iPhoneのイヤホン掃除は重要!きれいにして不具合を解消しよう
iPhoneを使用しているなかで、イヤホンを日常的に使用している方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、iPhoneのイヤホンの掃除をしている方は、少数であるように思います。
iPhoneのイヤホンに掃除は必要なのでしょうか。これは、イヤホンだけでなくイヤホンジャックにも同じことがいえます。ここでは、イヤホンやイヤホンジャックが汚れてしまう原因と予防法について紹介していきます。
目次
イヤホンやイヤホンジャックが汚れてしまう原因とは
iPhoneのイヤホン掃除をおこなわなければイヤホンが汚れてしまいます。イヤホンはいつの間にか汚れてしまっているものですが、まずはイヤホンやイヤホンジャックが汚れてしまう原因について紹介していきます。
・手垢や耳垢
イヤホンを耳につける際には手を使用しますが、手には肉眼ではわからない汚れなどが手垢となってついています。また、耳にイヤーピースを装着すれば、耳垢もついてしまうのです。
手垢も耳垢も汚れの塊で、油分を含んでいます。油分があると菌も繁殖しやすくなってしまうため、衛生的にもあまりよくないかもしれません。
・ホコリなどのゴミ
イヤホンは使用していない場合に服のなかやバックのなか、またはテーブルの上などにおいてあることが多いでしょう。飛散しているほこりなどによって、ゴミはどんどん蓄積されていきます。
垢やホコリはいつの間にか発生していることが多いです。定期的にイヤホンの状態をチェックする必要があります。
汚れをそのままにするとiPhoneに不具合がおきるかも
イヤホンやイヤホンジャックを掃除せずに汚れをそのままにしていると、iPhoneに不具合がおきてしまうなどの問題が生まれてしまうことがあります。
iPhoneとイヤホンの接触不良がおきると、イヤホンで音を聞いている際にノイズが入るようになってしまったり、イヤホンから音が聞こえなくなってしまったりしてしまいます。
不具合が起こってもiPhoneを掃除したら、元通りに使用できるようになったというケースもあるようです。そのため、定期的にイヤホンジャックの掃除とiPhoneのイヤホン掃除をおこなうことをおすすめします。
【イヤホンジャックの掃除方法】
・歯間ブラシを使う
歯の間を掃除するための歯間ブラシは、細いブラシ型になっているため、狭いイヤホンジャックの掃除をする際には非常に使いやすいです。ホコリをからめとることもできるほか、イヤホンジャック内のホコリを外に出すことができます。また、綿棒などの細いものを使用して汚れを取ることも可能です。
・接点復活剤の使用
イヤホンジャックの接触不良が気になる場合には、電子機器の通電効果や洗浄効果のある接点復活剤を使用します。細い棒などに接点復活剤をつけて、イヤホンジャック内に塗るだけで完了です。
・エアダスターを使う
PCのキーボードなど細かい部分を掃除するためのアイテムで、「エアダスター」というものがあります。エアダスターは、空気を勢いよく噴射することでホコリなどの汚れを取り除くもので、これをイヤホンジャック内に使用することで中に溜まっていたホコリなどを外に出すことができます。
【iPhoneのイヤホンの掃除方法】
・アルコール除菌
アルコールの成分が入っている除菌ウェットシートなどで、イヤホンのイヤーピースをキレイに拭き取ります。ウェットシートに汚れがつくようになるまでしっかりと拭き取るようにしましょう。
・歯間ブラシを使う
イヤホンジャック同様、イヤホンの掃除にも歯間ブラシは活用できます。イヤホンの細かい部分は歯間ブラシを使用してしっかりこすることで汚れがどんどん落ちてきます。
・綿棒を使う
イヤホンの細かい部分は、綿棒を使用しても掃除することができます。また、綿棒のみでは不十分な場合には無水エタノールを使用するときれいになります。イヤホンも電気を通す電子機器なので、水や洗剤で洗うことはやめましょう。故障の原因になります。
・つまようじを使う
小さな穴や細かいところは「つまようじ」でつつくことで汚れを外に出すことができます。しかし、つまようじはもろく折れやすいです。折れた破片などが中に侵入しないように注意しましょう。
イヤホンジャックが故障したらどうすればいい?
iPhoneのイヤホン掃除やイヤホンジャックの掃除をおこなっても不具合が直らない場合があります。イヤホンから音が聞こえない、iPhoneがイヤホンを認識してくれないときは、イヤホンジャックが故障してしまっている可能性が高いです。
イヤホンジャックが故障しているときは、iPhoneを修理に出して直してもらいましょう。iPhoneの修理は、Apple Storeや町に数多くある非正規のiPhone修理店で依頼をすることができます。Apple Storeで修理を依頼する場合には、iPhoneを店頭に持ち込む方法と郵送をする方法があり、店頭にいかなくてもiPhoneを修理に出すことができます。
Apple Storeは修理に予約が必要となり、混んでいる場合には少し待たなくてはいけないことがあります。修理費は高めですが、保証に入っていれば割引された価格で修理を依頼できるうえに純正パーツで修理をしてもらうことができます。
また、最近では非正規のiPhone修理店の数も増えてきました。非正規のiPhone修理店でiPhoneの修理を依頼してしまうとAppleの保障からは外れてしまいます。しかし予約をせずに持ち込んでも修理におうじてくれることも多いため、利用しやすいでしょう。
イヤホンやイヤホンジャックを汚さないためにできることは?
ここでは、イヤホンジャックやイヤホンを汚さないための対策について紹介します。iPhoneのイヤホン掃除をおこなうまえに、汚れないように予防しましょう。
・イヤホンは保管用のケースに入れる
外からホコリが入らないような設計になっているイヤホンや、眼鏡用のケースを使用することでイヤホンを汚れから守ることができます。また、ケースも使用していくうちに汚れていくものなので、水洗いができる素材などがおすすめです。
・耳が湿っている状態での使用は避ける
耳垢はイヤホンの汚れの大きな原因になります。イヤホンのイヤーピースによっては耳が密閉されてしまうものがあります。耳が濡れた状態で密閉されてしまうと耳垢が溜まりやすく、菌も繁殖しやすくなってしまいます。清潔に使用するためにも気をつけましょう。
・イヤホンジャック用アクセサリーの使用
イヤホンを使用しないときはイヤホンジャック用のアクセサリーで蓋をすることで、イヤホンジャック内のホコリの浸入を防ぐことができます。最近ではかわいいデザインのものも増えてきているため、おしゃれをしながら使用することが可能です。
まとめ
イヤホンやイヤホンジャックは、気づかないうちにホコリや汚れが溜まることも多いです。不具合の原因が、イヤホンやイヤホンジャックの汚れが原因の場合もあります。その場合は、iPhoneのイヤホン掃除をしたら問題が改善されることもありますのでまずは掃除をしてみることをおすすめします。
また、掃除をしてもまだiPhoneがイヤホンを認識してくれない場合やノイズがなくならない場合には、イヤホンジャックが故障している可能性があります。この場合にはiPhoneの修理に対応している修理店に修理を依頼しましょう。