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定期的なiPhoneのクリーニングで故障を防止しよう!その方法

スピーカーの音割れやイヤホンがうまく使えないなどのiPhoneの不具合は、iPhoneが汚すぎていることが原因かもしれません。

そして、このような不具合を防ぐためには、iPhoneの掃除が必要です。しかし、iPhoneの掃除と聞くと、画面を拭くことなどを想像する方が多いのではないでしょうか。じつは、それだけではダメなのです。

iPhoneには、見えないところにたくさんの汚れがつまっています。今回は、その汚れをきれいにするiPhoneのクリーニング方法についてお伝えします。

iPhoneのクリーニングは不具合防止の効果が

iPhoneの掃除と聞くと、衛生面のためだけにおこなうものと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、衛生面だけではなくiPhoneのクリーニングは機能面での不具合をも解決する力を持っているのです。

じつは、iPhoneの主要部分である、ドックコネクタ、イヤホンジャック、各種ボタン、スピーカーなどを汚れたまま放置していると、機能面に大きな悪影響を及ぼすおそれがあるのです。iPhoneをクリーニングすることで、発生するトラブルとはどんなものでしょうか。

・電話の音が聞こえづらい
スピーカー部分にホコリがたまっていると、音声が聞き取りにくくなります。

・電話時にノイズが入ってしまう
集音マイクがホコリでふさがってしまうと、電話時に話した音声が、相手にノイズが入った状態で聞こえてしまうことがあります。

・充電がうまくできない
ドックコネクタ部分は、非常にホコリがたまりやすい場所です。ホコリがたまることで、充電ケーブルを奥まで差し込むことができず、充電がうまくいかないことがあります。

・各種ボタンが反応しづらい
音量ボタンや電源ボタン、ホームボタンの隙間は汚れがたまりやすい場所です。ボタンが押しにくくなったり、ボタンを押しても反応が鈍い場合は、隙間にたまったホコリが原因であることがあります。

・イヤホンが奥まで刺さらない
イヤホンジャックがある機種ではジャック部分にホコリがたまり、イヤホンが奥まで刺さらなくなってしまうことがあります。そうなると音楽がきちんと聞こえないことがあるのです。

自分でもできる!iPhoneのクリーニング方法

iPhoneのクリーニングを自分でする方法についてご紹介しましょう。

【用意するもの】

・先が細い綿棒
ドックコネクタやイヤホンジャックなど、iPhoneの穴を掃除するときに使用します。

・メガネ拭きなどの柔らかい布
ティッシュペーパーなどの繊維が出てしまう布を使うと、画面が傷つく原因となるのでおすすめしません。メガネ拭きなどの柔らかく繊維が出ない布に少し水をつけて掃除しましょう。

・乾いた歯ブラシ
どうしても汚れが取りにくい溝などは、乾いた歯ブラシを使うことで汚れが取れることがあります。

なお、iPhoneの公式サイトでは、エアダスターやスプレー式の液体クリーナーを使わないように注意しています。コーディングがはがれてしまう原因になることがあるとのことです。

【掃除する前に】

掃除する前に、必ず「電源を切る」ようにしてください。掃除中はボタンを長押ししたり、繊細な部品を掃除していくことになります。電源がついたまま掃除をしてしまうと故障の原因になるおそれがあるので、必ず電源を切りましょう。

【掃除方法】

ここからは、各部分の掃除方法を説明していきます。

・スピーカー
歯ブラシを使って汚れをかき出していきます。本体に傷をつけないように、あまり力を入れすぎないようにしましょう。

また、イヤースピーカーは、メッシュがホコリの受け皿になっています。メッシュにたまったホコリを綿棒で取り除いていきましょう。

・集音マイク
サイドフレームにある小さい穴が、集音マイクです。集音マイクの穴は非常に小さいため、少しでもホコリがつまってしまうと、集音に支障が出てしまうことがあります。これも歯ブラシを使ってホコリを取り除いてください。

・ホームボタン、サイドボタンなど
ホームボタンは、特にホコリがたまりやすい部分です。ホームボタンを押しながら、周りにたまったホコリをかき出していきましょう。サイドボタンも同様です。

・ドックコネクタ
綿棒で入口付近の大きなホコリは取り除きましょう。ドックコネクタは、ホコリがたまると奥につまる上に、ホコリが大きくなりやすいです。周りの端子を傷つけないようにつまようじなどを使ってそっとホコリを取り出すのも1つの手です。

iPhoneの内部は修理屋に依頼しよう

長年iPhoneを使用していると、iPhoneの汚れは外側だけではなく内側にもたまってきてしまいます。

たとえば、iPhoneのフレーム周りやホームボタン部品の内側などは外側からは見ることができないけど、特に汚れがたまってしまう部分です。このようなiPhone内部のクリーニングは、修理屋に依頼するのが一番です。

理由は、iPhoneの解体を自分でおこなうことは難しいからです。iPhoneのクリーニングをしようとして、解体作業中に大切な部品を紛失してしまったり、接続する配線や部品の位置を間違えると故障の原因となってしまうからです。

iPhoneのクリーニングを受け付けている業者をあらかじめ調べた上で、依頼することをおすすめします。

本体だけでなく中身も定期クリーニング

iPhoneのクリーニングは本体だけではなく、中身に入っているデータを整理することも大切です。中身に入っているデータが大きくなりすぎると、バッテリーの消耗やバックアップ、アップデートの失敗につながる恐れがあります。

頻繁に見ることはないけど、保存しておきたい思い出のつまった動画や写真などは、PCなどに移してiPhone本体からは消去しましょう。

また、アプリもインストールしているだけで大きな容量を使っているものがあります。設定アプリの一般を選択し、使用状況の項目から各アプリの容量使用状況を見ることができます。もしも、全く使っていないのにたくさんの容量を使ってしまっているアプリがあればアンインストールすることをおすすめします。

このように、iPhoneの中身のデータも定期的にクリーニングすることで、iPhoneを長く快適に使うことができるのです。

まとめ

今回は、iPhoneのクリーニングについてお伝えしてきました。iPhoneに汚れがたまっていると、スピーカーの音割れなど思いもしない不具合を引き起こすおそれがあるので、定期的に掃除をしましょう。そして部品の形に合わせて道具を変えることが大切です。

しかし、iPhone内部の掃除は解体が伴うためどうしても個人でおこなうことはできません。そんなときは、クリーニング作業ができるiPhone修理屋に頼んでみることをおすすめします。修理屋はiPhoneの解体にも慣れているため、安心して任せることができます。

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