iPhone5sの修理にはどんなものがある？修理内容や修理相場

みなさんはiPhone5sというモデルはご存知でしょうか。近年のiPhoneはサイズがどんどん大きくなっているのに対して、iPhone5sは4インチクラスの持ちやすいサイズとして非常に人気が高いです。

iPhone5sが発売された2年半後である2016年には、iPhone SEとして再度リメイクされるなどと、この持ちやすいサイズの人気の高さがうかがえます。

いまだにiPhone5sを愛用しているという方も多いことでしょう。しかし、長らく同じ機種を使っているとどうしても故障や不具合に悩まされると思います。

そんなiPhone5sユーザーのためにこの記事ではiPhone5sの修理内容や修理相場についてご紹介します。iPhone5sを修理してより長くiPhone5sを使い続けられるようにしましょう。

よくあるiPhone5s修理①画面割れ

iPhone5sの修理でよくあるものの1つとして挙げられるのが画面割れの修理です。ふとした拍子にiPhoneを地面に落としてしまったという方は少なくないと思います。ズボンのポケットにiPhoneを入れていたり、床に置いてたiPhoneを踏んづけたら画面が割れてしまたりという方もいるかもしれません。

iPhoneの画面割れですが大きく分けて2種類の割れ方があるのはご存知でしょうか。画面の割れ方によって修理料金も異なってくるケースがあるのです。

画面の割れ方についてお話しする前にiPhoneの画面の構造について軽くご紹介します。iPhoneの画面は上からガラス部分と液晶画面部分で構成されており、それぞれの部品が独立している構造になっているのです。そして、液晶画面部分はタッチパネルの役割も担っています。

【画面割れの種類】

・ガラス割れ
表面のガラス部分だけが割れているが、液晶部分は無事な状態です。みなさんは「iPhoneは画面割れしていても継続して利用ができる」という話を聞いたことはあるでしょうか。これは表面のガラス部分だけが割れている状態で起こる現象なのです。割れているのが表面のガラスだけなのでタッチは反応してくれますし、多少見づらくはなりますが画面も問題なく映ってくれます。

修理するときも、表面のガラス部分だけの交換で済むこともあり比較的軽度な被害といえます。しかし、軽度とはいえどガラス割れを放置していくとケガやさらなる故障につながる恐れがあるので早めに修理をしましょう。

・液晶割れ
表面のガラス部分だけでなく、奥の液晶部分まで割れている状態です。この画面割れを引き起こしてしまうとタッチパネルが反応しなくなったり、画面が映らなくなったりします。

液晶まで割れてしまうとガラスと液晶を丸ごと交換する必要があるため、比較的重度な画面割れといえます。日常のiPhone使用にも支障がでるためすぐにでも修理をすることをおすすめします。

【iPhone5sの画面割れ修理の相場】

軽度の画面割れの場合は4千円前後、重度の画面割れの場合は5～6千円ぐらいが修理の相場です。軽度の画面割れの場合は若干修理料金が安くなる傾向があります。

しかし、表面のガラスが割れているだけに見えて実は液晶にもダメージが入っており、全部交換する必要があると判断されることがないともいえません。修理をする前にお店の人に修理料金を確認しましょう。

よくあるiPhone5s修理②バッテリー交換

iPhone5sの修理に多いものとしてもう1つ挙げられるものがあります。それはバッテリー交換修理です。

iPhoneを長く使っているとバッテリーの持ちが悪くなったということは多くの方が経験したと思います。また、iPhoneのバッテリーが膨らんでしまい画面の横側に隙間ができてしまったというケースもあるでしょう。

バッテリーの持ちが悪くなったり、膨張を引き起こし始めたりしたらバッテリーの寿命である可能性が高いです。バッテリーが寿命の場合はiPhone内のバッテリーを直接抜き出して新しいものに交換することになります。

バッテリーの交換は4～5千円が修理の相場です。とくにバッテリーの膨張をした場合はすみやかにバッテリー交換しましょう。バッテリーの膨張を放置すると最悪バッテリーが発火したり爆発したりする恐れがあり大変危険です。

ほかにもある！iPhone5sの修理

画面割れやバッテリー交換以外にもさまざまなiPhone5sの修理があります。この章ではiPhone5sのよくある故障や修理の相場についてご紹介します。iPhoneの修理を検討される方は参考にしてみてください。

【ホームボタン故障】
症状
・ボタンを押してもホーム画面に戻れない
・ボタンを押してもマルチタスクが起動できない
・押したボタンが陥没する
・ボタンを押した際に異音がする
相場：5~6千円

【イヤホンジャック故障】
症状
・イヤホンジャックにイヤホンを指しても音が流れない
・イヤホンジャックに何も刺していないのに、イヤホンモードが解除されずスピーカーから音が流れない
相場：5千円前後

【スピーカー故障】
症状
・スピーカーから音が流れない
・スピーカーの音にノイズが混じる
相場：5~6千円

【カメラ故障】
症状
・写真にゴミや傷が映り込む
・カメラアプリが起動しない
・ピントが合わない
相場：5~6千円

【電源ボタン故障】
症状
・ボタンを押してもスリープ状態にできない
・ボタンを押しても電源がきれない
相場：6千円前後

【音量ボタン故障】
症状
・ボタンを押しても音量調整ができない
相場：5~6千円

【充電コネクター故障】
症状
・充電コードを刺しても充電ができない
・充電コードを刺すとiPhoneのバイブレーションが止まらなくなる
相場：5~6千円

iPhone5sの修理は依頼するのがおすすめ

iPhone5sは自分で修理する方法があるのはご存知でしょうか。近年ではiPhoneを自分で修理する人が増えてきています。iPhoneを自分で修理するためのキットなども販売されており、自分で修理をするハードルは徐々に下がってきています。

しかし、iPhone5sの修理は自分でやるより修理店に依頼することをおすすめします。ハードルが下がってきたとはいえ、iPhoneを自分で修理するのは決して簡単なことではありません。修理の仕方が悪いと故障が直るどころか、さらなる故障を引き起こしかねません。

また、iPhone5sは発売してからすでに5年も経っており修理価格もそこまで高くはないです。そのため非正規修理店でiPhone5sの修理をおこなうのと、自分で修理キットなどを購入して修理するのとでは、修理にかかる費用もそこまで差がつかなくなってきています。

同じ費用で修理をおこなうのであれば、iPhoneのプロに修理を任せた方がお得かもしれません。

非正規修理店は全国各自に点在しており、店舗ごとに運営方針や修理価格、サービス内容がそれぞれ異なります。そのため、いったいどの修理店を選べばいいのかと迷ってしまうのではないでしょうか。この章では修理店を選ぶ際のポイントについてご紹介します。修理店選びでお悩みの方の参考になれば幸いです

故障個所をしっかり聞いてくれるか

iPhoneを修理する際は、iPhoneを分解する前にある程度故障個所のあたりをつけておいた方が修理もスムーズに進みます。不具合の内容によっては修理せずに問題を解決してくれるケースもありえます。

逆に、故障個所や不具合内容をあまり聞かずにとりあえずiPhoneを分解しようとする場合は注意しましょう。

説明がしっかりしているか

どこがどう壊れていて、どのような修理をして修理料金がどうなるかをしっかりと説明してくれているかの確認は必須です。説明をうやむやにする修理店は信用できない場合があるので注意してください。

表示されている修理料金と提示される修理料金に差異はないか

修理店のホームページや店内のポップの修理料金と、実際に提示される料金とで差がないかをしっかり確認しましょう。

修理店によっては、修理の手数料と修理の料金とで別々に設定されているケースもあるので注意が必要です。修理前に、お店の人に確認を取ってみてください。

口コミを見る

お店の口コミは重要な情報源です。修理料金などを確認するついでに確認しておきましょう。

まとめ

iPhoneが発売されはじめたのは2013年の秋頃です。登場してから5年以上も経っているのにもかかわらず、今のiPhoneにはないその程よい大きさから根強いファンが多く存在しています。

しかし、5年以上も経つとやはりさまざまな場所にガタがき始めてしまいます。バッテリーが劣化したり、ボタンが反応しなくなったりしてしまうのは仕方のないことです。そんなiPhone5sでも修理をしてあげればまだまだ使うことができます。

iPhone5sの不具合でお悩みの方はぜひともiPhone修理店に依頼しましょう。iPhone5sを修理して末永く使ってあげてください。