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iPhoneの電源入らない……データ復旧のために今すぐすべきこと

「iPhoneの電源が入らなくなった」「リンゴループが終わらない」「iPhoneの画面が触ってないのに勝手に動く」という経験はあるでしょうか。
これらの症状はお風呂や海での水没、落下、容量がいっぱいのまま使い続けてしまった、などが原因となって、iPhoneの使用を不可能にします。
それでもバックアップさえ取っていれば、別の端末に買い替えさえすれば元のようには使えるのですが、
万が一、最新のバックアップをとっていなかった場合、
思い出の写真や動画、恋人や友人とのLINEの記録、やり込んだゲームのセーブデータ、全てがなくなってしまうのです!
・・・考えただけでも恐ろしいですね。

不慮の事態からデータを守るためにはデータのバックアップを定期的にとっておきましょう!
しかし、バックアップを取っていなかったのにも関わらずiPhoneが使えなくなってしまった場合もまだ諦めないでください!
もしかしたら、iPhoneの電源が入らなくてもデータの復旧はおこなえるかもしれません。
この記事では、iPhoneの電源が入らない場合のデータ復元復旧方法についてご紹介します。

iPhoneの電源が入らない!データ復旧の前に確認を

バックアップを取っていないのに、iPhoneの電源が入らないと、データの復旧はできるのだろうかと不安になってしまうかもしれません。しかし一旦落ち着いて、本当にiPhoneが故障して電源が入らない状態になっているのか確認しましょう。

バッテリーが空になっていないか

iPhoneのバッテリーを使いきっていると、電源が入りません。しばらくiPhoneに充電コードをさしておきましょう。充電をしていたはずにもかかわらず、バッテリーが空になっている場合は、充電コードの断線や、充電アダプターがしっかりささっているかなどを確認しましょう。

液晶が映っていないだけではないか

実は、iPhoneの電源自体は入っているが液晶がついていないだけという故障のパターンがあります。iPhoneに電話をかけたりメッセージを送ったりして、音やバイブレーションが反応するかどうか試してみましょう。

もしも、音やバイブレーションに反応がある場合は、iPhoneの電源自体は問題なく入っています。この状態であればiTunesなどでバックアップを取ることが可能です。

電源ボタンの故障ではないか

電源ボタンが故障していて、電源が入れられないケースが考えられます。そのような場合は、充電コードをiPhoneにさすと、自動的に起動する可能性があるため試してみましょう。

強制再起動は試してみたか

強制再起動の操作をし、電源が入るかどうか試しましょう。強制再起動の方法は、iPhoneのモデルごとに異なるため次の手順を参考にしてみてください。

【iPhone 6以前】
ホームボタンと電源ボタンを同時に長押し

【iPhone 7】
音量を下げるボタンと電源ボタンを同時に長押し

【iPhone 8】
音量ボタンを上げる⇒下げるの順で1回ずつ押した後に、電源ボタンを長押し

【iPhone X 11 12】
電源ボタン片方の音量ボタンを長押し

 iPhoneの電源入らない……データ復旧のために今すぐすべきこと

iPhoneの電源が入らないときのデータ復旧方法

iPhoneの電源が入らないときのデータ復旧方法は、大きく分けて2種類あります。

リカバリーモード

リカバリーモードとは、iTunesを用いてiPhoneのシステムエラーを解消したり、工場出荷前状態にできるモードです。iPhoneの電源が入らない原因が、システムの不具合やiOSのアップデートミスによるものの場合は、リカバリーモードを使うことによって解消できる可能性があります。リカバリーモードを利用した、iPhoneの復旧方法は次のとおりです。

①iTunesを起動し、パソコンとiPhoneをライトニングケーブルで接続させる
②パソコンにiPhoneを接続した状態でモデルごとの強制再起動操作をおこなう
③iTunes側で「アップデートまたは復元を必要としているiPhone”(iPhone名)”に問題があります。」と表示されたら「アップデート」を選択する

「アップデート」をおこなう場合は、データをリセットせずにiPhoneの復旧をおこなえます。「アップデート」が機能しない場合は「復元」をおこなう必要があります。しかし、「復元」をおこなうと、iPhone内のデータはリセットされてしまうのです。データを復旧させたいという場合はおすすめできません。

データ復旧ソフトを使う

近年では、サードパーティ製のデータ復旧ソフトが配信されています。基本的に、パソコンとiPhoneを接続した状態で、ソフトからデータ復旧の操作をおこなうという形です。Apple正規のソフトではないため、利用は自己責任になります。
故障個所を特定して修理を行うわけではないため、成功確率は高いとは言えません。

データ復旧サービスに依頼する

復旧ソフトで取り出せるのは、あくまで軽度の論理故障の場合のみです。
基板自体が物理的なダメージを受けていたり、故障が重度の場合には専門技術でのデータ復旧の必要があります。
(※取り出したいデータが重要な場合ははじめからこちらを利用することをおすすめします)

iPhoneが壊れる前兆がある?

iPhoneが突然壊れて電源が入らなくなるケースがあります。しかし、たいていの場合は壊れる前兆というものがあります。iPhoneの動作が重くなったり、フリーズが頻発したり、正常に動作しなくなりはじめたら危険信号です。

もしものときのためのバックアップは取っておこう

iPhoneの電源が入らない際のデータ復旧は、決して容易なことではありません。携帯キャリアや非正規修理店のデータ復旧サービスでも、データの復旧が成功しないこともあるのです。そのため、iPhone内の画像や連絡先などの大切なデータを消失から守るためにも、普段からバックアップを取っておきましょう。

 iPhoneの電源入らない……データ復旧のために今すぐすべきこと

まとめ

iPhoneの電源が入らない場合はデータ復旧を試みましょう。自分でおこなえるデータ復旧は、リカバリーモードやデータ復旧ソフトを利用する方法です。

自分でiPhoneのデータ復旧をおこなうのが難しいという場合は、携帯キャリアや非正規iPhone修理店のデータ復旧サービスを利用することをおすすめします。

しかし、それらのデータ復旧サービスを利用しても100%データの復旧が成功するというわけではありません。そのため、大事なiPhone内のデータを守るために常にデータバックアップを取りましょう。

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