iPhoneのスリープ(電源)ボタンが効かない!→修理or交換できます

カチッカチッと音がしなくなったり、電源ボタンを押した感覚が無くなったりした場合は要注意。電源ボタンが呼称している可能性があります。

スリープモード(画面消灯)にならないと、ポケットに入れていてタッチパネルが反応し誤作動を起こしてしまいますので、悪化する前にご相談ください。

カチッカチッと音がしなくなったり、電源ボタン(スリープボタン)を押した感覚が無くなったり、ボタン部分が埋没してしまっていたりと、電源ボタンの故障はiPhoneごとに症状が異なります。

スリープモード(画面消灯)にならないと、自分の知らぬ間にタッチパネルが反応してしまい、誤作動の原因になってしまいます。

何かと使用する機会が多いのが電源ボタン。使用機会が多い分だけ、故障の可能性も高くなっていきます。

ボタンの接触が悪いレベルのトラブルならまだ我慢できますが、一番厄介なのはいくらボタンを押しても一切反応しなくなってしまうこと。

もし電池が切れてしまい、iPhoneを起動しようとしても、電源ボタンが動かないので起動ができなくなってしまいます。

ボタン部分は乱雑に扱うとすぐに何らかのトラブルが発生してしまいます。扱いには十分お気をつけください。

修理時間は、約60分。データもそのまま、その場でお渡し可能です。

被害が大きくなる前に、お早めの修理をオススメします。ご相談はお近くのお店へ!お気軽にお電話ください。

修理時間(参考)

約60分
※店舗により異なります。

修理費用(参考)

  • iPhone6Splus :10,000円~
  • iPhone6S :10,000円~
  • iPhone6plus :10,000円~
  • iPhone6 :10,000円~
  • iPhone5S/5C :8,000円~
  • iPhone5   :7,000円~
  • iPhone4/4S :4,000円~
  • iPhone3GS :各店舗にご確認ください。

初期症状

  • 電源ボタンが時々効かなくなる。
  • かなり強く押さないと反応しない。

こうなったら壊れる一歩手前!すぐにお問合せを!

  • 電源が落とせない、もしくは入らない。
  • 電源ボタンが埋没してしまっている。
  • 電源ボタンを押してもカチッカチッと音がしない。
  • 電源ボタンを押した感覚が感じられない。
  • 電源ボタンだけでなく、他のトラブルも一緒に発生している。

修理完了時・完了後の注意事項

  • 電源ボタンを押した際に、カチッカチッと音が出ているか、複数回チェックしましょう。
  • 連続でボタンを押し続けても、都度しっかり反応してくれるか確認しましょう。

実際のスリープ(電源)ボタンの修理の様子(iPhone6の例)

スリープ(電源)ボタンの修理手順1こちらがiPhone修理店で使用される道具です。一般的なピンセットやヘラのほか、iPhoneには特殊なネジが多く利用されているため専用のドライバーが必要となります。

スリープ(電源)ボタンの修理手順2ライトニングコネクタの両脇にある2つのネジを外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順3ネジを外すとフロントパネルとリアケースの間に僅かな隙間が出来ますのでそこにヘラを差し込んでフロントパネルを外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順4フロントパネルは開いたもののリアケースとはまだコネクタでつながった状態です。

スリープ(電源)ボタンの修理手順5バッテリーが接続されたままだとショートする可能性がありますので、2つのネジで固定されているバッテリーコネクタのカバーを外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順6そしてバッテリーのコネクタも外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順75つのネジで固定されていされているコネクタのカバーを外し、本体とフロントパネルをつないでいるコネクタの接続を解除します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順8コネクタのカバーを取り外したあとはディスプレイやフロントカメラのコネクタを外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順9これでフロントパネルとリアケースが完全に離れました。

スリープ(電源)ボタンの修理手順10続いて複数のネジでリアケースと固定されている基盤を外していきます。

スリープ(電源)ボタンの修理手順11基盤の中には1箇所だけネジ穴の中にネジ穴がある特殊なネジが使用されていますので専用のドライバーを使用します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順12基盤を固定しているネジを全て外したら電源ボタンとボリュームボタンのカバーを外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順13そして基盤を固定しているパーツも取り外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順14続いてライトニングコネクタのケーブルを外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順15アンテナケーブルも外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順16次にメインカメラのコネクタを外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順17さらに電源ボタンとボリュームボタンのコネクタも外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順18これでリアケースから基盤が取り外すことができます。

スリープ(電源)ボタンの修理手順19フロントパネルとリアケースと基盤が分離しました。

スリープ(電源)ボタンの修理手順20続いてカメラを外すのですが固定されているネジはシールで覆い隠されています。

スリープ(電源)ボタンの修理手順21シールを剥がしてカメラを固定しているネジを外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順22ネジで固定されていたカメラのカバーを外し、カメラ本体も取り外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順23カバーとネジで固定されているフラッシュも取り外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順24そしてバッテリーを取り外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順25バッテリーは2箇所のシールで固定されていますので、バッテリーの下から引っ張り出すようにシールを剥がしていきます。

スリープ(電源)ボタンの修理手順262箇所のシールを剥がすことでリアパネルからバッテリーが取り外されました。

スリープ(電源)ボタンの修理手順27続いて2つのネジで固定されている電源ボタンのカバーを外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順28次はリアケースに固定されているシールタイプの電源ケーブルを剥がしながら取り外します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順29リアケースからから電源ケーブルが取り外されましたので、新しい電源ケーブルに交換します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順30新しい電源ケーブルに交換したら、これまでの逆の手順でiPhoneを閉じていきます。

スリープ(電源)ボタンの修理手順31先ほど取り外したカメラやフラッシュを取り付けます。

スリープ(電源)ボタンの修理手順32続いて基盤をリアケースにネジで固定します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順33バッテリーは新しいシールで固定します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順34ディスプレイやフロントカメラのコネクタも再びつなぎます。

スリープ(電源)ボタンの修理手順35次にディスプレイやフロントカメラのコネクタカバーを固定します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順36バッテリーコネクタも接続しカバーで固定します。

スリープ(電源)ボタンの修理手順37以上の作業でiPhoneの内部は元の状態になりましたのでフロントパネルを閉じます。

スリープ(電源)ボタンの修理手順38そしてライトニングコネクタの両脇にある2つのネジを締めます。

スリープ(電源)ボタンの修理手順39最後に動作確認をして問題なければ電源ボタンの交換修理は完了となります。