定期的にiPhoneのメンテナンスしてる？長くiPhone使用するコツとは
みなさんは定期的にiPhoneのメンテナンスをおこなっていますか？iPhoneは一度購入したら長い付き合いになることがほとんどです。また、近年ではiPhoneの進化とともにその価格も上昇傾向にあり、iPhoneが壊れたり調子が悪いからと、すぐに新しく購入するのはなかなか難しいことといえます。
そのため、いま自分が使っているiPhoneを大切に使い、長持ちさせることが重要になるでしょう。そんなときに大事なのが、iPhoneのメンテナンスです。
この記事ではiPhoneのメンテナンス方法についてご紹介します。大切なiPhoneをメンテナンスして、末永く使ってあげてください。
iPhoneのメンテナンスってどういうこと？
そもそもメンテナンスとはどういうことを指すのでしょうか。私たちが利用しているもののすべては、時間とともにどんどん劣化や老朽化し、いつしか使えなくなるときがきてしまいます。
橋であればいつかは崩れてしまいますし、時計であればいつかは動かなくなります。そこで必要なのがメンテナンスです。メンテナンスとは、私たちが利用するものの点検および保守や維持をおこなうことにより、正常に動作が続くようにする行為です。
iPhoneにおけるメンテナンスとはiPhoneに問題点がないかどうかを点検・改善し、iPhoneのコンディションを保つことです。iPhoneのメンテナンスをおこなうことによって、より長く使用し続けることができます。
バッテリーを長持ちさせるメンテナンス
iPhoneのメンテナンスをする上で、大事なことの1つであるバッテリーについてご紹介します。バッテリーはいわば消耗品のようなものなので、iPhoneを使用しているうちにどんどん劣化していってしまいます。少しでもバッテリーを長持ちさせるためにも、次のようなメンテナンスを試してみてください。
iPhoneの設定の見直し
バッテリーへの負担を軽減するためにもiPhoneの設定を見直してみましょう。明るさの自動調整機能をオフにしたり、通知の設定を変更すると効果的です。また、使用していないときにWi-FiやBluetooth、位置情報などの設定がオンになっているとバッテリーの負担が増す原因となります。そのため、使わない設定はオフにするように心がけて、バッテリーへの負担が少ない状態を維持しましょう。
バッテリーが高温にならないよう注意
iPhoneに使われているバッテリーには、リチウムイオンバッテリーというものが使用されています。とても軽量で、蓄電量も多い優秀なバッテリーなのですが、熱に弱く、高温に長時間さらされていると劣化しやすくなるという特徴があります。
バッテリーが高温化する原因には、充電しながらのiPhoneの利用や電池が満タンになっても充電し続ける過充電、頻繁な充電、高負荷アプリの長時間利用などがあげられます。iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためにも、これらのようなバッテリーが高温化しやすくなる要素は改善しましょう。
また、利用しているiPhoneケースによってはiPhoneの自然放熱がうまくいかず、iPhone内部に熱がこもってしまいバッテリーが高温化する原因となることもあるので、問題ないかどうかの点検もおこないましょう。
iPhoneのリフレッシュもしておこう
iPhoneのメンテナンスをする上でもう1つの重要な点は、iPhoneのシステム面のリフレッシュです。iPhoneに限った話ではないですが、長いことiPhoneを利用していると徐々にさまざまなデータが蓄積し、iPhoneの動作に影響を及ぼすようになる可能性があります。iPhoneのパフォーマンスを維持し続けるためにも、リフレッシュをしっかりとおこないましょう。
不要なアプリの削除
使わないアプリは定期的に削除していかないと、データ容量を圧迫する一方です。データ容量は、埋まれば埋まるほどiPhoneのパフォーマンスの低下につながってしまうので、使わないアプリなどはこまめに削除しましょう。
キャッシュの削除
iPhoneのブラウザやアプリには、キャッシュとよばれるものがあります。これは、ブラウザやアプリの読み込み速度を向上させるために、一時的に保存しているデータのことです。
データの読み込み速度を向上させるという意味では非常に便利ですが、あまりにキャッシュの量が多くなりすぎると、iPhoneのデータ容量が圧迫されてパフォーマンスの低下につながります。定期的に削除するよう気をつけてください。
写真や動画の整理
iPhoneは年々カメラの性能が良くなっており、画質も向上しています。みなさんも思い出の写真や動画をiPhone内に収めていることでしょう。しかし、高画質な写真や動画はそれだけデータも大きくなってしまい、iPhoneのデータ容量を圧迫する原因になります。定期的に写真や動画をパソコンなどに移動し、整理をしてあげましょう。
iPhoneの本体もリフレッシュ！
iPhoneのメンテナンスは何も内部的なものやシステム的な話だけではありません。iPhoneの外側もしっかりとメンテナンスをして、なるべくきれいな状態を維持できるようにしましょう。iPhone本体のリフレッシュ方法は次のとおりです。
フィルムの張り直し
iPhoneの画面を保護してくれるフィルムですが、長く使い続けているとフィルムに傷がついたり、劣化により剥がれてきたりして、しだいに内部にゴミなどが入り込むことがあります。そうすると画面を保護するどころか、かえって傷つけたり汚してしまいかねません。フィルムの劣化がみられる場合は張り直しを検討しましょう。
ケースを取り外す
おしゃれや画面割れ防止などのためにiPhoneケースをつけていても、一度つけたケースを頻繁に取り外すという方はそう多くはないでしょう。意外とケースのすき間にホコリやゴミが入り込み、iPhoneが汚れてしまうということもあるので、定期的にケースを取り外して汚れていないか確認してみてください。
全体を拭く
画面を拭くことは多くても、それ以外のiPhone本体背面や側面、底面、ボタンなどを細かく拭くという機会はあまりないかもしれません。傷をつけてしまわないように柔らかい布などを使用して、iPhone本体を拭いてきれいにしましょう。
細かいすき間のホコリやゴミを取り出す
iPhoneには大小さまざまな凹凸や、すき間があります。それらの凹凸やすき間にはホコリやゴミが溜まりがちなので、つまようじや綿棒を用いてかきだしてあげるとよいでしょう。
まとめ
iPhoneは一度購入したら、そうそう買い替えるようなこともなく長い付き合いになることがほとんどでしょう。しかし、長い間同じものを使用し続けていれば劣化・老朽化する一方です。これはiPhoneとて例外ではありません。
使用し続ければいつか使えなくなってしまう日がきてしまいます。それでも、iPhoneを少しでも長持ちさせるために、この記事を参考にしつつiPhoneのメンテナンスをおこなってみましょう。
何をすればいいかわからないという方、最近iPhoneが不調だという方は修理店に相談してみてはいかがでしょうか？修理店によってはiPhoneのメンテナンス作業をおこなっているところもあります。ぜひ一度ご検討ください。
