iPhoneをApple-Careを使い修理してみよう!
iPhoneを修理する際に気になるのが修理価格と保証の有無ですよね。iPhoneにはApple CareというAppleが正規に提供している保証サービスがあります。一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんなApple Careは2種類あるのはご存知でしたでしょうか。実はそれぞれ保証してくれる内容や修理価格も異なってくるのです。
この記事では、Apple Careの種類や確認方法、故障したiPhoneをApple Careを使い修理する際の料金などをご紹介します。
目次
iPhoneが故障したらAppleCareの修理保証を確認しよう
iPhoneの正規の保証には2種類あります。それはApple CareとApple Care+です。名前こそ似ている2つの保証ですが内容は大きく異なります。
【Apple Care】
・Apple製品を購入してきた際に必ずついてくる1年間の無料保証
・加入手続きは不要
・自然故障のみが対象。過失による故障は対象外
【Apple Care+】
・2年間の有料保証
・iPhone購入から30日までに加入手続きをする必要がある
・過失による故障も対象
iPhoneをApple Careを使い修理する場合は、自分のiPhoneが保証に加入しているかどうかと保証期限内かの2点を確認しましょう。iPhoneの保証状況の確認方法は次のとおりです。
①保証状況を確認したいiPhoneの「シリアル番号」を調べる
【シリアル番号の確認方法】
・iPhoneの本体情報から確認する(iPhone5以降)
・SIMトレーを確認する(iPhone3G~4s)
・iPhoneの背面を確認する(iPhone初代)
・iPhoneの箱を確認する(全モデル)
②Apple公式サイト内の「保証状況の確認」に「シリアル番号」を入力する
③保証状況とサポート期間が表示される
AppleCareを修理のとき使えるのは正規店のみ
iPhoneが故障してしまったら、故障の度合いにもよりますが多くの場合はiPhoneを修理に持っていくと思います。せっかくApple Careに加入しているなら保証を活用して修理を受けたいことでしょう。しかし、Apple Careで修理をする場合に注意する点があります。
Apple CareはAppleが公式に定めた正規修理店でしか利用できません。正規修理店に分類される店舗は次のとおりです。
【Apple Store】
2018年の時点では国内に9か所だけある店舗です。修理だけでなくApple製品の販売やサポートも担っています。
【正規サービスプロバイダ】
各地にあるAppleが正規修理店と認定した修理店舗です。正規サービスプロバイダに該当する店舗は次のとおりです。
・一部のヤマダデンキ、カメラのキタムラ
・ごく一部の携帯キャリア(修理対象は契約中のキャリアのみ)
・クイックガレージ
お近くの電気店や携帯キャリアショップが正規サービスプロバイダかどうかは、お店のホームページやApple公式ホームページの店舗検索などで知ることができます。
また、Apple Care+を利用してiPhoneの修理をする場合は修理回数に制限がある点にも留意しましょう。過失による故障を修理するときは2回までは保証適用価格でiPhoneの修理をおこなえます。しかし、3回目以降は過失による故障は保証が適応されないので注意が必要です。
AppleCareで修理するときの値段相場
iPhoneを修理する際に、Apple Careが適用されるとお得に修理を受けることができます。iPhoneをApple Careで修理する場合の値段は次のとおりです。
【Apple Care適応時】
・画面修理 一律3,400円
・バッテリー交換 0円
※画面以外の修理が必要な場合は追加料金あり
※自然故障のみが対象
【Apple Care+加入時】
・修理内容、モデル問わずに一律1万1,800円
・バッテリー交換 0円
【Apple Care+未加入時】
・画面割れ 1万5千~4万円
・その他の故障 3万~7万円
・バッテリー交換 6千~9千円
※修理するモデルにより異なります
AppleCareに加入していなかったときの選択肢
Apple Careに加入していれば、保証を活用して修理をするのがベストです。しかし、保証に加入していなかったり保証期限が切れてしまったりというケースもあると思います。Apple Careで修理ができない場合はどうすればいいのでしょうか
【非正規店舗で修理する】
Appleの保証サービスが適応されない場合、正規修理店での修理はどうしても割高になってしまいます。そんなときにおすすめの場所が非正規修理店です。
非正規修理店はAppleの保証に加入していなくても安価でiPhoneの修理できます。また、修理にかかる時間が短い傾向があるので時間があまりないという方にもおすすめです。
店舗により修理料金や修理後の保証が異なるので、修理に持ち込むまえに確認しましょう。また、非正規店でiPhoneの修理をおこなうと正規修理サービスを受けられなくなることがあるので留意する必要があります。
【自分で修理する】
近年では修理店ではなく、自分でiPhoneを修理する方が増えてきています。自分でiPhoneを修理するメリットはいくつかあります。いちいち修理店に足を運ぶための時間を作る必要もないですし、修理にかかるコストを削減しやすいという点です。
iPhoneを修理するための工具や交換する部品は自前で用意しなければなりません。しかし、修理キットセットを販売しているところもあるため自分でiPhoneの修理をするハードルは下がりつつあります。
たしかに、自分でiPhoneを修理できれば楽な面もありますがあまりおすすめはできません。iPhoneはデリケートな機器なため、気軽に分解すると故障してしまう危険性があります。また、iPhoneを分解すると不正改造とみなされてしまうため正規の修理サービスを受けられなくなります。
手先の器用さやiPhoneの構造の知識なども求められるので自信のない方は無理せずに修理店へ依頼をしましょう。
非正規店に修理を依頼するにせよ自分でiPhoneの修理をするにせよ、データが消えてしまうリスクは避けきれません。万が一の事態に備えて修理前にデータのバックアップを取りましょう。
まとめ
iPhoneを使っていて、一度は画面を割ってしまったり水没させてしまったりという経験をした方は多いのではないでしょうか。また、普通に使っていたはずなのに故障してしまったというケースもあるでしょう。そんな不慮の事故の際に役立つのがiPhoneの保証サービスです。
iPhoneの保証にはApple CareとApple Care+の2種類があります。それぞれ保証内容が大きく異なるため、Apple Careで修理をおこないたいという場合は内容をしっかり確認しましょう。
Appleの正規の保証が利用できない場合は、非正規修理店でiPhoneの修理をするのも1つの手です。自分のiPhoneの保証状況に合わせて修理店を選んでみてください。