れや電池交換などの簡単な修理であれば、AppleCare+のほうがドコモでのiPhone修理よりも安価に修理することができます。

自分がiPhoneをどのくらい使うのか、どのように使うのかによって、ケータイ補償サービスとAppleCare+のどちらを選んだほうがよいかは変わってきます。しっかりと検討して、どちらのサービスに加入するのか決めましょう。

dカードや製品自体の保証が使える場合も

ケータイ補償サービスとAppleCare+という2つの補償サービスが登場しましたが、iPhoneにはほかにもいくつかの補償サービスがあります。ここではケータイ保障サービス、AppleCare+以外のサービスについて見ていきましょう。

まず、ドコモのiPhoneが修理不能なまでに故障したとか、あるいは紛失してしまったので買い替えたい、という場合に使えるのが、dカードケータイ補償です。これは、dカード会員向けの補償サービスで、新しく同じ端末を購入するさいに、その購入費用を減額してくれるサービスです。

dカードとはドコモが提供しているクレジットカードサービスで、dカード会員とdカードGOLD会員があります。dカードGOLD会員であればさらに手厚い補償サービスを受けられるので、会員の方は確認しておきましょう。

また、iPhoneにはAppleCareという補償サービスがあります。さきほどのAppleCare+と似ていますが、こちらの補償サービスはiPhoneの購入時に自動でついているもので、購入後1年以内にiPhoneが故障してしまったときに、その修理を補償してくれるサービスです。この補償は無料で加入できるので、購入してから1年経っていないという場合は気にかけておくとよいでしょう。

各キャリアで補償内容に差がある

ここまでドコモでiPhoneを修理する場合について考えてきました。では、ほかのキャリアではどういった補償があるのでしょうか?

SoftBankの場合

あんしん保証パックというサービスを展開しています。これは、基本的にはAppleCare+と同等の補償サービスを受けることができるサービスです。AppleCare+と同様に紛失・盗難には対応していないので注意しましょう。

また、他にもメモリーデータ復旧サポートというサービスがあります。これは、破損してしまった端末のデータを復旧し、新しく利用する端末へと移行するサービスです。対応機種によって移行できるデータに違いがあり、iPhoneからiPhoneへと移行する場合は、電話帳・静止画・メールデータを移行することができます。

auの場合

au端末サポートというサービスを展開しています。SoftBankの場合と同じく、基本的にはAppleCare+と同等の補償サービスを受けることができます。また、こちらは紛失・盗難にも対応しており、手厚い補償となっています。その分月額料金が他の補償サービスに比べると割高な傾向にあるようです。

保証期間切れに注意しよう

補償内容や月額料金も大切ですが、保証期間もとても大切な要素です。保証期間が切れてしまえば、どんなに手厚いサービスも受けることはできません。

まず、iPhone購入時に自動加入する無料の補償であるAppleCareは、購入後1年間補償してくれます。つまり、保証期間が1年だけでよいのであれば、ほかの補償サービスに加入する意義は薄いかもしれません。

このAppleCareを拡張したAppleCare+では、さらに1年追加して購入後2年間を補償してくれます。2年以内に買い替えることが視野に入っているならなんら問題ありませんが、3年目以降も使用するのであれば、保証期間が2年しかないことに注意しましょう。

また、SoftBankが展開するあんしん保証パックもAppleCare+と同様に2年間の補償ですが、auの端末サポートでは、2年間の保証期間がすぎても、追加で2年間保証してくれます。保証期限は合計で4年間ということになりますので、安心してiPhoneを使い続けることができますよね。

ドコモのケータイ補償サービスについては、月額を払い続ける限り無制限で端末交換などを保証してくれます。いつまで使用するか不透明で、いつドコモへiPhone修理を頼むことになるか契約時にはわからないという場合には、ドコモでiPhoneを契約すると安心かもしれません。

また、保証期間がすぎてから修理したいといった場合、非正規店による修理も視野に入ってきます。

一般的に、非正規店での修理はApple Storeなどの正規店での修理よりも、割安な傾向にあります。Appleの保証さえあれば割引された金額で修理できるので問題ないのですが、高額な修理費を実費で払うのはちょっと……とお考えの方は、非正規店での修理を検討してみましょう。

ただし、非正規店に修理をしてもらうと、Appleや各キャリアで契約した保証の対象外になってしまうことがあります。保証期限内であれば、Appleやキャリアショップに依頼したほうがよいかもしれません。

どんなときに強制終了を使う?

まとめ

ドコモのiPhone修理サービス「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」についてまとめていきました。少々複雑な部分もありますが、ケータイ補償サービスを使いこなすことができれば頼もしい味方になってくれるでしょう。

また、iPhone修理に対応している補償サービスは、ドコモのケータイ補償サービスだけではないことにも注意しましょう。AppleのAppleCare+やSoftBankのあんしん保証パックにauのau端末サポート、さらにはドコモ内でもdカードケータイ補償というものがあります。それぞれのサービスをよく検討して、自分にあったサービスを選びましょう。

補償サービスを選ぶさいには、保証期限を確認することが大切です。期限がすぎてしまうとサービスが受けられなくなってしまうので、常に気を配るようにしましょう。もしも保証期限が切れてしまってからiPhoneを修理したいという場合には、非正規店に依頼することも1つの手段です。

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