iphone修理の優良店舗を現在地の近くで探す

iPhoneの充電速度が遅い!原因や対処法についてまとめました

「最近、iPhoneの充電が遅いので困っている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。じつは、iPhoneの充電が遅い原因は、バッテリーの劣化だけではなく、充電環境が充電のスピードに大きく影響しています。

そこで、今回は、iPhoneの充電が遅くなっている原因の解説からその対処法までご紹介しています。コラムの最後には、充電スピードを上げるための方法や、バッテリーの劣化を防ぐちょっとした工夫も紹介しています。

iPhoneを使いつづける以上、バッテリーを長持ちさせる方法をしっかりと確認しておきましょう!

iPhoneの充電が遅くなる原因は何?

iPhoneの充電が遅い原因は、何なのでしょうか。じつは、「バッテリーの劣化」のほかにも充電が遅くなってしまう原因があります。ここでは、充電が遅くなる原因を1つずつ説明していきましょう。

①USBから充電している場合
さっそく思わぬ落とし穴かもしれません。じつは、iPhoneはコンセントから充電するよりもパソコンからUSB端子を使って充電しているときのほうが、圧倒的に充電速度が遅いのです。パソコンで作業をしながら、充電したい場合や、携帯式バッテリーから充電する状況では、「はやく充電が終わってほしい!」という気持ちが強くなりますよね。

しかし、残念ながらUSB端子や携帯式バッテリーから充電するほうが、充電速度が遅くなってしまいます。もし、普段の充電をコンセントからおこなっていない場合には、充電が遅い原因の1つかもしれませんよ。

②ケーブルが格安の場合
充電の速さを決めるものは、コンセントだけではありません。コンセントとiPhoneをつなぐケーブルの良し悪しも充電の速さに大きく影響します。

じつは、ケーブルには「MFi認証」と呼ばれるAppleが認めた製品につけられる認証があります。一般的に、この認証がついている充電ケーブルでは、iPhoneの純正のケーブルとほぼ同等の充電速度で充電できるといわれているのです。

一方で、MFi認証がついていない安いケーブルでは、1回あたりにケーブルを流れる電流の量が少なかったり、iPhoneとケーブルの接続が不安定になったりとうまく充電できないことがあります。

ケーブルを変えるだけで、充電速度がアップすることがあるのです。MFi認証を頼りにしながら、新しいケーブル選びをするといいでしょう。

③充電している部屋の温度が寒すぎるもしくは暑すぎる
とくに、寒すぎる部屋での充電は速度を遅くする原因となります。

冬寒い部屋でiPhoneの充電をおこなったときと、その後で暖房の効いた部屋で充電をおこなったときでは、充電の速さが全然違うといわれています。寒い部屋で3時間充電をしても1%もたまらなかったものが、温かい部屋ではわずか30分で充電がたまることもあるのです。

この例からわかるように、充電速度と室温は関係があります。

一方で、暑すぎる環境でiPhoneの充電をおこなうと、バッテリーが膨張し故障の原因にもなります。充電時の温度管理には十分に気を付けましょう。

④充電中にアプリが作動している
充電しながら、iPhoneを操作したり、なにかのアプリが作動中だったりすると、充電速度が遅くなります。理由は、アプリを作動するときも電池を使っているので、何もアプリが作動していない時よりも充電速度が遅くなるのです。

遅いと思ったらどうするべき?対処法とは

iPhoneの充電速度が遅いのを解決するには、どうすればいいのでしょう。ケーブルが格安のものを使っている場合には、Apple純正のものに変えたり、高速充電用のケーブルに変えてみることをおすすめします。

さらに、USBからではなくコンセントから充電をすることで、一回に流れる電流の量を高めることは重要なことです。

また、iPhoneの本体の不具合の可能性もあります。その時には、再起動をしてみるのもおすすめです。方法は簡単で、電源を消してから再びつけるだけです。

また、再起動を実施しても直らない場合には、アップデートか初期化をすることが最後の手となります。アップデートも初期化も、必ずバックアップをとってからおこないましょう。これでも直らない場合には、自力で直すことはできないので、修理に出すしかありません。

遅いどころか充電できない!原因とその対処法

なかには「iPhoneの充電が遅いどころか、いつまで経っても充電されない!」ということもあるようです。ここでは、その原因と対処法を紹介します。

iPhoneの充電ができない原因は大きく分けて3つあります。

①充電ケーブルが断線している
見た目からはわからなくても、ケーブルの内部で断線を起こしていることもあります。iPhone本体やバッテリーが原因なのか、ケーブルが原因なのかをはっきりさせるために、同じケーブルで別のiPhoneを充電して試してみるのもよいでしょう。

②ケーブルの先端かiPhoneの差込口が汚れている
ケーブルの先端や差込口にゴミがたまっていると接触不良を起こし、充電がうまくいかないことがあります。そのような場合には、一度充電ケーブルの先端と差込口の両方をきれいに掃除してみましょう。

差込口や端子の内部に溜まっているゴミを取り除くには、つまようじがおすすめです。端子に傷をつけないように、優しい力でゴミをかき出しましょう。端子や差込口の外に付着しているものは、ティッシュで拭き取れば大丈夫です。

③iPhone本体かバッテリーが故障している
iPhone本体が故障している場合には、iPhoneを丸ごと交換するか修理に出してみて直すしかありません。バッテリーが故障している場合には、交換で直る可能性があります。

バッテリーが劣化しているかどうかを修理に出す前にチェックする方法があります。バッテリーは、劣化をすると1回のフル充電で充電できる電力の量が減っていきます。この量のことを、バッテリーの最大容量と言いますが、iPhoneの設定アプリから今、使用しているiPhoneのバッテリー最大容量を確認することができるのです。

バッテリーの項目を選択すると、「バッテリーの状態(ベータ)」が出てきます。そこに、バッテリー最大容量(?%)というように表示されています。100%を最大としたときに、この%が低くなればなるほど、バッテリーが劣化していることを示します。

もし、充電の減りが早いと感じたら、一度チェックしてみてください。バッテリー最大容量が少なくなっている場合には、バッテリーを新しいものに交換することで解決できることが多いです。

このiPhoneのバッテリー診断機能はiPhone6以降の機種が対象となっています。iPhone6以前の機種については、バッテリー診断アプリやAppleサポートからバッテリーを診断してもらうことができますよ。

これで安心!おすすめのウイルス対策ソフト

試す価値あり!充電スピードを上げる方法

iPhoneの充電速度が遅いと感じたら、試してみるといい裏ワザをご紹介します!

例えば、充電中に「電源を切る」ことや「機内モード」に設定する方法があります。これは、充電中にアプリが作動したり、iPhoneが電波をキャッチするために電力を使うことを防ぐ狙いがあります。

使いながら充電するのではなく、電気を一切使わない状態で充電した方が充電速度は格段にあがります。バッテリーを疲弊させないという意味でも効果的な方法ですね。

ただし、「充電中もiPhoneを操作したい」と思う人は多くいるかと思います。そこで、効果的なのが「低電力モード」の活用です。

低電力モードとは、消費電力を抑えるために、一部の機能をカットする設定です。たとえば、メールの受け取りが自動で受け取れない、バックグラウンドでのアプリ起動ができなくなる、アプリのダウンロードがストップするなどの制限があります。

充電中だけでもこのように機能制限をして消費電力を抑えることで、効率的に充電ができるようになりますよ。設定アプリのバッテリーという項目から「低電力モード」のスイッチを緑色に変えることで簡単にできます。

また、バッテリーの劣化を防ぐよう日頃から心がけることも大切です。「フル充電が完了したのに、充電器に差しっぱなしにしている」これは、バッテリーの劣化を招く行為なのです。

充電が満タンになってもなお、、充電器を差しっぱなしにすることはよくあることだと思います。充電は100%になっているし、電気の供給はストップしているように見えますよね。

しかし、じつは充電が100%の状態でも、充電ケーブルをさしていれば、電力はiPhoneに供給され続けているのです。

バッテリーは消耗品なので、充電ができる回数にも上限があります。意図せず、充電のサイクルを何回も繰り返すことで、本来よりもバッテリーの充電回数を無駄遣いしていることになり、バッテリーの劣化の原因となります。。

必ず充電が100%になったらiPhoneからケーブルを外すように心がけましょう。

まとめ

今回は、iPhoneの充電が遅い原因とその対処法についてお伝えしました。充電が遅い原因には、コンセントから充電しているかどうかや性能の良い充電ケーブルを使っているかなどが重要です。

また、iPhoneのバッテリーの劣化を防ぐためには、むやみやたらに充電をしないことやバッテリーの温度管理が大切です。充電中には電力の消費を抑えるなどのちょっとした心がけで充電スピードが速くなります。

バッテリーを長持ちさせ、充電速度を保つには、日々の積み重ねが大切です。ひとつひとつの工夫は小さなものばかりですが、地道に継続してみると、効果が実感できると思いますよ。

また、バッテリー診断をおこなったり、充電環境を改善しても、変化が見られなかった場合には、iOSなどのシステムに問題があるかもしれません。この場合は、修理に出して原因究明をしてもらいましょう。

【全国版】iPhone救急車厳選!日本全国おすすめiPhone修理業者