iPhoneの寿命はどれくらいなの?なるべく長く使うためのコツもご紹介
年々日本国内のiPhone普及率は上昇しています。2017年10月時点でその割合は過半数を超え、68.6%にまで達しました。日本人の大多数が持っているiPhoneを、電源を落とさずに使い続けている方も多いのではないでしょうか?
つねに携帯し電源が入った状態が続くiPhoneは、寿命を迎えてしまうとぐっと使いにくくなってしまいます。今回のコラムでは、iPhoneの寿命とできる限り長く使うためのポイントについて紹介します。iPhoneを利用しているしている方は、ぜひご参照ください。
iPhoneの寿命とは
まずはiPhoneの寿命についてみていきましょう。寿命がきてiPhoneが使いにくくなってしまうときは、バッテリーの状態が関係していることが多いです。
電源がオンになっている限り、iPhone内に搭載されているバッテリーは稼働しています。結果、バッテリーが劣化してiPhoneの寿命がきてしまいます。
バッテリーが劣化すると、まず充電できるバッテリー容量が減少していきます。購入当初の状態を100%とすると、劣化していると判断されるのはおよそ80%を切るころといわれています。さらにバッテリーが劣化するとiPhone全体に動力がいき渡らないため、iOsの性能の低下が発生するのです。
つまりiPhoneの寿命を判断するには、バッテリーの劣化とiOsの性能低下を確認したらよいのです。実際のiPhone本体が劣化している状態として挙げられる代表例は以下の6点です。
・充電残量の減りが早くなる
・寒冷地などで使用すると強制シャットダウンが発生
・アプリの起動に時間がかかる
・画面スクロールにちらつき
・バックグラウンド更新が正常に行われない
・カメラのフラッシュが利用できない
iPhoneの寿命はどれくらい?
iPhoneには食品の消費期限に似たと同じように消費期限に似た期限があります。この期限がいわゆるiPhoneの寿命がくるボーダーラインとされるのです。ではiPhoneの寿命が尽きる期限はどのくらいなのでしょうか。
apple社は「バッテリーの経年劣化」について公式サイトにて公言しています。そのなかでapple社はこの経年劣化までのおよその期間を3年としています。製造している本社の発表ですので、この数字は信用できるでしょう。
しかし、日常的にiPhoneをどう使うのかでこの期間は大きく変動します。大きな負担をバッテリーにかける度にその期間は短くなってしまうのです。そのため、iPhoneの劣化が予定よりも前倒しで起こることがあります。
iPhoneの寿命を確認する方法
「iPhoneの寿命を知りたい」「自分のiPhoneのバッテリーや性能の状態について知りたい」という方におすすめなのが、iPhoneの寿命の定期的な確認です。iPhoneの寿命は、本体の機能を利用するものとアプリを使ったものの2通りの方法があります。
本体の機能を使用する
本体に搭載されている機能を使って確認する場合、以下の手順でおこないましょう。
①iPhoneの「設定」画面を開く
②「バッテリー」を選ぶ
③「バッテリーの状態」を選ぶ
上記の順番通りに確認していくと、最後の画面上に「最大容量」と「ピークパフォーマンス性能」の2つが表示されます。
【最大容量】
バッテリーの充電容量を表している項目で、100%から少しずつその数字が小さくなっていきます。「最大容量」の文字横に数字でパーセンテージが表示されているため、非常に簡単にバッテリーの劣化状態を確認することが可能です。
【ピークパフォーマンス性能】
所持しているiPhoneの性能の状態を表していて、最大容量の掲載方法とは異なります。最大容量の確認ページでは、購入当初、充電最大が100と書かれているのを確認できますが、ピークパフォーマンス性能を確認する画面にはメッセージが表示されるので確認しておきましょう。
強制シャットダウンなどの充電以外の不具合が発生した場合には、こちらに原因と考えられる事項が表示されていることが多いです。とくに不具合が発生するような状態ではない場合、標準のピークパフォーマンスであるといった内容のメッセージが受信されます。
アプリケーション
無料で配信されているアプリでもバッテリーの状態を確認することができます。アプリを起動した瞬間にチェックを始めてくれるので、電圧やバッテリーの劣化度などの情報も手に入れやすいといったメリットがあります。
寿命をのばすコツとは
iPhoneの寿命が食品の消費期限と大きく違うのが、使い方でその寿命が伸び縮みするという点です。具体的にどのようにiPhoneを扱えばその寿命を伸のばすことができるのでしょうか。とくに気をつけていただきたいポイントは下記の通りです。
極端な周囲温度は避ける
iPhoneに搭載されているバッテリーが正しく操作するための温度の範囲は0度~35度とapple社が公式で発表しています。その範囲を超える環境は最大容量が低下する原因となりうるので、35℃を超える環境に長時間放置するような行為は避けましょう。
充電方法
バッテリーの充電は毎日おこなうものですが、例えばスマホでゲームや動画を再生しながら充電したり100%充電してフルバッテリー状態が続いたりすることはバッテリーの消耗をすすめる原因となります。
設定を最適化する
ソフトウェアをつねに最新のものにアップデートしたり、画面の明るさを落としたりしてiPhoneの設定を変えてみましょう。これ以外にも、モバイル通信よりも消費電力の少ないWi-Fiを常にオンにしておくことも長くバッテリーを使うためのコツです。
まとめ
iPhoneの寿命は主にバッテリーの劣化から発生する不具合を指します。よっていかにバッテリーを大切に扱うかがiPhoneの寿命をのばすことにつながります。
iPhone寿命の確認方法もあるので、効率よく今のiPhone使用状況を確認しておくとよいでしょう。バッテリーなどの状態を確認できるアプリもあるので、上手に活用してみてくださいね。
また、iPhoneの修理が必要なケースはさまざまかと思いますが、最適な修理方法を見極めることでスピーディかつ安価での対応が受けられますよ。