iPhoneのバイブレーションがならない場合の対処方法を紹介します
iPhoneを使用していて、電話やラインやメールがきたときに、設定していたはずのバイブレーションがならなくて困っていると思います。
iPhoneのバイブレーションがならないと故障してしまったのではと、不安ですよね。今回のコラムはそんな人へ向けて書いています。修理業者へ修理を出す前に、自分でできそうな対処をしてみてください。
バイブレーションがならない原因は何がある?
iPhoneのバイブレーションがならない原因はいくつか考えられます。バイブレーションが振動しない原因についてあげてみます。
iPhoneのバイブレーションがならない原因は「設定」と「故障」にわかれます。まずはバイブレーションがならない原因を探ってみましょう。
◆設定による不具合
・サイレントモードのバイブレーション設定がオフになっている
iPhoneの左サイドにある「着信/サイレントスイッチ」がオレンジ色のオンの状態になっているときは、サイレントモードになっています。このサイレントモードはバイブレーションのオンとオフの設定をすることができます。
サイレントモードの設定を確認する方法は、「設定」アプリを起動します。「サウンドと触覚」の中にあるバイブレーションの欄の「サイレントスイッチ選択時」がオン(緑色)になっていれば、バイブレーションが設定されています。
・設定されていない
着信音やアラームの設定で「バイブレーションなし」に設定しているかもしれません。設定アプリでバイブレーションのオンとオフ確認をすることができます。
アプリごとでもバイブレーションを設定することができるので、各アプリでもオンになっているか確認をしてみてくださいね。
・ソフトウェアでバイブレーションがオフになっている
アクシビリティにもバイブレーションの設定項目があります。オフになっているとバイブレーションはなりませんので、設定画面から一般⇒アクセシビリティ⇒バイブレーションの順番に移動し、設定を確認してください。ボタンが緑色ではなく、白色だとオフになっています。
◆バイブレーションの故障
iPhone内部の故障が考えられます。すべての設定をオンにしているにも関わらず、バイブレーションがならない場合、故障の可能性が高いです。
バイブレーション機能の設定を確認してみよう
iPhoneのバイブレーションがならない原因として一番考えられるのは、バイブレーションの設定がされていないことです。もともとiPhoneにある着信やメール、アラームを使用する場合は設定からバイブレーションを設定します。
ただし、iPhoneにもとからないアプリを使用している場合は、アプリごとにバイブレーションの設定をしなければなりません。それぞれのアプリの設定でバイブレーションの設定をしましょう。
ここからは着信とメール、アラームのバイブレーションを確認する方法ついて説明していきます。
◆バイブレーションの確認のしかた
・「設定」→「サウンドと触覚」→「バイブレーション」
着信スイッチ選択時とサイレントスイッチ選択時が白色の状態だとオフになっています。バイブレーションをオンにするには、ボタンを押して緑色にしてください。
バイブレーションを設定したら、バイブレーションが反応するのか確認をしましょう。別の電話から着信をしてもらったり、メールを受けたりしてみましょう。
それでもバイブレーションがならない場合は
iPhoneの設定機能や各アプリのバイブレーションの設定でバイブレーションを設定しても、iPhoneのバイブレーションがならない場合は、次の方法で対処してみてください。
◆バイブレーションが反応しないときの対処方法
・iPhoneを再起動する
ソフトウェアが軽い問題をおこして、バイブレーションが反応していない場合があります。このときは、iPhoneを一度再起動してみましょう。再起動の方法は次のとおりです。
(iPhone7シリーズの再起動方法)
本体の右側面にあるスリープボタンと、本体の左側面にある音量を下げるボタンを同時にアップルのロゴが出てくるまで長押ししましょう。アップルのロゴが出たら、ボタンから手を離しても問題ないです。しばらくするとふたたびiPhoneが立ち上がるので、しばらく待ちましょう。
(iPhon7シリーズ以外の機種の再起動方法)
iPhone本体の右側面のスリープボタンと、ホームボタンを同時にアップルのロゴが出てくるまで、長押ししてください。アップルのロゴが出たらボタンから手を離しても大丈夫です。しばらくするとふたたびiPhoneが立ち上がります。
機械のきまぐれでバイブレーションが反応しない場合があります。そんなときは、電源を落としてみたりするともとに戻る可能性もあるので、一度試してみてください。
・おやすみモード機能を確認する
着信がすぐに留守番電話へ接続されるおやすみモードになっている可能性があります。「設定」から「おやすみモード」に入ると、今すぐオン/オフを確認してください。
・iPhoneを初期化してみる
初期化するときは、iPhoneに保存されているデータがすべて消えてしまいます。必ずデータをバックアップしてからおこなってください。初期化の方法は、「設定」から「一般」の中の「すべてのコンテンツと設定を消去」の順になります。
バイブレーション機能が故障したら修理が必要かも
バイブレーションの設定がされていて、上記の方法でもiPhoneのバイブレーションがならない場合は、バイブレーションの機能が故障している可能性があります。バイブレーション機能を復旧したいときは、iPhoneを修理に出しましょう。iPhoneを修理してくれるお店を紹介します。
◆iPhoneの修理をするお店
・アップルストア
正規の修理窓口になります。iPhoneはアップル製品なので、アップルストアに持っていけば修理や交換といった対応をとってもらえるでしょう。
・正規サービスキャリア営店
NTTドコモやソフトバンク、auなどのお店でも一部の店舗で修理を引き受けています。ただし、修理ができる機種がかぎられていたり、修理できる範囲がかぎられていたりしますので、事前に確認してみてください。
ポイントなどがあれば、修理に使用できるので、修理代金が安く済みます。
・非正規の修理サービスのお店
正規のサービスプロバイダではない、修理業者に依頼する方法もあります。修理業者は幅広い故障の修理を請け負っています。予約をする必要がない、修理価格も安いのがメリットです。
ただし、こういった修理業者で修理をおこなってしまうと、アップル製品の保証を受けられなくなります。iPhoneの専門修理業者ではないので、修理をしてもらったあとにエラーが出てしまうこともあるようです。
アップルストアで修理してもらうのが確実ですが、正規の修理価格は高額な場合があります。ご自身のiPhoneの故障具合をみて修理業者を選ぶといいでしょう。
まとめ
iPhoneのバイブレーションがならない原因と、バイブレーションの確認と設定のしかた、強制的な対処方法、修理してくれるお店について説明しましたが、いかがでしたか?
iPhoneのバイブレーションがならないなと思ったら、まずはバイブレーションがちゃんと設定されているか確認をしましょう。アプリのバイブレーションがならないなと思ったら、各アプリごとでバイブレーションを設定しなければいけないので確認をしてください。
バイブレーションを設定していても、バイブレーションがならない場合はまずはiPhoneを再起動してみてください。バイブレーションがならないのが機械のきまぐれの場合、再起動をすればなおる場合があります。
iPhoneを再起動してもバイブレーションがならない場合は、おやすみモードがオンになっていないか確認をしましょう。おやすみモードは強制的にバイブレーションをオフにします。
おやすみモードにもなっていないのにバイブレーションがならない場合は、最終手段としてiPhoneを初期化してみてください。このとき、データのバックアップを必ずとってくださいね。
自分でおこなえることはすべておこなっても、バイブレーションがならない場合は修理へ出しましょう。
iPhoneの修理はアップルストアが、一番確実に修理をしてくれます。アップルストアが近所にない場合は、NTTドコモやソフトバンク、auなどキャリア直営店に修理を出しましょう。
もし、iPhoneの修理を安く済ませたいと考える場合は、非正規の修理サービスのお店に修理を依頼してください。ただし、iPhone専門の修理業者ではないので、修理をしたあとにエラーが出てしまうといったことが出る可能性があるデメリットがあります。
iPhoneのバイブレーションがならない場合、まずは自分でできることはしてみましょう。それでもならないときは、修理業者へ修理を依頼してください。