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iPhoneの充電が遅い!根本的な原因から少しでも早くする方法まで解説

iPhoneの充電が遅いと、とても不便ですよね。寝る前にきちんと充電したつもりだったのに、翌朝iPhoneの充電が0%……というトラブルも起こります。

このような、iPhoneの充電に関するトラブルにはどのように対処したらよいのでしょうか。今回は、iPhoneの充電が遅いときに役立つ解決方法についてご紹介しています。

iPhoneを再起動すれば直ることも

iPhoneの充電が遅い原因には、消費電力が多いアプリが起動していることが原因であることが考えられます。充電をしている最中にアプリに電力を使われてしまったら、充電をしていてもバッテリーがたまるには時間がかかります。

また、iPhoneのソフトウェアがバグを起こしていることが原因で、充電がたまらないこともあります。充電残量の表示が誤表示されており、本来はきちんと電力がたまっているのにも関わらず、充電残量が少ないとこちら側が誤解してしまうケースもあるのです。

これらのような場合にアプリを強制終了したりソフトウェア上のバグを解決するには、本体の再起動が効果的です。

再起動の方法はとても簡単で、電源を消してから再び電源を入れなおすだけです。しかし、不具合の状況によっては、電源ボタンを押してもiPhoneの電源が落ちなかったり、不具合が解決しない場合があります。このような場合、強制再起動を試してみましょう。強制再起動は、画面がフリーズしてしまったときなどにもよく用いられるiPhoneの不具合解決方法です。

手順は機種によって異なります。1つずつご紹介していきましょう。

・iPhone6以下の機種……ホームボタンと電源ボタンを同時に長押し
・iPhone7……音量(小)ボタンと電源ボタンを同時押し
・iPhone8以降の機種……音量(小)ボタン→音量(大)ボタン→電源ボタンの順に押す(電源ボタンは長押し)

強制再起動は奥の手なので、必ず、通常の再起動を試しても症状が改善しなかった場合のみおこなうようにしましょう。

ライトニングケーブルが原因かもしれない

iPhoneの充電が遅い原因としてほかに可能性があるのは、充電器の不具合です。ここでは、充電器にどのような不具合が考えられるのかについてご紹介しましょう。

・意外と気が付かないケーブルの断線
充電ケーブルのほとんどがビニール製のカバーで覆われているため、ケーブルの断線は意外と気が付きにくいものです。充電器のケーブルが断線していれば、どんなにその他を工夫しても、充電はうまくいきません。

手でケーブルを触って、断線していないかの確認をすることが有効です。しかし、それでもケーブルの断線を見つけられない場合があります。不安な場合は、ケーブルを別のものに交換して充電してみることが一番早い確認方法でしょう。

・USBから充電している
パソコンのUSBからiPhoneを充電している方は多いのではないでしょうか。便利なのでついつい使ってしまいがちですが、USBからの充電はコンセントからの充電に比べると非常に充電速度が遅くなるので、充電速度を早くしたいのなら、控えたほうがよいでしょう。

・ライトニングケーブルの端子にゴミがたまっている
充電ケーブルの端子の先には穴があいています。じつは、この穴の部分にゴミがたまることが非常に多いのです。ゴミがたまっていると接触不良を起こし充電の妨げとなるだけでなく、発火の原因にもなるため危険です。一度、端子を確認してゴミがたまっているかどうかをチェックしてみましょう。

もし、ゴミがたまっていたら、つまようじなどの先の細いもので端子を傷つけないようにゴミを取り除いてください。

・ライトニングケーブルの性能が悪い
価格が安すぎる充電ケーブルであったり、性能が悪いケーブルを使っていると、充電速度が遅くなる場合があります。純正のケーブルや品質のよいケーブルに変えるのがおすすめです。品質のよい充電ケーブルはどうやって見極めればいいのでしょうか。

じつは、充電ケーブルにはMFi認証というものがあり、この認証が付いているケーブルを選ぶことが1つの目安になります。MFi認証とは、Appleが品質を認めたケーブルだけに与えられる認証です。MFi認証の有無を参考にライトニングケーブルを選んでみてはいかがでしょうか。

そのほか充電時間を少しでも減らす方法

iPhoneの充電が遅い原因を解決するほかにも、充電時間を減らす工夫をすることができます。ここでは、充電時間を短くする工夫をご紹介しましょう。すべて簡単なことなので、ぜひお試しください。

充電速度をあげるためには、充電中の消費電力を少しでも抑えることが肝心です。水を抜きながらお風呂を入れる場合と、お風呂の栓をしながら水を入れる場合、圧倒的にたまりやすいのは後者のほうですよね。この原理と同じです。

①充電中にiPhoneの電源を落とす
充電している間も、電源が付いていれば電力を消費します。電源を切ったうえで充電することで消費電力をおさえ、充電時間を短くすることが可能です。

②画面の明るさを落とす
充電中に電源を落とし、iPhoneの操作がまったくできないのは不便と感じるで方もいるでしょう。電源を落とさずに消費電力を少し下げる簡単な方法に、画面の明るさを最低にする方法があります。

画面が明るければ明るいほど消費電力は大きくなるので、充電中にほとんど操作をしないのであれば、画面の明るさは最低限で問題はないでしょう。

③低電力モードにする
低電力モードを使用中には、メールの自動更新やSiri、アプリの自動ダウンロードなどが停止されるので、その分消費電力を抑えることが可能です。

緊急性の高いアプリの自動更新やメールはあまり来ないという方は、充電中だけ低電力モードにしておく方法が非常におすすめです。

iPhoneを復元してみよう

ここまで紹介した方法を試しても改善ができない場合の最終手段が、iPhoneの復元です。iPhoneの復元とは、一度初期化することを示します。データのバックアップを取ったうえで、iPhoneを初期化してすべてのデータをなくしてみましょう。

iPhoneの復元の手順は以下の通りです。

①iPhoneの設定アプリを開く
②一般の項目を選択
③「リセット」を選択し、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ

初期化のあとに、iPhoneの充電が遅い不具合が解決しているかどうかを確認します。もう一度充電をしてみて、充電速度の確認をおこなってみてください。

iPhoneの復元には、原因のわからない不具合を解決する効果があるといわれています。しかし、データをいったんすべて失ってしまったり、それを対策するためにバックアップを取るなど時間がかかる作業になります。iPhoneの復元は最終手段と考えておきましょう。

修理に出すしかないこともある

iPhoneの復元をしても直らない場合は、自力で解決することが難しいところに問題がある場合が多いです。iPhoneの充電が遅い症状は、バッテリーの劣化のサインであったり、iPhone本体に大きな故障があるサインである場合があります。iPhoneが使えなくなってしまうぎりぎりまで放置するのではなく、早めに修理に出すことがとても大切です。

修理は、Apple Storeのほか、非正規のiPhone修理店に依頼することができます。Apple Storeに持っていく場合、部品修理ではなく本体を丸ごと交換することが多いです。
非正規のiPhone修理店では部品交換をしてもらえますが、その後Appleの正規の保証やサービスを受けられなくなる可能性があります。

どちらに修理を依頼するにしても、修理前には必ずデータのバックアップを取ることがとても重要です。バックアップの方法はiTunesとiCloudを使う方法の2種類があります。自身に最適な方法をお試しください。

まとめ

iPhoneの充電が遅い原因には、充電器の問題だけではなく、ソフトウェアの不具合など意外なところにも原因があることがわかりました。iPhoneの不具合を解決するには、解決方法が簡単なものから順に試していき、何が原因かをきちんと突き止めることが効果的です。まずは、再起動や充電器を変えるという簡単な取り組みから始めてみてはいかがでしょうか。

しかし、この記事で紹介している対処法のすべてを試しても症状が改善しない場合は、潔く修理に出すことが大切です。修理業者に原因を突き止めてもらいましょう。

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