iPhoneのイヤホン交換は無料?交換対象などご紹介
iPhoneで音楽や動画を視聴する際や電話をする場合に、iPhoneにイヤホンをさして音を聴いている方も多いのではないでしょうか。iPhoneで音楽を聴いたり動画視聴をしたりするときにはイヤホンが欠かせないこともあると思います。
iPhoneを購入するとイヤホンが付属品としてついてきます。付属するイヤホンは、3千円程度で販売されているものです。iPhoneを購入したらイヤホンまでついてくるなんてありがたいですよね。
このイヤホンですが、故障してしまった場合は無料交換などをしてもらえるのでしょうか。ここでは、iPhoneのイヤホン交換やiPhoneのイヤホン故障事例について紹介をしていきます。
iPhoneのイヤホンによくある故障
iPhoneのイヤホン交換について紹介する前に、iPhoneのイヤホン故障事例の紹介をしていきます。普段の使い方が原因になっていることもあるので、注意しましょう。
ボタンの故障
iPhoneのイヤホンには、再生停止ボタンや音量ボタンがついています。直接画面を操作しなくても音の操作ができるようになっているのです。しかし使用していくなかで、ボタン全体が反応しなくなってしまうことや、再生はできるが音量の調整ができなくなってしまったなどの問題が生じることがあります。
音が聴こえない
イヤホンとiPhoneを接続しているのに音が聴こえなくなってしまうことがあります。この場合には、イヤホンコードに脱線しているなどの問題が起きていることが多いです。
プラグが折れる
iPhone6までの機種には、イヤホンとiPhoneを接続する部分が充電器と同じではないところにあります。このイヤホンジャックにさすイヤホンのプラグ部分は、細長い棒のようなものが飛び出ているような形になっているため、強い衝撃をあたえられることで折れてしまうこともあります。
また、イヤホンをiPhoneに接続している際にイヤホンのプラグが折れてしまうと、イヤホンジャックのなかにプラグが残されてしまう場合もあります。
イヤホンの損傷
強い衝撃によって、イヤホン本体が損傷する場合もあります。イヤホンは多くの部分がプラスチック製です。割れてしまったりヒビが入ってしまったりすることがあります。
iPhoneのイヤホンは無料交換可能
iPhoneユーザーである方は知っている方も多いと思いますが、iPhone本体は故障した場合、保証によって安く修理ができたり交換したりすることが可能です。それだけではなくじつは、この保証期間にはイヤホンが故障した場合にも交換をしてもらえる可能性があります。ここでは、iPhoneのイヤホン交換についての紹介をしていきます。
まず、Appleにはイヤホンの交換サービスがあります。交換時には壊れたイヤホンも必要になるので、サービスを利用する場合はすぐに捨ててしまわないようにしましょう。
iPhoneの購入時に付属しているイヤホンは、iPhone本体と同じ保証を受けることができるようになっています。もともとiPhoneは購入時に1年の保証期間が無料で設けられています。また、有料サービスのApple Care+に加入すれば保証期間は2年になるのです。
つまり、有料サービスに加入していなくてもiPhoneを購入してから1年はiPhoneの保証期間になるため、イヤホンも無償で交換をしてもらえます。また、Apple Care+に加入していた場合、2年はイヤホンも保証期間にあるということになります。
保証期間は公式サイトで調べよう
保証期間は自分がもっているiPhoneや、契約状況によって異なります。しかし、iPhoneを購入した際に自分が保証サービスを契約していたのかどうか忘れてしまっている方もいるのではないでしょうか。iPhoneの保証期間が終わってしまっていたら、iPhoneのイヤホン交換の無償サービスも利用できません。
さて、先ほども述べたようにiPhoneの修理の保証範囲がまだ有効になっていたら、イヤホンも保証対象になっているということになります。もしiPhoneの保証期間がわからないという方は、そのiPhoneのシリアル番号を使用してAppleのサイトで確認をすることができます。
【iPhoneシリアル番号を使用した調べ方】
①ホーム画面から「設定」を開きます
②「一般」をタップします
③「情報」をタップして下にスクロールするとシリアル番号の欄があるため、そこを長押ししてコピーをタップすればシリアル番号のコピーができます
④Appleのサイトの「保証状況とサービス期間を確認する」を開いて、コピーしたシリアル番号を入力します
⑤指示の通りに進むと自分のiPhoneの保証情報を確認できるページが表示されます
無料交換の手順、方法
自分の使用しているiPhoneが保証期間内であれば、無償で交換をおこなうことができます。iPhoneのイヤホン交換を無償でおこなえるならぜひ交換をしましょう。ここでは、iPhoneのイヤホン交換の方法を紹介していきます。
店頭で交換
壊れたイヤホンをApple Storeなどの店頭に直接もっていくと、その場で交換してくれます。近くにiPhoneの直営店がある場合は、簡単にiPhoneのイヤホン交換をおこなうことが可能です。
郵送で交換
iPhoneのイヤホン交換は、郵送でもおこなうことができます。Appleのサポートページから「iPhone」を選択して「配送修理」のページに飛びます。そうすると、「iPhoneについてどのような問題がありますか」というページが表示されるので、「修理と物理的な損傷」を選びます。
そうすると、故障の状況を選択するページが表示されるので「ヘッドフォン、ケーブル、またはアダプタの交換」を選択します。指示の通りに進んでいくとまたサポート方法を聞かれるので「配送修理」を選択します。そうしたら、自分のiPhoneのシリアル番号を入力する画面が表示されるので、入力をします。
それから規約を読んで先に進み、支払い方法などを選べば完了です。手続きが終わった数日後には新しいイヤホンが送られてきます。その際に、壊れたイヤホンを宅配業者に渡してAppleに送ってもらいます。後日Appleから壊れたイヤホンの到着メールが来て、交換完了です。
イヤホンジャック故障の場合は修理へ
イヤホンから音が聴こえない場合でも、確実にイヤホンが故障しているとは限りません。iPhoneのイヤホン交換後でも音が聴こえないという場合、iPhone本体に問題がある可能性が大きいです。
本体に問題がある場合、イヤホンジャックが原因になっていることがあります。イヤホンジャックが故障してしまうと、イヤホンから音が聴こえない、雑音が聞こえる、iPhoneがイヤホンを認識してくれないなどさまざまな症状が出ます。
イヤホンジャックが故障してしまった場合には、iPhoneを修理に出すことをおすすめします。iPhoneの修理は、Apple Storeや非正規のiPhone修理店などでおこなってもらうことができます。自分に合った修理店で修理を依頼することをおすすめします。
非正規のiPhone修理店で修理を依頼すると、安く早く修理をおこなってもらうことができますが、Appleの保証は受けることができなくなってしまうため注意が必要です。
まとめ
iPhone本体にある保証サービスは知っている方も多いとは思いますが、同じようにイヤホンも保証を受けることが可能です。無償でiPhoneのイヤホンを交換してくれるサービスもあるので、積極的に活用していくことをおすすめします。
保証期間を過ぎてしまった場合や正規店が近くにない場合などは、近くの非正規店を利用しましょう。家の近くにある場合は、受取も便利です。