iPhoneの画面浮きは修理に出そう！修理できる場所について！
iPhoneを利用していて、画面が浮いて横に隙間がでたり、ハマグリのような状態になったりしてお困りでしょうか。画面が浮いてしまうとタッチの反応が悪くなったり、液晶が映らなくなったりするため、大変不便です。
また、画面が浮いた状態を放置しているとiPhone内部にホコリなどが入り込み、さらなる故障の要因となりかねません。一刻も早く修理に出しましょう。
この記事では、iPhone画面の浮きを修理してくれる場所や修理までの流れなどについてご紹介します。iPhoneの画面が浮いてしまい、修理を検討している方はぜひとも参考にしてみてください。
iPhoneの画面浮きを修理してくれる場所
iPhoneの画面浮きは修理店に相談しましょう。しかし、一口にiPhoneの修理店といっても、さまざまな種類があるため、どこで修理すればいいか悩んでしまうかもしれません。この章では、iPhoneを修理できるお店についてご紹介するため、修理店選びの参考にしてみてください。
正規店と非正規店
iPhoneを修理できる場所は、大きく分けて正規店と非正規店の2種類があります。
正規店とは、Apple Storeや正規サービスプロバイダのことです。Appleの保証サービスが利用できるため、Apple Careまたは、Apple Care+などに加入している場合は、お得な料金でiPhoneを修理できます。
正規店でiPhoneを修理する場合は、データのリセットが必須なため、事前にデータのバックアップを取りましょう。
非正規店では、Appleの保証サービスを利用できませんが、比較的安価な料金でiPhoneを修理してもらえます。修理の際にデータリセットを必要としない店舗が多いのも特徴の1つです。修理料金や交換に使われる部品の品質、修理後保証の有無、データリセットの有無は店舗ごとに異なるため、修理前に確認しましょう。
非正規店でiPhoneを修理する場合は、正規の修理サービスを受けられなくなるケースがあるため注意が必要です。
結局どっちがいいの？
どちらの修理店もそれぞれメリットデメリットが分かれるため、どちらの店舗を選ぶのが正解か分からないという方がいるかもしれません。
Apple Care+に加入している場合は、正規店の利用をおすすめします。非正規店では、Appleの保証サービスが利用できないため、せっかく保証料金を払っているのであれば、それを利用しない手はありません。
逆に、保証に加入していない場合やデータのリセットをされるのが困るという場合は、非正規店がおすすめです。このように、修理店はAppleの保証やバックアップの有無で選ぶのがいいでしょう。
iPhoneの画面浮きを修理に出すときの流れ
iPhoneを修理に出す場合は、修理に出す店舗により修理の流れが異なります。iPhoneの画面浮きの修理をおこなう場合は、利用する店舗に適した手順で修理をおこないましょう。
正規店
正規店でiPhoneを修理する場合は、基本的にデータリセットがおこなわれるため、まずはバックアップを取りましょう。データのバックアップを取り終えたら、次に修理の予約をしましょう。修理予約の手順は、次のとおりです。
①Appleサポート公式ページの「Appleサポートへのお問い合わせ」にアクセスする
②「何についてのサポートをご希望ですか」と表示されたら「iPhone」を選択する
③「修理と物理的な損傷」を選択する
④「該当するトピックがない」を選択して、iPhoneの画面が浮くといった不具合の詳細を書き込み「続ける」を選択する
⑤「持ち込み修理」を選択する
⑥Apple IDとパスワードを入力する
⑦「場所の検索」をおこなう
⑧修理店舗を選択する
⑨予約できる日時が表示されるので選択する
⑩日時を選択したら予約完了
修理の予約が完了したら、予約日時にiPhoneを直接持ち込めばOKです。基本的に予約が必須ですが、店舗によっては、予約なしでも修理対応してくれるケースはあります。
しかし、基本的には予約した人が優先なため、なかなか対応してもらえないことが多いです。時間があるときに予約をした上で修理に持っていきましょう。
修理の内容にもよりますが、iPhoneの修理に数日かかるケースもあるようです。その場で修理が完了しない場合は後日、修理が完了したiPhoneを受け取りにいく必要があります。
非正規店
非正規店は、基本的に予約不要でiPhoneの修理を受け付けています。しかし、休日などは混雑していることも考えられるために、事前に電話などで確認しておくと修理がスムーズに進むかもしれません。
画面が使えないときにバックアップを取る方法
正規店でiPhoneを修理する場合は、バックアップを取っておかないとデータが消えてしまいます。非正規店であれば、データのリセットなしで修理を受け付けていることが多いため、一見バックアップが不要に見えます。しかし、iPhoneを修理している際にデータが消えてしまうリスクがあるので、可能な限りデータのバックアップを取るのが好ましいです。
iPhoneのバックアップは、iCloudを使うのがお手軽です。しかし、iPhoneの画面が浮き、タッチパネルが使えない状態になることがあります。このような場合は、画面操作が必要なiCloudバックアップの実行が困難です。
この章では、画面が使えない場合でも実行できるiTunesバックアップについてご紹介します。iPhoneの画面浮き修理の前にバックアップを取りたいという方は、参考にしてみてください。
①iPhoneとパソコンをライトニングケーブルで接続させる
②iTunesを開く
③iTunes上に、iPhoneのアイコンが表示されたら選択し、「概要」を表示させる
④「今すぐバックアップ」を選択する
二度とiPhoneの画面浮きを起こさないために
せっかくiPhoneの画面浮きを修理しても、iPhoneの使い方によっては再発してしまうおそれがあります。正しいiPhoneの使い方をして、iPhoneの画面浮きを防ぎましょう。
なんで画面浮きが発生するの？
そもそも、なぜiPhoneの画面が浮くかご存じでしょうか。iPhoneの画面が浮くのは、iPhone内部のバッテリーが膨張して、画面を内側から持ち上げてしまうのが原因です。
iPhoneのバッテリーには、リチウムイオンバッテリーというものが採用されています。このバッテリーは、小さいサイズでも電気を貯め込める量がとても多いのです。そのため、iPhoneだけでなく、デジカメや携帯ゲーム機、ノートパソコンなどにも採用されています。
しかし、リチウムイオンバッテリーは高温に弱いという欠点を持ち合わせているのです。高温の状態が長く続くと、内部の物質が劣化してガスが生じることがあります。このガスがバッテリー膨張の原因です。
バッテリーが膨張すると画面が浮くだけでなく、発火や爆発などの危険性があるため、一刻も早く修理店でバッテリーの交換をおこないましょう。
バッテリーの膨張を避けるには？
バッテリーの膨張を避けることは、iPhoneの画面浮きを避けることにもつながります。バッテリーの膨張を避けるためには、バッテリーを高温化させないiPhoneの使い方を意識する必要があります。バッテリーの高温化を防ぐため、以下の点に気をつけましょう。
・充電しながらのiPhone使用は避ける
・過充電に気をつける
・充電をする場合は、なるべく純正の充電器を使用する
・iPhoneを使っていないときは、スリープモードにしたり電源を切ったりする
・iPhoneを高温の場所に放置しない
・高負荷アプリの長時間利用に注意する
・iPhoneが熱くなってきたら電源を切って、冷めるまで放置する
・iPhoneケースの通気性を意識する
・低電力モードを活用したり、設定を変更したりして消費電力を抑える
まとめ
iPhoneの画面浮きは、バッテリーの膨張によって引き起こされます。この状態を放置しているとさらなる故障を引き起こしたり、iPhoneがまともに使えなくなったり、最悪発火を引き起こすおそれあるのです。iPhoneの画面浮きは、修理店に相談しましょう。
iPhoneの修理店には、正規店と非正規店があります。Appleの保証に入っているかどうかやiPhone内のデータがリセットされても大丈夫かどうか、などの点から修理店を選びましょう。
バッテリーが高温化し負荷がかかると、膨張して画面浮きの原因になりかねません。バッテリーに負荷がかからないようなiPhoneの使い方を心掛けて、画面浮きを防ぎましょう。
