iPhoneの保証期間を知りたい…確認する方法と保証内容もご紹介
みなさんはiPhoneを地面に落としてしまったり、水没させてしまった経験はありませんか?ある程度は頑丈につくられているiPhoneですが、ときには日常内のちょっとしたミスや事故で壊れてしまう場合があります。
画面にひびが入ってしまったり、電源が入らなくなってしまったりするととても困ってしまいますよね。しかし、新しいものを買い直そうと思っても、まだiPhone本体の支払いが完了していなかったり、本体価格が高すぎると考える方も多いのではないでしょうか。
そんなときに活用できるのがiPhoneの保証サービスです。この記事では、iPhoneの保証内容やiPhoneの保証期間の確認方法についてご紹介していきます。
iPhoneには購入時から保証期間がついている!
iPhoneは、特別に保証に加入していなかったとしても、製品購入後から1年間のハードウェア保証がついています。ハードウェア保証期間内は、本体に外見上の損傷がなく、過失による損傷がみられない自然故障と認められた場合、無償でサービスを受けられるのが特徴です。
さらに、iPhoneの保証期間中かつ故障内容が保証対象であると認められた場合は、無償で修理を依頼できたり、内容によっては本体を新品同様のものに交換してくれるケースもあります。
しかし、ハードウェア保証は水没や落下などの過失によるiPhoneの損傷には対応しておらず、修理に出す場合も保証対象外として扱われてしまうのです。
保証期間が延長!「AppleCare+」とは?
iPhoneには、製品購入後から1年間ハードウェア保証がついていますが、1年以上使用する予定の方は不安ですよね。そこでご紹介したいのが「AppleCare+」です。
どんな内容?
AppleCare+とは、iPhoneの保証サービスの1つです。iPhoneには購入した日から1年間はハードウェア保証がつきますが、AppleCare+に加入すると、iPhoneの保証期間が1年から2年へと延長されます。
さらに、1年のハードウェアでは保証対象外となってしまう、水没や落下などの過失などによるiPhoneの損傷や故障であっても、AppleCare+であれば最大2回まで保証適応料金で修理を依頼することができます。
iPhone購入後30日以降はAppleCare+に加入できない!
iPhoneを万が一修理に出す事態になったときにとても心強いAppleCare+ですが、加入できる期間が決まっています。iPhone購入から30日以降はAppleCare+には加入できなくなってしまうので、保証への加入を検討している方は早めにAppleCare+の加入手続きをしましょう。AppleCare+の加入手続きは、Apple StoreまたはAppleサポートにておこなうことができます。
保証期間はサイトで確認できる
iPhoneの保証期間は、Appleの公式サイトでiPhoneのシリアル番号を入力することによって確認することができます。すべてのiPhoneにはそれぞれ異なる番号が割り振られており、その番号により機種を識別できる仕組みになっているためです。以下で、iPhoneのシリアル番号の確認方法をご紹介します。
【iPhoneのシリアル番号の確認方法】
iPhoneの「設定」の画面から「一般」の項目を選び、「情報」を選択すると、使用中のiPhoneの情報一覧が表示されます。そのなかの「シリアル番号」の項目がiPhoneのシリアル番号です。
期間内と期間外とでは、修理にかかる費用が大きく変動するケースがあります。iPhoneの修理を検討している場合は、一度お使いのiPhoneが保証期間内かどうかの確認がおすすめです。
保証期間が過ぎてしまった…修理はできる?
iPhoneを購入してから1年経った、またはAppleCare+に加入してから2年経った後にiPhoneを損傷させてしまうと、iPhoneの保証期間は終了するため保証サービスの対象外となってしまいますが、修理自体は問題なく依頼することができます。修理をおこなう場合は以下の候補が挙げられます。
Appleの正規店舗で修理をおこなう
Appleが正規に提携しているお店での修理になります。この方法で修理をした場合、修理から90日間は自然故障に対して保証がつきますので、問題が再発した際のリスクがおさえられます。
その反面、Apple社の個人情報保護のルール上、修理を依頼する際にはiPhone内のデータを100%初期化する必要があるので、バックアップは必須です。また、保証期間が終了しているので保証非適応の修理料金になります。
直営店以外のiPhone修理店
Apple直営店以外の非正規iPhone修理店です。そのため、Appleの保証の有無に関係なく修理をおこなうことができます。ただし、この方法で修理依頼した場合、Appleの正規店舗での修理を受けることができなくなってしまうので注意が必要です。
またお店によって、修理価格や修理内容、保証内容も多種多様であるため、事前の下調べが必須です。そのかわり、修理価格をおさえられたり、即日の修理に対応していたり、データを維持したまま修理できるという可能性もあります。
自力で修理する
最近では、自力でiPhoneを修理できるツールが販売されています。非正規店舗の修理価格よりも安く修理代金を済ませられる可能性があったり、わざわざお店まで足を運ばなくても済むというメリットがあります。
ただし、この方法で修理した場合もAppleの正規店舗への修理依頼ができなくなるため、注意が必要です。また、交換用の工具や相応の知識がないと難易度が高い交換方法といえます。自分では難しいと感じた場合は、無理せず修理店に依頼しましょう。
修理を検討する際は、保証の有無やiPhoneの状況に合わせて方法を選んでみてください。
まとめ
iPhoneには1年間ハードウェア保証があり、自然故障の場合は保証してくれますが、水没や落下などの過失による損傷に関しては対応していません。そのため、万が一に備えてAppleCare+などの保証サービスに加入しておくことをおすすめします。
もしご使用のiPhoneが、保証サービスの適用期間かどうか分からない場合は、記事内で紹介したAppleの公式サイトで確認してみてください。そのほかにも、Appleの電話窓口、iPhoneを契約・購入した店舗で受け取った書類などからも確認可能ですので、iPhoneの保証期間や保証の有無を事前に把握しておきましょう。
また、保証に加入していない場合でも、直営店以外の修理店で比較的費用をおさえて修理依頼できる場合もあります。一度検討してみてください。