iPodが同期できない!接続できない原因や対処法まとめ
iPodとは、2001年よりAppleから発売されている音楽プレイヤーのシリーズです。大容量の音楽を小型の機器に入れて持ち運べてどこでも音楽を楽しめます。そのため、音楽好きにはとても便利な電子機器といえます。
そんなiPodですがiTunesと同期して、音楽をiPod内に入れないと音楽プレイヤーとしての役割を果たせません。しかし、ときたまiPodがiTunesと同期できなくなり、音楽をiPodに入れられなくなってしまうことがあります。
聞きたい音楽をiPodで聞くこともできなくなってしまうため、こういった不具合は一刻も早く解決したいものです。この記事では、iPodが同期できない原因や対処法についてご紹介します。
iPodを同期する手順を確認しよう
iPodが同期できない原因に迫る前に、まずはiPodの同期が正しくできているかを確認してみましょう。
準備するもの
・パソコン
・最新バージョンのiTunes
・ライトニングケーブル
同期の手順
①iPodとパソコンをライトニングケーブルで接続させる
②iTunesを立ち上げる
③iTunes上に表示される、iPodのアイコンを選択する
④「ミュージック」を選択する
⑤「ミュージック(音楽)を同期」にチェックを入れる
⑥iPodに入れたい曲に合わせて「ミュージックライブラリ全体」「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル」のどちらかを選択する
⑦iTunesの下部にある「適用」を選択する
上記の手順でiPodを同期できない場合、まずは原因を突き止める必要があります。iPodが同期できない原因については、次の章でお話していきます。
iTunesがiPodを認識しない場合の対処法
iPodをiTunesに接続しても、iPodが同期されずに先に進めない場合は、次の点を確認してみてください。
・ケーブルの破損、接触不良はないか
ケーブルが断線していたり、端子に汚れがついていたりしないか確認してみましょう。サードパーティ製のケーブルを使用している場合は、Apple純正のケーブルを使っても、同様の症状が発生するか確認してみてください。
また、ケーブルの差込口にほこりなどが詰まっていて、接触不良が起きていないかも確認してみてください。ほこりなどが詰まっている場合は、綿棒などで掃除しましょう。
・iTunesやPC自体は最新の状態か
iTunesのバージョンが最新でないと、正常にiPodが同期できないケースがあります。同期を開始する前に、iTunesのバージョンを確認しましょう。
OSのバージョンがあまりに低いと、iTunesの動作が保証されていないことがあるため、OSのバージョンが最新でない場合は注意が必要です。
また、セキュリティソフトが原因でiTunesが正常に動作しないケースがあるそうです。セキュリティソフトを最新のバージョンにアップデートしたり、設定を見直したりしましょう。
iPod側に問題がある場合の対処法
iPodが同期できないのは、iPod側に問題があるケースも考えられます。iPod側に問題がある場合、まずは再起動を試みてみましょう。システムの不具合が原因で、iPodの同期ができていないという場合は、これで解消する可能性があります。
再起動をおこなっても、iPodが同期できないという場合は、強制再起動も試してみてください。この章では、モデルごとの強制再起動方法についてご紹介するため、参考にしてみてください。
iPod touch
電源ボタンとホームボタンを同時に長押し
iPod nano
・第5世代以前
ロック解除状態で、MENUとセンターボタンを同時に長押し
・第6世代
電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に長押し
・第7世代
電源ボタンとホームボタンを同時に長押し
iPod shuffle
電源スイッチで電源を切り、しばらく待ったあとに再度電源を入れなおす
iPod classic
ロック解除状態で、MENUとセンターボタンを同時に長押し
iPod mini
ロック解除状態で、MENUとセンターボタンを同時に長押し
どれを試しても解決しなければiPodに故障が原因かも
対象法を試してみても、iPodが同期できない状態が解消しない場合やそもそも原因が不明瞭な場合は、iPodが故障しているおそれがあります。iPodが故障している場合は、修理店に相談してみましょう。
iPodを修理できる場所は大きく分けて2種類あります。それぞれ特徴が異なるため、自分の状況に適したほうを選んでみてください。
Apple正規修理店
Apple Storeや正規サービスプロバイダです。Apple認定の正規店であるため、Appleの保証サービスが利用できます。保証が利用できればお得に修理がおこなえるため、iPodの保証に加入している場合は、正規店がおすすめです。
しかし、ご利用中のiPodのモデルによっては、正規店での修理ができないケースがあります。Appleでは、基本的に製造中止から5年以上経過した製品のサポートを終了しているのです。下記のモデルは、現時点(2019年2月時点)では、国内でのサポートが終了しているため注意しましょう。
・iPod(全モデル)
・iPod mini(第1世代)
・iPod shuffle(第1~第3世代)
・iPod nano(第2~第5世代)
・iPod touch(第1~第3世代)
サポートが終了している製品の詳細については、Apple公式ホームページ内の「ビンテージ製品とオブソリート製品」のページを確認してみてください。
非正規iPhone修理店
Appleサポートが終了しているiPodは、正規店での修理ができません。では、サポート終了したiPodが故障した場合は、どうすればいいのでしょうか。そういう場合は、非正規iPhone修理店に相談してみましょう。
非正規iPhone修理店には、iPadやiPodなどの修理を受け付けているケースもあるのです。なかには、Appleサポートが終了したiPodの修理を受け付けている店舗もあるため、ぜひ探してみてください。
iPodが修理できるかどうかは、店舗によって大きく異なります。そのため、非正規修理店でiPodを修理する場合は、必ず電話などで事前に問い合わせをしましょう。
まとめ
iPodが同期できないのには、いくつかの原因が考えられます。ケーブルが接触不良を起こしていたり、iTunesのバージョンが低かったりしないかなどの点を確認しましょう。また、iPod側のシステムに問題がある場合もあるので、再起動や強制再起動を試してみてください。
対処法を試してみても、一向にiPodを同期できない症状が改善しない場合は、修理店に相談してみるのも1つの手です。修理店でiPodを修理する場合は、iPodのモデルをしっかり確認しましょう。
モデルによっては、正規店での修理ができない場合があるため、非正規店の利用を視野に入れる必要があるからです。iPodをiTunesと同期できるように復活させて、好きな音楽を持ち歩きましょう。